最終更新日:2024/8/26

沼尻産業(株)

  • 正社員

業種

  • 物流・倉庫

基本情報

本社
茨城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社会のインフラとして欠かせない物流を支え、地域に貢献する!

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入社1年目・2年目にして抜群の存在感を発揮する先輩たち

茨城県つくば市を中心に、物流事業を展開する沼尻産業。創業60年を機に地域に貢献する新事業にも挑む同社では、チャレンジングスピリッツ旺盛な社員たちが活躍中。期待される2人の若手社員に話を聞きました。

■鈴木 晋さん
倉庫部 山中第一物流センター
地域政策学部 地域づくり学科/2022年入社

■谷島 凜花さん
運輸部 つくば営業所
総合政策学部 法律行政学科/2023年入社

先輩たちのオフタイム

シーズン中の休日はほぼサッカー観戦に行くという鈴木さん。特にホーム戦は皆勤賞。部活動ではソフトバレーボール部に所属し、他部署の社員とも楽しくプレーしている。
旅行好きの谷島さん。最近の思い出は両親を温泉に連れていき、社会人として親孝行ができたこと。部活動では「魚釣り部」が気になりだし入部を検討中。
5人以上で部活動を発足することができ、会社から補助金も出る。社内行事も盛んなため、配属先が違っても顔見知りになり打ち解けやすい。垣根のないフラットな社風も魅力。

会社に大きく貢献し、最優秀賞を受賞! 早くから活躍できるので思いきり頑張れる (鈴木さん)

〈入社動機〉
就職活動では「地元の茨城で働きたい」という明確な軸がありました。しかしそれ以外はやりたいことが決まっておらず、沼尻産業も地域に根ざした企業の1つという認識でインターンシップに参加。そこで出会った先輩方が、皆さん共通して「地域に貢献できる」「若手もどんどん活躍できる」と語っていたのが決め手になりました。どこよりも実感がこもった現場の声が、強く響きました。

〈業務内容〉
私の配属先の山中第一物流センターは、自動車部品からアパレル、エステ用品まで多岐にわたる商材を扱っています。当初はピッキングなどの倉庫作業が中心でしたが、半年も経つとお客様の窓口となり、今では複数の顧客管理はもちろん、どうすれば売上や利益が向上するかを検討する収益管理にも携わっています。また業務の効率化や残業削減などを目的に労務管理も行っています。日々そうした環境を水面下で整えたうえで、何事もなく予定通りにモノを届けるのが物流の現場。時にはシステムエラーなどお客さまからトラブルの連絡が来ることもありますが、各所にテキパキと連絡をとって対応しています。「あたりまえの日常」を支えるのがやりがいです。

当社にはあるある改善提案制度があり、私も検品を行うハンディ端末のマニュアルを作る案を提出。これが1件目だったのですが、その案が採用されると周りの社員が「作業がやりやすくなった!」ととても喜んでくれて、やる気に火が点きました。重い商材の持ち上げを不要にする仕組み化など、現場の困り事を見つけては次々に改善案を提出し、全社トップの提出数を記録。そのほとんどが実現しているのもやりがいの1つです。

またQCサークル活動にも力を入れ、今年度の「QCサークル発表大会」では社員の多能工化、すなわち複数の業務ができるようになる環境づくりをテーマに、代表としてその取り組みを発表しました。思いがけず最優秀賞をいただいた時は、仲間と肩を抱いて喜びあったのを覚えています。さらにこの結果と、改善提案の積極性が評価され、私自身が「NVP(Numajiri Valuable Player)」の2023年度最優秀賞を受賞。これはその年に会社に大きく貢献した人に贈られる当社の賞で、入社2年目で受賞するのは珍しいということもあって、喜びもひとしおです。若いうちから活躍、評価されるという期待が、予想をはるかに超えて叶っています!

