最終更新日:2024/6/28

(株)エヌ・エム・アイ(アルファスグループ)

  • 正社員

業種

  • 調剤薬局

基本情報

本社
新潟県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新しい地域医療のカタチを創出する独自の取り組みに注目!

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(株)エヌ・エム・アイを選ぶ確かな理由がここに!

新潟県で調剤薬局事業を行う(株)エヌ・エム・アイ。同社の薬局で薬剤師として活躍する3名の若手社員に、どのように企業研究や就職活動を行ったのか、何が入社の決め手になったのか、話をお聞きしました。

◆写真左:山田 崇文さん
木崎薬局/2020年入社/東北医科薬科大学卒

◆写真中央:渡邊 紗由未さん
西高田薬局/2023年入社/北陸大学卒

◆写真右:平原 健志さん
南笹口薬局/2023年入社/新潟薬科大学卒

〈先輩薬剤師が語る今後の抱負〉

「患者さん一人ひとりの不安を取り除いてあげられる薬剤師になりたいですし、患者さんと末長くお付き合いできる関係を築いていきたいですね」(山田さん)
「多職種のスタッフと連携して患者さんを支援する在宅業務は、非常にやりがいがあり多くのことを学べるため、今後も積極的に携わっていきたいです」(平原さん)
「患者さんの生活に関わってサポートする在宅業務ができるようになるのが目標です。そのために知識の幅を広げて患者さんへの対応力を磨いていきたいです」(渡邊さん)

複数診療科の医院と薬局を集めた「メディカルゾーン」に魅力を感じて入社を決断

私が薬剤師を目指すようになったきっかけは、両親が医療関係の仕事をしていたからです。大学時代は日々勉強に励み、定期試験対策に力を注ぎながら、並行して部活にも打ち込んでいました。5年生になり研究室に所属してからは、ラットの肝臓から分泌される酵素についての研究に取り組みながら、就職に向けて企業研究をスタートしました。
まずは大学で開催された合同企業説明会に参加。初めの頃はどんな企業で働きたいのか漠然としていましたが、大学のある東北で就職を希望する人や、自然災害をきっかけに地域貢献を意識している人がまわりに多くいたことで、私も地域に根ざした企業=患者さんとの距離が近い調剤薬局で働くことを考えるようになりました。

私は就職を機に地元の新潟へ戻ろうと考えていたため、新潟で調剤薬局を展開している企業を調べていくことに。その中で、複数診療科の医院と薬局を1ヵ所に集めた「メディカルゾーン」の開発に積極的に取り組んでおり、地域に根ざした新しい医療を創造している当社に興味をひかれました。メディカルゾーンは、医師や看護師など医院との連携が取りやすく、より患者さんに寄り添ったサービスを提供できることがメリットの一つです。
他にも在宅業務に力を入れていることや、薬局内で医薬品を製造している「薬局製剤」の販売を行っていることにも魅力を感じました。そこで私は、当社の店舗見学会に参加することにしました。実際に複数の店舗を見学して、雰囲気の良さをリアルに感じることができましたし、具体的にどのような業務を行っているのか知ることができたのは非常に良かったですね。

結果的に、先述のメディカルゾーンを展開し、新しい医療を創造していることが決め手となり、入社することにしました。現在働く木崎薬局は、入社前のイメージ通り職場の雰囲気がとてもいいですし、在宅業務も担当させてもらえるのでやりがいを感じています。(山田さん)

患者さんに向き合い、地元・新潟へ貢献している調剤薬局に着目

私がこの仕事を目指すきっかけになったのは、患者さんの病状の初期段階から関わりたいと思ったからです。ただ、初めから明確に”薬剤師”と決めていたわけではなく、薬学部に進学して、徐々に意志が固まっていきました。そこから医療業界の中でも、患者さんと直接コミュニケーションが取れることにも魅力を感じて、薬剤師を目指すようになりました。

5年生になり病院と薬局での約半年間の実習が始まり、それと同時に就活も始めました。主な取り組みは、企業説明会に参加したり、薬局やドラッグストアの店舗を見学したり、卒業された先輩に会って、就活の体験談や仕事の感想を聞いたりなどです。

当初はドラッグストアへの就職を考えていましたが、先述した患者さんの病状の初期段階から関わりたい気持ちが強くあり、それが叶う調剤薬局に絞り込んで探していきました。また生まれも育ちも新潟だったため、地元・新潟に貢献している企業に着目するように。
そこで当社に出会い、地域医療を支えていく理念と「メディカルゾーン」に興味を持ちました。5年生の秋頃に店舗見学をしたところ、実際に働いている社員の方々から聞いた業務内容や、肌で感じた職場の雰囲気も自分に合っているなと感じました。

最終的に、自分が本当にやりたいことを改めて見直し、どんな薬剤師になっていきたいかを自己分析した結果、「調剤薬局の薬剤師」として新潟の医療に貢献したいという想いから、入社を決めました。就職試験に向けて特別な対策はしませんでしたが、面接では当社で働きたい理由や想いは全てぶつけたことを覚えています。
入社してまだ2年目ですが、薬局の目の前に複数の診療科があるため、いろいろな処方箋に触れることができ、非常に勉強になっていると感じています。(平原さん)

