(株)AVANTIA【東証スタンダード上場】

大学に進学し、サッカーまでさせてもらった両親の夢が、一軒家を持つことであり、それを叶えてあげられる仕事に就きたいと思っていました。私はもともと家を見るのが好きで、その中でも街中で見かけるたびに“いいな”と思っていたのが当社の物件だったため、入社を決めました。

現在は分譲住宅の販売を担当しており、主に平日は集客活動を行い、土日にお客様を販売中の物件やモデルルームにご案内しています。そしてご契約をいただいたら、銀行との住宅ローンに関する打ち合わせの段取りを決めたり、“ここに窓を付けたい”など、お客様のご要望を設計や施工管理に伝え、お引き渡しまでのサポートをしていきます。集客に関しては、ポスティングしたチラシやホームページによる反響営業を中心に、テレアポなど、何を重視するかは個々の営業に任されています。私は自分から積極的にアプローチをしていくタイプ。まずはお客様に住まいに関するアンケートにお答えいただき、その上で予算内でどうすれば一番幸せになれるかを考え、提案していくようにしています。その結果として、ご契約いただけた時の達成感は格別です。1年目の夏頃に初めて受注した際に、お客様から「新人なのにエネルギッシュだね」と言っていただいたのが、これまでで一番の思い出です。

しかし、その後はなかなか結果が出ず、先輩に相談したところ、「自分の意見を言いすぎているのでは」とアドバイスをもらいました。確かに、それまでの私は物件の魅力などを伝えるのに精一杯で、お客様の視点に立っていたとは言えませんでした。そこで考え方を改め、以降は聞き手に徹したところ、成績も上昇。新人賞を受賞することができました。今では不調な時は、“やった分だけ返ってくる”と自分に言い聞かせ、つらいことからも逃げないようにしています。

まだまだ先輩の力を借りてはいますが、宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーの資格も取り、任される仕事も増えてきました。今後は1人で完結できる力を身に付けることが目標です。そして、いつかは両親にマイホームをプレゼントしたいと思っています。
（松原さん）

私は二級建築士の資格を活かし、インテリアコーディネートから始め、いずれは設計をしたいと考えていました。当社での面接の際にその考えを伝えたところ、「インテリアコーディネートもできる設計士はまだ少ないから、期待しているよ」と言ってもらい、ここなら自分らしい働き方ができると入社を決めました。実際、1年目はインテリアコーディネーターとして、資料作成などの先輩のサポート業務や、打ち合わせの同行などから始め、設計に移ったのは2年目の半ばでした。法律をもとに、採光や換気などのプランニングをしていくことが難しかったですが、マニュアルを活用したり、先輩が丁寧に教えてくれたりと、1から学ぶには最適な環境だと思いました。

現在は木造の分譲住宅の意匠・構造・設備の設計に携わっています。基本的には敷地の場所や形状、予算をもとにプランニングを行い、社内でプレゼンテーション。OKが出れば図面作成へと進みます。月に2～4件くらいの物件を同時進行させていきます。条件面を満たすデザインはもちろん、生活しやすい動線なども併せて考え、自分が住むことを想像することが大切なので、インテリアコーディネーターの経験は、大いに役立っています。また、設計の部署に4名いる同期たちも良き相談相手になってくれ、とても助かっています。

仕事のやりがいは、やはり完成した物件を見た時に尽きます。設計を任されるようになって半年が経った頃、同期と一緒に6棟の物件を担当したことがあります。街並みに合わせて外壁の色なども工夫し、完成後は社内からの評判も上々。結果的に早い段階で完売し、とても嬉しかったのを覚えています。

そんな私も2023年からは主任になり、後輩指導も任される立場になりました。私自身が先輩にしてもらったように、優しく、たとえ失敗しても、それを次の糧にしてもらえるよう指導しています。私自身も、施工も含めた全体の工程を考えつつ、仕事を進めることができるようになったので、成長を感じています。今後の目標は、大きな区画の物件を手がけ、外構や植栽などにもこだわった設計をすることです。そして社内のデザインコンテストでの入賞をめざしています。
（梅村さん）

私は、もともと施工管理をめざしていました。その中でも事業エリアを拡大させていくなどの将来性に惹かれ、当社への入社を決めました。配属後は上司に付いて現場を回り、職人さんとの接し方や専門用語、仕事の流れなどを学んでいきました。わからないことがあればすぐに質問をし、ノートにまとめるなどの工夫をしていました。上司のサポートも手厚く、文系出身の人でもチャレンジできる環境だと思います。もちろん建物の構造や形状についてなど、学生時代の学びが役に立つ面も多々ありました。

2年目を迎えた今は、上司の指示のもと職人さんや資材の手配を始め、地盤改良から完成に至るまでの、現場の品質・工程・予算・安全・環境の管理全般を任されています。私は分譲住宅を中心に、名古屋の天白区、緑区、瑞穂区、半田市、常滑市などのエリアを担当。工期は3～4ヶ月程度のものが大半で、多い時には8棟ほどを掛け持ちで管理しています。仕事をする上で心がけているのは、職人さんとのコミュニケーション。1つとして同じ現場がない中で、職人さんがやりやすいよう、環境を整えていくことも私たちの大切な役割です。職人さんは、私の父やそれ以上の年齢の方が多いものの、みなさん気さくで、新人の頃は多くのことを教わりましたし、今では世間話もできるようになりました。

私が思う施工管理の腕の見せどころは、常に安全面を意識しつつ、いかにスムーズに現場を回していくかです。自ら行う検査も正確に行い、竣工まで持っていくのが理想の姿ですね。一方、仕事のやりがいは、自分が建てた家が、永く形として残っていくことです。分譲住宅の場合は、施主様と接する機会は少ないものの、それでもお引き渡し前の「完成立ち合い」の際に感想をお聞きすることもありますし、私はまだ経験がないですが、1つの町のような、広い敷地の複数物件を手がけた時の充実度も大きいだろうなと期待しています。チームワークで進めるモノづくりという仕事を通じて、協調性も身に付きました。今後もできる限り、職人さんの要望を聞き、それに合った現場づくりをしていきたいと考えています。
（岩田さん）