企業研究をしているみなさんの中には、「自分の人生を決める選択」ととらえて、気持ちが重くなっている人もいるのではないでしょうか。私自身も同じような道を通ってきました。ただ、社会経験を積んだ今では、「仕事」は“自分のやりたいこと”のためにあると思っています。
みなさんにお伝えしたいのは、企業を判断する際の基準に、自分の肌に合うかどうかを加えてみてほしいということですね。ネットの情報だけに頼らず、自分から足を運んで、実際に見て、感じることこそ大切だと思います。少し面倒に思うかもしれませんが、その経験は今後の人生にも必ず生きてくると思います。例えば車業界に興味がある人は、いろいろな企業のショールームを訪れてみると、社員やお客様の様子が手に取るように分かるはずです。私の場合も就職活動を通したくさんの店舗を訪れた上で、当社が一番自分に合うと直感して入社を決めた経緯があります。
今は採用や教育の業務についていますが、入社当初は営業職でした。車を通してさまざまなお客様と出会い、時には深い話までして多様な価値観に触れられるのは、この業界ならではの魅力。たくさんの可能性を秘めた業種だと感じています。営業職の経験は、社会人としての私の全ての土台になっています。ぜひみなさんも自分の感覚に自信を持って企業研究を進めてください。
村上 麻衣子さん/管理部 総務・人材開発課