協立電機(株)【東証スタンダード上場】

私の所属する技術開発部では、お客様のご要望をお聞きし、世の中に存在しない、いわゆる”一品もの”の設計、提案を行っております。では開発は一度きりで終わってしまうのかというとそうではなく、多くの開発品はお客様のご好評をいただきリピート生産につながっていきます。
単に技術だけを知っているだけでは仕事は成立しません。確実に利益を生み出すために先を見据えてコストを算出したり、製品の品質の担保するためにドキュメントを揃えたり出荷検査を行ったり等、多角的なスキルが必要です。これら実業務のかたわら、弊社唯一の技術部門として最新技術（機械学習やIoT等）を用いたデモンストレーションを通じたスキルアップも盛んに行っております。

わからないことがあれば、先輩社員が丁寧に教えてくれるところです。現在入社3年目である私は、仕事をこなしていく上でまだ自分だけで判断のつかないことも多く、積極的に上司に疑問点を尋ねるようにしております。どんな質問にも真摯に答えてもらえるので、効率的に仕事上のマナー、常識が身に付きますし、丁寧に指導されていることを通して、自身のこれからの成長を期待する上司からの眼差しが感じられ、仕事のモチベーションが向上します。他に当社の好きな点として、年に1回行われる恒例の社内行事（秋祭りや社員旅行等）の充実が挙げられます。職場とはガラリと変わった雰囲気のもと社員の方々と交流できる場が設けられていることは大きな魅力です。

お客様の立場にたって、いかに良い製品仕様を考えるかどうか取り組むことにやりがいを感じます。新しい技術に触れるにつけその進歩に驚かされることが多々ありますが、技術は目的ではなく手段と考えることを忘れてはなりません。ひょっとすると技術自体の習得より、お客様の漠然とした要求仕様を具体的な仕様に落とし込む方がエンジニアにとって大仕事と言ってもよいかもしれません。自分がこの製品を使う立場だとしたら、こうした方が使いやすいのではないか、など常にお客様の立場に立って考えることにとてもやりがいを感じます。

私の地元であるということ、そして幅広い技術に取り組んでいるということです。私は大学で工学部に所属しており、技術で世の中の役立ちたいという漠然とした考えを持っていました。そんな中、Uターン就職をしたいという思いで業界研究をしていたところ、協立電機に出会いました。当社は一つの技術に特化せず幅広い技術を手掛けており、世の中の目まぐるしい需要の変化に対応できる企業です。加えて、当社のホームグラウンドであるFA(Factory Automation)分野は人口減少が確実視されている日本において今後更に発展していくであろうことから協立電機に将来性を見出し、入社を決意しました。

現状は上司の指導のもとでプロジェクトの一員として案件にかかわることが多く、お客様と直接対面でお話しすることはほとんどありません。入社して2年以上経ちますが、技術的知識やコミュニケーション能力等、先輩方に指摘をされることは依然として多く、学ぶことの多い日々を送っています。一刻も早くリーダーシップをとってお客様の課題を解決に導けるような、一人前の技術者になりたいと思います。