最終更新日:2024/11/19

英進館(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 教育
  • 商社(教育関連)
  • サービス(その他)

基本情報

本社
福岡県
残り採用予定人数
7

取材情報

採用活動について伝えたい

「選ぶ」側から、「選び・選ばれる」側へ。「人を育てる」新・採用活動をスタート!

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人事部・採用チームが語る、『英進館』の新境地。

活躍の舞台は多彩!教育へ情熱を注ぎ、全国難関校への高い合格実績と業界知名度を誇る総合学習塾『英進館』。その飛躍の源泉となる採用活動について採用チームの2名に話を聞いた。

(写真右から)
人事部 阿部 今日子(2016年入社)
人事部 寺村 拓海(2022年入社)

「自立した社会人の育成」に取り組む『英進館』の想い!

「職種は違っても『英進館』の社員は全員が教育事業従事者。その誇りと使命感が、採用活動や人材育成においても一人ひとりに寄り添い抜く姿勢につながっていると思います」
「この仕事の魅力は、子どもたちのよりよい未来の一助となり、成果をダイレクトに実感できること。合否だけでは測れない、成長の軌跡を支え見守るやりがいはひとしおです」
「採用活動で大切にしているのは、当社側と学生側“双方”の納得感。実際、新・採用選考とWメンター制度の導入以降、確かな手応えを感じています」

「自立した社会人の育成」を目指し、よりよい未来へと導く採用プログラム。

採用選考は、企業側が「学生を選ぶ」立場に立つのが一般的です。かくいう当社も従来はその通りで、「選ばれなかった」学生に時間的・体力的・精神的な負担をかけ、また「選んだ」学生にとっても十分に納得感の得られる結果になっていなかったかもしれません。そこで当社では去る23年度の新卒採用から、企業側・学生側の双方がともに「選び・選ばれる」立場となる新・採用選考をスタート。「自立した社会人の育成」を掲げる企業として、「選考結果に関わらず、納得感を持って次のステップにつなげる」採用活動に取り組んでいます。

最大の特長のひとつは、当社の選考基準をありのままに学生側に開示していること。説明会でも当社の長所・短所を取り繕うことなくお話しするのはもちろん、「チームプレーができるかどうか」や「粘り強さ」、「明るさ」、「ポジティブさ」など細かな評価項目もすべてオープン。学生自身が「自分の強みを生かせる企業か」「求める働き方を実現できるか」をあらかじめ精査できる仕組みを整えました。その上で選考に進んでくれた学生に対しては、一人ひとりにリクルーターを配置し、選考の流れや評価ポイントをさらに子細に説明。これにより、当社が一方的に「欲しい学生を見極める」のではなく、学生側も真の企業理解を深めながら十分な納得感をもって企業選びに臨めるようになったと考えています。もちろん、その過程で学生側から辞退者が出る可能性も十分にありますが、マッチングの精度が高まった結果であるならば、それも有意義なこと。

そして選考後は、採用・不採用の判定に関わらず、選考に進んだ全員に評価項目に沿った点数評価とフィードバックを書面で通知。一般的な採用選考では、合否判定のみを通知するのが通例ですが、当社がここまでするのは、その結果を新たな自己理解に生かし、さらなる飛躍の舞台を見つける助けにしてほしいとの想いから。それを受けて「結果は残念だったけれど、この経験・結果を今後に生かしたい」とメッセージを送ってくれたり、リクルーターのサポートに対し感謝の言葉をかけてくれたりする学生も多く、私たちも新・採用選考の意義を感じているところです。今後も教育事業に携わる者としての誇りと使命をもって、「自立した社会人の育成」に結実するプログラムをブラッシュアップし続けたいと考えています。

