最終更新日:2024/10/30

岩田産業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品
  • 専門コンサルティング
  • 物流・倉庫

基本情報

本社
福岡県
残り採用予定人数
5

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

一人ひとりが「食」のコンサルタント。お客様を支える喜びを実感!

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ルート営業として最前線で活躍する3人の先輩にインタビュー

外食産業専門の総合食品商社として、九州の食材流通を支える岩田産業。その第一線で活躍するルート営業の3人の先輩に会社の魅力や仕事のやりがい、今後の目標などを思い思いに語っていただきました。

福岡支社 第3支店
外尾 優太(写真左)
2022年入社/九州産業大学地域共創学部卒業

福岡支社 第1支店
小山 大輔(写真中央)
2020年入社/九州産業大学商学部卒業

福岡支社 第2支店
古川 圭介(写真右)
2018年入社/日本文理大学経営経済学部卒業

会社のココも魅力

「約3カ月のメンター制度では、先輩からいろいろなことを教えていただきました。いつも一緒に行動していたのですぐに質問しやすく、安心感が大きかったです」と外尾さん。
「どのルートでまわるか、いつ休憩するか、自分で決められるのも営業の魅力。ご提案内容が採用され、お店の看板に大きく掲載された時は嬉しかったです!」と小山さん。
「社歴に関係なく、やりたいことがあればとりあえずやってみることができる会社です。常に向上心を持ち、チャレンジできるところが当社の魅力だと感じますね」と古川さん。

信頼関係を築き、頼られる営業であるために。お客様を知ることからスタート。/外尾

スポーツ関係の仕事に就きたいと考えていましたが、コロナ禍の影響で就職先が少なく、スポーツとも密接に関係している「食」に目を向けるようになりました。そこで、岩田産業の就職セミナーに参加。「新規獲得も大事だけれど、既存のお客様と親交を深めるルート営業で、お客様と友達のような関係をつくることがとても大切」という営業スタイルに興味を持ちましたね。毎日のようにお客様と顔を合わせながら関係性を築けること、デスクワークより身体を動かしながら仕事できる環境に惹かれ、当社に入社しました。

私たち営業は、飲食店やホテル、結婚式場などの外食産業のお客様に食材を販売しています。ルート営業が中心となり、お客様とのコミュニケーションを大切にしていく仕事です。私が担当するのは、約30件のお客様。毎日のように通う取引先もあれば、週に数回、注文いただいた時に時々、というようにさまざまなお客様がいらっしゃいます。難しいのは、お客様のご希望に合わせながら営業時間内にルートをまわることですね。限られた時間の中でお客様と少しでも多くコミュニケーションを取りたいと試行錯誤しています。

反対に嬉しいのは、お客様から「ありがとう」「助かったよ」と感謝される瞬間です。お客様にいろいろなご提案をしていく中で、商品の購入を決めていただいた時は嬉しいですね。社内の新規顧客を増やすキャンペーンで、同じお客様先に何度も訪問したことでご依頼いただけることになった時も、凄く嬉しい気持ちになりました。営業で心掛けているのは、お客様のことをより多く知ることです。どんな食材や調味料を使用されているのか、厨房でメモする私の姿を見たお客様から「真面目で安心感があるね」と褒められたこともありました。これからもお客様の期待に応えられるようメモを取りながら少しでも要望に応えられるよう頑張りたいと思っています。

今は配送だけで手一杯なところがありますが、これからは先輩方のように数字に対しても上をめざして頑張りたいと思っています。そして、お世話になったメンターの先輩のように後輩の面倒をしっかり見ることができる人になりたいですね。お客様と親交を深めることで良き相談役となり、友達以上の固い関係性を築けるようお客様に寄り添える営業になりたいと思います。

訪問を継続し、レスポンスの速さで新規獲得。日々のコミュニケーションが営業の面白み。/小山

ルート営業でまわるのは、1日40件ほど。居酒屋さんやお弁当屋さんなど、幅広い業態の取引先に調味料や冷凍食品、お米など、さまざまな食材をお届けしています。心掛けているのは、日々のコミュニケーションを大切にしながら、アンテナを張り巡らせることで、お客様により良い情報をお届けすること。お客様とコミュニケーションを深め、いろいろな話ができるようになると、そこから会話が広がり、新しいご提案につなげられることも多くあります。信頼関係に比例して取引が増えていくことも営業の喜びの1つです。

ルート営業の合間には、新規獲得に向けた訪問営業もしています。これまでお取引がなかったお客様先を訪ねても、すぐにご契約いただけることは少ないですが、継続して訪問することで徐々に距離が近くなり、ご依頼いただけるようになると営業として認めていただけたと嬉しくなりますね。私が大切にしているのは、小まめな訪問とレスポンスの速さ。分からないことがあってもすぐに上司に確認するなど、素早い返答を心掛けています。私が配送ですぐに対応できない時には、上司が代わりに調べものをしてくれるなど、手厚い後方支援が受けられる環境があることも営業の心強い味方です。