患者さんとの距離が近く、しっかり話をしながらサポートできることが入社の決め手に

「何か資格を持っていた方がいい」という親からのアドバイスで、将来の選択肢の一つとして薬剤師を目指せる薬学部に進学しました。大学時代は塾講師のアルバイトをしながら、友達といろいろな場所へ出かけるなど、楽しい学生生活を過ごしていました。勉強も嫌いではなかったため、授業も真面目に受けていましたね。

薬剤師を本気で目指すようになったのは、5年生の春から始まった実習に参加したことがきっかけです。実習先は病院と調剤薬局で、そのうち病院は急性病棟だったこともあり、患者さんの入れ替わりが激しく、なかなかコミュニケーションがとれませんでした。
一方で、調剤薬局の実習先は、薬剤師と医療事務が1名ずつの小規模な薬局だったため、患者さんと近い距離で支援している姿を見て、私も調剤薬局で働きたいと思うようになりました。

夏に実習を終えて、秋頃から本格的に就職活動をスタート。当初は関東で就職することを考えていたため、就職サイトを活用してリクルーターの方に話を聞きながら、企業研究を行っていきました。
その過程で、当社で働いている薬剤師の方からたくさんお話を聞き、企業理念と、地元である新潟県内のみの出店で地域に根ざした調剤薬局事業を行っている当社に魅力を感じました。さらに12月には店舗を見学し、患者さんとふれあえる環境に好印象を抱いたことが今につながっています。

関東での就職に未練もありましたが、最終的には「両親の近くで暮らしたい」「新潟で調剤薬局の薬剤師として働くなら当社が良い」と気持ちが固まりました。その中でも一番の決め手は、やはり地域密着であること、患者さんとの距離が近いことでした。

実際に入社して感じる当社の良さは、医師との良好な関係もあり、患者さんへの対応が迅速かつ適切にできること。また調剤報酬改定についても、社員全員で共有して臨機応変に対応している点です。(渡邊さん)

学生の方へメッセージ

学生の皆さんは、興味を持った企業の給与や職場の雰囲気などが気になると思います。もちろん、そういったことも企業研究の大切なポイントです。ただ調剤薬局業界では、調剤報酬改定が定期的に行われているため、その改定にしっかり対応した取り組みを行っている企業かどうかをぜひ調べてください。また薬剤師・薬局の「対物業務」から「対人業務」への移行が求められている中で、在宅業務に力を入れている企業なのかどうかを調べることも大切だと思います。(山田さん)

少しでも気になる企業があったらインターンシップや見学会などに参加して、自分の目で確かめることをおすすめします。ホームページの情報だけでなく、実際に足を運んで自分が肌で感じたことを大切にして企業を選ぶと良いと思います。私も店舗見学で感じたことが、入社の後押しになりました。(平原さん)

私は自分が譲れない条件などを決めずに企業研究を始めてしまいましたが、それでもいろいろな企業を調べて比較検討していくうちに、自分が大切にしたいポイントがはっきりしてきて企業を絞り込むことができました。まずは広い視野で業界や企業について調べて、いろいろな方の話を聞くと良いと思います。(渡邊さん)

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社員が意欲的に長く働き続けられるよう、さまざまな休暇制度をはじめ、産休・育休や保育料助成といった子育てサポートなど、充実した福利厚生が整っている。

マイナビ編集部から

新潟県で41店舗の調剤薬局を展開する(株)エヌ・エム・アイ。同社の大きな特長は、今回取材した山田さんと平原さんが入社理由として挙げていた、複数診療科の医院と薬局からなる「メディカルゾーン」を展開していることだ。取材時(2024年4月現在)、すでに21ヵ所を展開している。「メディカルゾーン」は、患者さんや医師にメリットがあることはもちろん、薬剤師にもプラスとなっている。たとえば、複数の診療科の調剤を担うことで、服薬情報を一元管理できるとともに、幅広い専門知識を習得することができるからだ。

また薬剤師の対物業務から対人業務への移行が求められる中、同社ではすべての薬局で在宅業務を行っている。そのため患者とより深く関わって支援をすることが可能で、それが大きなやりがいにつながっていることを今回の取材から感じられた。

さらに同社は、キャリアアップを継続できる働きやすい環境づくりにも力を入れている。たとえば各種休暇制度をはじめ、医療費助成や奨学金返済支援制度、社宅制度の整備など、支援制度や福利厚生が驚くほど充実している。特に子育て支援にいたっては社員全員が平等に育休・産休の取得ができるだけでなく、保育料の補助や、小学校1年次終了まで時短勤務が可能など、かなり手厚いサポート体制があるといえるのではないだろうか。
前向きな社風に加え、これらの働きやすさによって、社員の定着率が高いのだと実感した。

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新潟県長岡市に本社を構える同社は、「医療の原点はやさしさ」を基本理念として、調剤薬局事業を軸としながら、地域医療の発展のために新しい挑戦を続けている。

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