教える、見守る、支える、繋ぐ―。教壇・教場・本部を舞台に活躍する7職種。

■『英進館』の活躍の舞台は全部で7職種

まずイメージしやすいのは、教壇に立ち集団授業を行なう「学習指導スタッフ」でしょう。『英進館』には、小中学生への科目指導を行なう「教師職」と、年長~小学3年生の幼児特性をふまえたカリキュラムを実践する「花まる学習会 低学年スタッフ」の2職種があります。「教師職」は1科目専任での授業・学習指導を実施。保護者面談やご家庭への連絡など担任業務も行ないます。「花まる学習会 低学年スタッフ」は子どもたちに学ぶ楽しさを伝えるのが最大の使命で、夏休みや冬休み中は自然体験合宿の企画・引率もします。どちらも型通りの指導法ではなく、「子どもたちをこう導いてあげたい」という自分の想いを存分に発揮しながら、高い自由度のもとで授業を構成できるのが大きな魅力のひとつ。

他方、子どもたちの学びを授業以外の多様な観点からサポートするのが「運営スタッフ」。「東進衛星予備校」では映像授業を受講する高校生を、「個別指導」では個別指導プログラムに参画する小中高校生を対象とし、個々の個性や成長進度に応じて効果的な学習プログラムを設計。直接勉強を教えるわけではなく、子どもたちを取り巻く環境・状況を俯瞰しながら、その成長のプロセスをマネジメントする重要なポジション。生徒はもちろん、保護者から相談を受けることも多く、親身に寄り添うことで人の助けになれる大きなやりがいを実感できます。

また、授業料の算定や請求書の発行など各教場の総務・経理的な業務を担う傍ら、新規生や受講内容の変更を希望する生徒、その保護者らの相談窓口となり、各職員の勤務状況の管理までカバーするのが「受付スタッフ」。各教場内の生徒・保護者と職員を繋ぐハブのような役どころで、「影の教室長」とリスペクトされる存在です。

そして、本部から各教場を支えているのが「教材作成スタッフ」と「社内SE」。「教材作成スタッフ」は『英進館』のオリジナルテキストや模試作成が主要な業務で、各校の入試傾向を把握した上で各教師職と連携して問題を検討・作成。優れた教材研究力で、『英進館』が誇る高い合格実績の影の立役者となっています。また、当社で扱うデジタルツールやデータ管理を一手に担う「社内SE」は、各教場で使用する電子機器・システムの管理・運用、各現場の業務効率化にも対応。仕事の成果をダイレクトに感じながら、よりよい教場運営を支えています。

研修や福利厚生も充実!働きやすい環境のもと、着実に成長できる環境があります

授業や指導を行なうための技術のベースは、2月に行なわれる「入社事前研修」と、3月下旬に行なわれる「OJT研修」で学んでいただきます。「入社事前研修」は5日間で、会社の理念や現状を共有するほか、教師職は模擬授業を行ない、それ以外の職種は担当業務に応じて実務研修を実施します。教室という場所は誰もが生徒として慣れ親しんだ空間ではあるものの、生徒の席からと教壇からでは見える風景が全く違います。最初は殆どの新入社員が、正面を向くことができず、ホワイトボードや手元の資料をじっと見て授業をしてしまうもの。けれど上司や先輩の指導を受けながら何度か繰り返していくうちに緊張感が和らぎ、伝える内容も自分の中で腑に落ちてくると、徐々に自信を持って話せるようになり、「入社事前研修」が終わる頃には生徒の顔をイメージしながら堂々と模擬事業を行なえるまでになります。この研修が終わると、各部門・各教場に配属になり、その後は現場での「OJT研修」で実践的な力を磨いていきます。

さらに当社では2023年度の新入社員から、現場と本部職員の2人のメンターを配置するWメンター制度を導入。日々の現場業務は部門ごとにしっかりと支援するのが基本ですが、時には直属の上司には相談しにくい悩みや不安も出てくるでしょう。そんな潜在的な課題もしっかりと吸い上げ解決・解消に導くのが本部メンター。定期面談だけでなく、食事の席を設けるなどして、気軽に相談できる環境を広げていきたいと考えています。