ドライバーさんとの関係も良好。笑顔を絶やさず職場のムードメーカーに (谷島さん)

〈入社動機〉
私は自分にどんな仕事が向いているか分からなかったため、大学3年生の頃から色々な合同企業説明会に参加して話を伺いました。その中で人事の方の印象が飛び抜けて良かったのが沼尻産業でした。メーカーや小売など「注目しやすい業界」ばかり意識していましたが、そこで「物流」という選択肢もある、と気付きました。企業研究を掘り下げ、当社のインターンシップに参加して、ますます「物流の大切さ」を理解したのが決め手です。とりわけ新しい倉庫を見学し、倉庫の大きさと近代的な設備に圧倒されたのが印象に残っています。

〈業務内容〉
入社後は研修を経て運輸部に配属され、最初は配車事務を担当しました。翌日の配車予定や担当ドライバーの名前をお客さま企業に連絡したり、問い合わせに答えたりする業務で、右も左も分からない頃は、電話が鳴るたびに緊張で一杯でした。しかし、上司が付いて丁寧に教えてくださるので、いつの間にか慣れ、トラックの種類も判るように。そのうち社内のことをもっと知りたいと思うようになり、現在は庶務業務を学んでいます。社内の連絡事項が周知されているかドライバーさんに確認するなどのサポートも行っています。

入社前はドライバーさんに対し、なんとなく「怖そう」というイメージを抱いていました。確かに一見、強面(こわもて)の方もいますが、勇気を出してあいさつすると、元気な声で「よろしく!」と返ってきます。皆さん気さくに話しかけてくれて、入社前の心配がウソのようです。私も必ずドライバーさんの顔を見て、常に笑顔で「お疲れ様です!」と接するよう心がけました。段々と「谷島さんが来てから職場が明るくなったね」と言われることが増え、今はそれがやりがいです。新人で未熟なぶん、職場のムードメーカーとして貢献したいと張り切っています。

仕事が面白くなるにつれ向上心も高まり、「運行管理者」の資格を取りました。必ずしも事務職には必要というわけではありませんが、ドライバーさんの管理に関わる知識が深まるので、取得して正解でした。試験の対策講座や受験料などの費用を会社が負担してくれるのも有り難いです。また、運行管理者を取ってから、これまであまり意識していなかったドライバーさんの時間管理に関心を持つようになりました。今後は働きやすい環境づくりについても考えていきたいです。

活躍のフィールドがいっぱい。ずっとここで働きたいと思える会社

〈働く環境〉
鈴木さん/早くから責任のある仕事を任せてもらえるほか、あるある改善提案やQCサークル活動など、さまざまに活躍する機会があるのが当社の魅力。全社的なものでは、当社がクラブパートナーとなっている茨城県のプロサッカーチームを応援する「社内アンバサダー」という制度があり、私も2年目から活動しています。社内広報誌に担当ページを持ち、試合観戦レポートを書いたり、お勧めの楽しみ方を紹介したりと、サッカー好きの私にとっては楽しくてたまらない役割。日頃から「やってみたい」と上司に言い続けて選ばれました。趣味さえも仕事にできるぜいたくな環境です。

谷島さん/ドライバーさんとの距離の近さはもちろん、職場内の人間関係もとても温かく、コミュニケーション不足で悩んだことは入社以来、一度もありません。新人の私が同じことを何度も質問しても、皆さんその都度、丁寧に教えてくれます。また、私が何も言わなくても、業務で困っていると必ず誰かが「大丈夫?」と心配して声をかけてくださり、まるで本当の家族のようです。社内イベントなど親睦の機会も多いため、例えば別の部署の人が訪れても、「久しぶり、元気?」と盛り上がっています。部署の垣根を超えてフランクな社風です。

〈今後の目標〉
鈴木さん/当面の目標は収益管理で成果を上げることです。そのためには倉庫に長期間空きスペースが発生しないよう、荷物の増量などを図る必要があり、お客さまとの交渉が鍵になります。上司から教わることを完璧に身につけるとともに、交渉力を磨いて周囲から信用されることを目指して日々励んでいます。その先の目標はもちろんセンター長。5年以内には就任したいと思っています。「なぜそこまで頑張れるの?」と聞かれたら答えは1つ、若いうちから活躍したいから。当社なら決して大それた夢ではありません!

