(株)クスリのアオキ【薬剤師職】

私が当社を志望したのは、地域に根差し、地域の患者様とより深く関われる「かかりつけ薬剤師」として働きたいと思ったからです。現在は採用活動に従事していますが、薬学生の多くも、やはり地域に深く根差した舞台として当社に興味を持ってくれていると感じています。

入社5年を経た私が今実感しているのは、調剤業務を軸としつつOTC薬や介護用品から食品、生活雑貨、化粧品まで多彩な商品を取扱う”ドラッグストア併設薬局”ならではの可能性の広さ。処方箋をお持ちでない方への接客は「薬剤師の出る幕ではない」と考える人もいるかもしれませんが、日々の暮らしと健康との関連性は極めて高く、お酒や化粧品などのご相談対応を通じて薬剤師の存在感が発揮される場面は少なくありません。特に受診回避の動きが広がったコロナ禍でその実感はいっそう強まり、地域の人々に頼られる大きなやりがいを感じましたね。

その後私が採用活動に軸足を置くようになったのは、薬局薬剤師の可能性や多様な働き方を発信することで、当社の店舗拡大に寄与し、さらに広く深く、地域の人々のお役に立ちたいと思ったからです。入社2年目に東北1号店の開局に携わり、以来3年にわたって薬局長を務めながら薬学生向けのイベントに参加し、4年目の春に薬事採用課へ異動しました。現在は主に東日本エリアの学校を訪問したり、インターンシップや合同説明会、薬局見学のアテンドなどを行ったりしています。

本人の意志・意欲を尊重してくれる気風が浸透する当社には、「〇年目だからどう」「若手にはできない」という発想は一切ありません。手を挙げれば年次に関わらず重要なポジションが与えられるため、私と同じように2年目で薬局長に昇格する人も大勢います。もちろん初めは不安もあると思いますが、1年目から非常に手厚い成長環境が用意され、エリアマネージャーのフォローをはじめ本部のバックアップも万全です。といっても、薬局長昇格は必ずしも既定路線ではなく、私のような採用担当や人事、スーパーバイザーなど多様なキャリアが実現できることも当社の魅力のひとつ。会社の窓口・相談役として、学生一人ひとりに寄り添いながらそれぞれが目指すキャリアの実現を後押ししていけたらと思っています。

根岸　志穂さん／調剤事業部 薬事採用課（採用担当係長）

私は接客の仕事が好きなことと、薬剤師の枠に捉われずに仕事がしたいという思いからドラッグストア業界を志望しました。また患者様の生活に興味があり、患者様との距離が近いクスリのアオキに入社することを決めました。クスリのアオキでは調剤業務とOTC業務を分けることなく、働くことができます。私はOTC医薬品の勉強がしたいと考えていたため、初めはOTC専門の薬剤師を志望していました。しかし調剤とOTCは薬剤師にとってどちらも兼ね備えているべき技能である事に気付き、ドラッグストア業界を見直した結果、クスリのアオキで働きたい！と思うようになりました。

クスリのアオキには週に何回も来てくださるお客様が多いです。食品や生活用品を多く取り揃えていますし、私自身もお買物でよく利用しています。地域の方々の身近な存在でありながら、健康相談に対応できるところがアオキの一番の強みだと実感しています。また、かかりつけ薬局にしてくださる患者様も多く、症状の経過を追うことができます。色々な病院からの処方箋に触れることができ、とても勉強になります。病院で処方されるお薬とサプリメントなど市販の物との併用を相談されることも多いです。患者様、お客様との信頼関係を築くためにも薬剤師として学ぶことは幅広くあると日々感じています。

将来は病気の予防について対応できる薬剤師を目指しており、セルフメディケーションの勉強に努めたいと考えています。

杉山　沙恵さん／クスリのアオキ井野薬局　薬局長

研修制度が充実しているので、調剤はもちろん、OTCに関する知識もしっかりと習得できます。薬局では医療事務さんが常駐しており、業務のサポートも厚いため、調剤業務に専念でき、効率的に仕事ができていると実感しています。

今の薬局へ異動になる時、新しい薬局に慣れることへの不安でいっぱいでした。しかし実際は、異動初日から全員が温かく迎えてくれ、前日までの不安は一気に解消！その後も自分のミスでスタッフに迷惑をかけた際も、嫌な顔一つせずにサポートしてくれました。こんな自分でも認めてくれる仲間がいるおかげで今では自信を持って患者様と接することができます。これからも薬局運営の力になれるよう、頼られる存在を目指していきます。

入社のきっかけは資料や会社説明だけでは分からなかったので、実際に薬局へ足を運んで見学をさせてもらいました。その際の薬局の雰囲気がとても明るくて印象が良く、自分の目にはとても新鮮に映りました。また、地元にも密着した展開で、何よりも魅力的な採用担当者の人間力に惹かれ、入社を決めました。業界や企業ごとで社風や方針、労働環境など全く違います。

就職活動の際は、自分の先行イメージや聞いた噂に流されず、1つでも多くの企業と接触し、自分の目で見て、耳で聞いて欲しいと思います。自分の可能性を信じて、目指す薬剤師像に必ず成長できる企業と出会って欲しいです。

宇野　宗司さん／クスリのアオキ園町薬局　薬局長