毎月1回、九州全域の教場から全社員を集めて実施するのが「職種別・科目別研修」。カリキュラムや指導方針の共有のほか、成功事例の発表や指導方法の研究を行ない、各々のスキルを研鑽。また、年2回の全体研修では、毎年の方針や目標が発表されるとともに、目標を達成した教場や評価の高かった社員に表彰も行なっています。

一方、当社は福利厚生も充実。一年に数回、5~7日の全館休館日が設定されており、長期休暇の取得が可能です。また、出産祝い金(第1子5万円、第2子10万円、第3子以降15万円)や保育料補助制度(復職から満3歳の3月末まで月2万円を支給)、時短勤務制度なども充実。育休を取得した社員の殆どが復職を果たしています。そして社歴に関係なく誰もが受験資格を持つ主任登用試験など、キャリアやスキルを高めるためのサポート体制も万全です。

学生の方へメッセージ

教育業界、特に高い合格実績を誇る『英進館』の職員となると、教育事業に興味はあっても、自分自身の学力の程度を顧みて尻込みしてしまう人も多いかもしれません。けれど当社は、ひとりで教壇に立つ教師職も含め、全員が協業して子どもたちの学びを支えるチーム力が強みの組織。塾生も約7割が偏差値50未満で入塾する子どもたちが多く、また教師職向けの教育カリキュラムもとても充実しているので、職員に突出した学歴・学力を求めているわけではありません。むしろ、私たちが今もっとも期待するのは、変化し続ける近年の教育ニーズに柔軟に対応できる多様性と、チームの一員としての使命感、そして何より、子どもたちやその保護者一人ひとりに寄り添う傾聴と共感の姿勢。

子どもたちにも一人ひとり異なる、ものの考え方・感じ方があります。加えて、目指す未来も、学力レベルや得手不得手も千差万別。そんな一つひとつの個性に私たちがどれだけ真摯に向き合い、目の前の子どもにどれだけ親身に寄り添えるかで、子どもたちのその後の成長、そして未来は大きく変わります。そのことを決して忘れず、情熱をもって懸命に取り組める人でさえあれば、必ず誰もが唯一無二の力を発揮できる舞台となるはずです。

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個性も活躍の舞台もさまざまな人材が集まるが、教育への情熱と傾聴・共感の姿勢は全員共通。そんな同社には、互いを尊重し合い自然と手を差し伸べ合う風土が育まれている。

マイナビ編集部から

上記では、採用活動について紹介したが、同社の「自立した社会人の育成」を目指す取り組みは、採用活動の領域に限ったものではない。もともと、新しいことやさらなる成長へのチャレンジを歓迎・推進する同社では、既に現場で活躍する各社員に対しても自立的な成長を促す環境を整えている。

例えば、集団授業を担当する教師職に対して、基本的な指導法の研修やアドバイスは行なうが、「この科目はこう教えなければならない」という厳格なルールは一切ない。各科目担当者の意欲・意向を最大限尊重してくれるので、一人ひとりが自分なりの「教師像」を醸成し、試行錯誤と創意工夫を重ねながらその実現を目指すことができる。また、日々の業務の遂行と並行して、先進的な生成AI技術の導入・活用を検討する「Chat GPT」プロジェクトや短尺動画のシェアサービスSNSの運用プロジェクトなど、多種多彩なプロジェクトを次々とローンチ。プロジェクトメンバーはその都度公募されるので、同社社員は社歴や配属先、ポジションを問わず、自分の興味と意欲に従って主体的に参画することができるという。

自立的な成長のために前向きな挑戦が欠かせないのは、子どもも、学生も、そして社会人である同社社員も同じ。子どもたちの成長を支えながら、自分自身も挑戦する楽しさや困難を乗り越える喜び、達成感を味わえる。ここ『英進館』にはそんなワクワクする舞台が広がっていると感じた。

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全国の難関校や有名校への豊富な合格実績と九州地区での高い知名度を誇る『英進館』に少子化の影響は一切ない。生徒数や教場数、売上は今も右肩上がりの成長を続けている。

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