谷島さん/今はまだ精算や書類手続きといった庶務業務を先輩に教えていただいている段階なので、少しでも早く独り立ちすることが目標です。そのために事務スキルを高めたいと、PCスキルの資格取得に向けて勉強中です。この資格は一般社員からリーダーになるにあたり、昇進要件の1つでもあるので真剣に取り組んでいます。必ず取得したいと思うのは、ずっと当社で働きたいから。仕事と家庭を両立されている先輩も多く、お手本が沢山です。

学生の方へのメッセージ

沼尻産業は2022年に創業60年を迎えました。地域と共に発展してきた当社は、歴代の社長が「日本倉庫協会」「茨城県倉庫協会」「茨城商工連合会」などの要職を歴任してきました。社長自ら、地域全体を盛り上げようと尽力しています。こうした姿勢は社員一人ひとりの誇りにも繋がり、全社員が地域全体を盛り上げていこうという思いを共有しています。

物流産業はいまや人々の暮らしや産業に欠かせない社会のインフラです。その中でも当社は日々の暮らしに必要不可欠な「飲食」をはじめ、工業品から医薬品まであらゆるモノを扱い、その物流を支えています。事業拡大とともに安定感が増す一方、地域と共にありたいという思いから、物流に限らず地域の活性化に寄与する新事業にもチャレンジしています。安定と革新、その両方を備えています。

そんな当社で長く活躍していただくために、人財育成に力を入れています。研修制度の充実はもちろん、成長のためには「早くから活躍できる環境」と「居心地の良い社風」がポイントです。当社は若手を積極的に登用し、早ければ20代後半から重要拠点のセンター長を任される人も珍しくありません。一方で、現場ではチームワークが求められるため、自ずと人間力が高まり、上司や先輩は包容力がある方ばかり。若手を全員で見守り、育てようという風土が根付いています。先輩たちの温かいサポートのもと、のびのびとチャレンジし、成長できる会社です。

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人財育成に力を入れ、メンバーシップなど“人間力”を高める研修も豊富。「社員たちの人柄の良さを生む一因です。私たちも全力でサポートします!」と採用担当の皆さん。

マイナビ編集部から

沼尻産業の原点は、地域の農家の方々が精魂こめて育てた作物を軽三輪トラックで茨城から東京へ運んだことから始まる。【「物」とともに「心」も運ぶこと】が、脈々と受け継がれてきた沼尻スピリッツだ。地域と深く関わるその成り立ちから、さらに「地域共生」に舵を切り、まちづくり・ひとづくり・しごとづくりを3本柱に、物流に関わらず地域課題の解決に取り組む「N'Vision」をスタートしている。

具体的な活動を紹介すると、例えばまちづくりでは、つくば市や地元企業と共同し「つくばまちなかデザイン(株)」に出資。行政とも連携してドローンによる配送の仕組み化など、様々な活性化策を協働している。しごとづくりでは、耕作放棄地の利活用を推進し、さつまいもを作る会社と共に人財交流や農業改革に挑戦。ひとづくりでは、長年の児童養護施設の寄付に加え、社員参加型の社内バザーオークションを実施し、その収益を子どもたちの環境の整備等に充てている。まさに「地域貢献」という言葉を実践している企業だ。

もちろんこれら新事業には、社員たちもキャリアインターンなどとして関わることが可能だ。「今後は『地域が1つの大きな家族』というマインドを持ち、広くチャレンジングスピリッツを発揮してほしい」と採用担当。鈴木さんや谷島さんのような、意欲旺盛な社員たちにとっても望むところだろう。

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売上100億円企業に向けて来年度は物流倉庫も新設予定。物流企業としてさらなる発展を担うやりがいと、地域にしっかりと貢献できる手応えがますます高い次元で味わえる。

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