最終更新日:2024/7/5

(株)さなる

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 教育
  • 出版
  • ソフトウエア
  • 商社(教育関連)
  • ゲームソフト

基本情報

本社
東京都、愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「出る杭を伸ばす」人材育成方針のもと、のびのびと活躍する社員たち

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子どもの未来をサポートする教師と教材開発の仕事

椎野 航司(写真左) 集団指導/2014年入社
佐藤亜美(写真中) 個別指導/2011年入社
藤田 卓(写真右) 教材研究室/2013年入社




総合教育企業として、小学生から高校生までを対象とした学習塾、またそれに伴う出版・教材の開発事業を展開しているさなるグループ。社員の適性に応じて能力を活かせる幅広いフィールドがある同社で、それぞれ集団指導、個別指導、教材研究室と異なる部門で活躍している社員の皆さんに、教育という仕事に対する想い、そしてやりがいや成長を感じたエピソードについて話を聞いた。

先輩社員からの一言

「子どもたちの人生に深く関わることができる。それが今の仕事のやりがいです」と語る椎野さん。
「個別指導部門のトップは女性で、女性の取締役もいます。能力で評価してくれる点もさなるという会社の大きな魅力です」と語る佐藤さん。
「業界大手としての安心感がありながら、ベンチャー企業のようなスピード感あふれるスピリットも感じます。両方をバランスよく味わえますよ」と語る藤田さん。

【集団指導/椎野】子どもたちがプラスに変わるきっかけを作れる仕事

私はもともと公教育の教師を志望していましたが、社会経験が必要だと感じ就職活動も行いました。その中でさなると出会い、ただ勉強を教えるだけでなく、人を育てることに重きを置いている社風に惹かれました。「生徒一人ひとりのことを考え、本気で叱り、本気で褒める。」説明会や選考会を通じて、それが実現できる環境がさなるだと感じました。実際に入社してからもその想いにブレはありません。

最初は静岡県浜松市にて小・中学生の集団指導の教師として数学の授業を3年間担当しました。その後、部署異動があり現在は東京の中学受験専門の部署「啓明館」で算数と理科を担当しています。
異動してからの2年間は、授業前・授業後と毎日先輩から徹底的に指導を受けました。目からうろこの解法、「自分で解けること」とそれを「相手に教えること」の違いなどなど。先輩からのアドバイスを受け、改善を繰り返していくことで自分がブラッシュアップされていくのを強く感じました。
そして今では、小学校3年生から6年生を担当し、子どもたち一人ひとりが憧れの志望校に合格できるよう日々奮闘しています。

卒業生が現在通塾中の生徒たちを激励に来てくれることがよくあります。自分の通う中学校の良さや勉強のアドバイス、時にはお菓子なんかを持って。そんな教え子たちと話していると、当時授業中に渡したメモや受験当日に伝えた言葉、塾を卒業するときに伝えた話を今でも覚えてくれているのです。中には、「あの時先生がかけてくれた言葉があるから今の中学校でも頑張っています!」と言ってくれる教え子もいます。子どもたちが大人になっても、啓明館で学んだことや私たちの想いを忘れずに社会で活躍してくれたら、これほど嬉しいことはありません。

椎野航司/東京都勤務 集団指導教師/2014年新卒入社

【個別指導/佐藤】子どもたち一人ひとりと真剣に向き合う個別指導ならではのやりがい

私は入社後の2年間は集団指導の教師を行っていました。そして、3年目からは一人ひとりに親身に向き合いたいという気持ちから、さなるの個別指導教師として働いています。社員一人ひとりの適性に応じた活躍のフィールドがあることは、さなるの大きな強みだと思います。

個別指導は、基本的に教師と生徒が1対2の形式で行うため、集団指導と比べてより子どもたち一人ひとりにしっかりと向き合うことができます。それぞれの生徒に合った目標やカリキュラムを設定していくことが重要になってきます。そんな中、特に印象に残っている生徒がいます。勉強に対する意欲が全くなく、三者面談の際に困り果てたお母さんは泣いてしまい、私は思わず「お母さんを泣かせてどうする!」とその生徒を叱りました。私はその生徒に自信をつけさせるために、得意な数学を徹底的に伸ばすカリキュラムを設定し、その結果テストの点数が40点以上も上がりました。しかし、その次のテストで再び点数が下がってしまい、申し訳なく思っていると、お母さんから「あんなに勉強嫌いだったあの子が部屋で悔し涙を流していた」と逆に感謝していただきました。個別指導を通じて子どもの将来を少しでも良い方向に変えることができた、私の心に深く残っているエピソードです。

