予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リスト一覧へ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2023/7/5
予約リストからも削除されますがよろしいですか?
「今後は金やパラジウムに代わる貴金属の処理が課題になってくるはず。長年の研究で培った当社のテクノロジーがますます必要とされるのではと考えています」(平田社長)
みんなと同じことをしても面白くない。まだだれもやっていないこと、世の中にないものを創りだして人に喜んでもらいたい。創業以来変わらぬ大和化成研究所の理念です。私たちはそれを「三創の精神」(草創=自ら新しい道を拓く/独創=どこにも真似のできないものをつくる/共創=連携し、価値あるものを創出する)という言葉で表しています。化学とひとくちにいっても多種多様ですが、大和化成研究所が得意とするのは「金属表面処理」「防錆」「合成化学」という分野です。他社がやっていないニッチな分野にテーマを絞り込むことで、どこにも負けない技術力を培ってきました。その代表的な商品が気化性防錆剤。油を塗らずに金属の錆を防ぐ画期的な防錆剤で、大手製紙メーカーなどの包装資材関連企業をはじめ、多くのお客様に活用いただいています。めっき液の分野では20年前、猛毒のシアン化合物を含まないノンシアンめっき薬剤の開発・製品化に成功。当初はシアンを利用したときほどの光沢を出すことができませんでしたが、粘り強い研究によってここ数年でお客様に満足いただける商品へと成長しました。こうした私たちの技術は省エネや環境汚染対策にも役立っており、金属化学の世界で最先端かつトップレベルであると自負しています。研究すればするほど謎を追求したくなり、「あれもこれも」と手を広げたくなるのが技術者というもの。しかし、私たちはあくまでも表面処理にこだわり、その中で幅を広げていこうと思っています。事業展開としては、スマートフォン等で使われるフィルムやプラスチックの表面改質処理などの開発をスタート。この技術の用途は多様で無限に広がっていくでしょう。先進機器に求められる技術とは何か、素材とは何か。先の先を読んでいくには若い感性が必要。みなさんにぜひ考えていただきたいと思っています。また、あくまでも素材専業メーカーとしての取り組みですが、表面処理をするパーツ自体のデザインもできれば、提案の幅も広がると思いませんか? スピード感をもって市場の動きを読み、「三創の精神」で、ともに喜ばれる商品を提供していきましょう。【代表取締役/平田 融作】