三岐鉄道(株)

総務課では会社全体をサポートする業務を担っています。株式及び株主総会、役員会に関する庶務やサポートをはじめ、建物・備品・文書の管理、社内報の編集、資材の購入、社有地テナントの管理等々、また、他部署に属さない事柄を含めると非常に広範囲にわたり業務が及んでいます。

私は鉄道資材の購入を担当していますが、資材をいかに適切な価格で調達するか、関連部署の方々や良き先輩方にアドバイスを頂きながら、知識を深め、取引先との交渉を進めています。値段交渉にあたっては、交渉の結果がわかり易い形で現れます。世の中の情勢的に値上がり傾向にある価格ですが、購入先との協力の上、納得のいく価格にて契約が行えた際にはやりがいを感じます。

「生まれ育った地域に貢献できる仕事」をキーワードに就職活動を行っていた所、高校・大学と通学で利用していた三岐鉄道が頭に浮かびました。私が電車を利用していた当時は、廃線の危機にあった北勢線を三岐鉄道にて事業継承する事が決まり、再生・存続に向けて様々な取り組みが実施されている所でした。電車内でのイベントや、駅設備が更新されていく様子を見ている中で、三岐鉄道は何か地元にワクワクする事をやってるなという印象を持っていました。そんな印象を持っていた三岐鉄道でなら、地元に貢献できると感じ、私自身イベント企画してみたいと思い入社を決めました。

三岐鉄道には、最新・最先端の物はありません。むしろ、歴史のある設備が多く、歴史的にも重要性を評価された橋や、全国的にも珍しい線路幅の狭いナローゲージが採用されている北勢線、硬券を利用した乗車券販売を現在でも行っています。また、中にはこういった希少性から維持管理が大変な物もあります。当社では見た目にも古いこういった物やサービスを大切に整備し、営業を行っています。お客様の中には、こういった物に興味を持っていただき、応援してくださる方も数多くいらっしゃいます。三岐鉄道にしかない魅力を発信し、今後も地域に貢献できればと考えています。皆さんのご応募お待ちしています。