私の目標はさなるの個別指導が地域で評判になるように校舎運営をすることです。子どもたち一人ひとりと誠実に向き合う個別指導ならではの特性を活かした授業を今後も行っていきたいと思います。

佐藤亜美/愛知県勤務 個別指導教師/2011年新卒入社

【教材研究室/藤田】ICT教材の開発。答案添削部門の責任者。

国語の映像教材・紙面教材の開発や、大学受験教材の一つである答案添削教材の作成・管理を主な業務として行っています。

一口に「教材開発」といっても、原稿作成、編集、文字校正など、制作するために多くのスタッフが関わります。スタッフの中でも細かい表現のミスを見つけるのが得意、○○の分野では専門家レベルなど、得意分野の違いがあるので、適所適材を意識してチームとして業務に取り組んでいます。現場教師と制作担当との間でときに意見が食い違い、苦労する部分もありましたが、目標は「生徒のためになる教材をつくる」で一致していたので、妥協せずディスカッションを繰り返し、ブラッシュアップさせていきました。自分が作った教材で生徒の学力が上がった、または合格したといった声を聞くと、大きな達成感を感じます。

さなるに入社して驚いたことは「教材開発のスピード」です。多くの塾は教材開発会社から教材を購入して授業で使用しています。社内に教材を作る部署がある塾自体、とても珍しいのです。たとえ自社制作を行っていたとしても、現場と制作部門に距離があるため、生徒や教師の声が反映されにくかったり、タイムラグがあったりするのが一般的です。さなるは現場から「もっとこんなふうに授業をしたい」という想いがダイレクトに教材制作部門に届くので、すぐに動き始めることができます。

社内には映像制作やITに精通したプロフェッショナルも在籍しているため、映像授業やデジタルコンテンツといったICT教材の開発も積極的に行われています。音と映像を使った授業ツール「See-be」や映像教材「ハイスクール@will」は、経済産業省の「未来の教室」にも採択され、大変好評です。「言い出しっぺがリーダー」という風土があり、手を挙げればチャレンジさせてもらえる環境で、実際私の案(「サナスタ」という低学年コンテンツの映像教材案など)が採用されたこともありました。今後も子どもたちのために積極的に教材の開発に励んでいきます!

藤田卓/東京都勤務  教材研究室/2013年入社

学生の方へメッセージ

総合教育企業である当社には、社員一人ひとりの強みを最大限に活かし、活躍できる様々な職種、フィールドがあります。塾部門でいえば集団指導、個別指導、そして高校生を対象としたカウンセラーという3つの職種。間接部門では、オリジナル教材や模擬試験を作成する教材研究室、CMや定期刊行紙をはじめとする宣伝活動を担う広報室など、直接子どもたちと関わることはないものの、当社の教育サービスを間接的に提供している様々な職種があります。もちろん部署ごとに仕事内容は異なりますが、すべての社員が「子どもたちにとって何が一番重要で、何がプラスになっていくのか」を常に考えながら仕事に取り組んでいます。逆に言えば、その想いさえ持っていれば必ず能力を活かせる場所が当社にはあります。ぜひそんな心の温度の高い、人間的魅力に溢れる人と一緒に働いていきたいと思っています。

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当社のインターンシップや説明会を通じて「学習塾のイメージが変わった」という声もよく聞きます。さなるの教育に対する真剣な想いを、ぜひ体感してみてください。

マイナビ編集部から

集団指導、個別指導、教材研究室と職種の異なる3名からお話を伺った今回のインタビュー。しかし、その違いに関係なく全員に共通していたのは「子どもたちの将来を本気で思いやる心」と「飽くなき成長意欲」だった。単純に学力を伸ばして志望校に合格させるための学習ではなく、子どもたち一人ひとりと真剣に向き合い、それぞれが抱える課題や目標に対して自分に何ができるのかをとことん考え抜く姿勢には、教育者としての熱い魂を感じた。そして、教育者は時に子どもの将来を左右することになる責任の大きな仕事だ。その責任を果たすためには、教師自身も常に成長しつづけなければならない。今回インタビューした3名の方は、職種は違えどそれぞれが明確な目標を持ち、それに向かって全力で努力していることを最高の笑顔で語ってくれた。
そして、さなるには既存の価値観にとらわれず社員のチャレンジ精神を最大限に尊重する風土と、社員の成長をサポートし、持てる力を発揮するための多様なフィールドがある。それこそが同社の誇る教師、ひいては会社全体の教育の質に繋がっていることを強く感じられた取材だった。

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総合教育企業として拡大してきたさなるグループ。本格的に首都圏展開をスタートさせ、ここからさなるの教育を全国に向けて展開していく。

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