入社5年目になり、仕事に慣れて少しずつ余裕を持てるようになると、お客様とより多く会話できるようになり、当初は距離を感じていたお客様や社内の人とも笑いを交えて話せるようになりました。実をいうと、学生時代は人見知りをするタイプだった私。話すのも話しかけられるのもあまり得意ではありませんでしたが、営業の仕事を通じていろいろな人と接していくことでコミュニケーション力を磨くことができ、自分なりに成長できていると実感しています。

商品をご提案した際、はじめは他社との価格を比較していたお客様が、いつの間にか値段も聞かずに私のお薦め商品を購入してくださるなど、信頼関係を構築できていると実感できるのも営業の醍醐味。社会人になるまでアルバイト経験もなかった私ですが、仕事を通じてゼロベースから人と人のつながりを楽しむことができています。今後の目標は、先輩から多くを学び吸収し、営業実績でも追いつけるようになること。その姿を後輩に見せていきたいと考えています。どんなお客様にも好かれる営業になれたらと思いますね。

時代を先読みして潜在ニーズに応える会社だから、視野を広げながら成長できる。/古川

九州・山口一円で18事業所を展開している業務用食品卸の会社だけに、新規訪問先でも「岩田産業」を知るお客様は多く、知名度の高さを武器に営業することができています。中堅でもある私の場合、社内で管理職と若手の橋渡し役を担うこともありますね。営業では、顧客ニーズに付加価値を加えてご提案することで、お客様に喜んでいただけるよう努めています。新しいメニューを提案して欲しいと依頼があれば、単に1つのメニューを考案するのではなく、何かしらの工夫やオプションを添えるなど、お客様と一緒に創り上げていく姿勢を大切にしています。

営業としてのこだわりは、当たり前のことを当たり前にすること。また、対応スピードや正確性にもこだわっています。その結果、お客様に喜んでいただけることが営業のやりがいですね。お客様を理解しようと努め、どうしたら喜んでもらえるか、プラスαの営業ができるよう心掛けています。時には、プライベートでお客様の店を訪ねることもありますが、自分がご提供した食材を使ったメニューを他のお客様が満足そうに食べている様子を見ると嬉しい気持ちになります。お客様にサービスしていただけるなど、思いがけないサプライズもあります。

当社の仕事は、食に興味がある人はもちろん、誰かの役に立ちたい、喜ばれる仕事がしたいと思う人ならきっと楽しめるはず。外食産業の裏側を知る面白みはもちろん、知識を蓄えていくことで、味の違いが分かるようになります。職業柄なのか、新しい飲食店を訪ねると隅々までメニューを見たり、周囲のオーダーが気になったり、業界目線で見てしまいますね(笑)。仕事を通じて、食への興味もさらに深まりました。

外食産業が大きな打撃を受けたコロナ禍には、農業を支援するマッチングアプリや人手不足解消ための配膳運搬ロボット、光触媒関連の衛生商品など、先を見据えながら新しい事業を確立していく自社の強みを実感。私自身も光触媒商品やロボット提案をしています。一方で、普段から明るい雰囲気があり、上司にすぐに相談できるなど、良い人間関係が築けているのも当社の魅力。上司から積極的に話しかけてもらえるため、何でも相談しやすい社風がありますね。最近は、後輩から相談を受けることも多くなりました。今後も中堅として周囲を引っ張っていける存在でいたいと思っています。

学生の方へメッセージ

就活は大変だと思いますが、私がお薦めするのは、ギリギリまで多くの選択肢を持ち、悩み切ることです。妥協するのではなく、最後まで就活を続けることで、結果的に後悔することも少なくなると思いますね。当社を志望する学生さんには、「人と話すこと、接することが好き」「人との関係性を大切にしたい」という気持ちを持って欲しいと思います。お客様との出会いを楽しみたい人、仕事を通じて適度にカラダを動かしたい人にもぴったりな仕事です。(外尾)

今の段階で何をしたいか明確になっていない人もいると思います。まずは、悩み過ぎずにいろいろな会社を見てみることをお薦めします。私も最初は絞り込まず、いろいろな業界業種を見ていました。最後に当社に決めた理由は、先輩社員から「上下関係があまり厳しくなく、職場の雰囲気がいい」と聞いたから。雰囲気重視で選びましたが、実際、小さな失敗をしても笑って励ましてもらえるなど、社風の良さを感じています。(小山)

多くの人と仕事をするため、コミュニケーションスキルは必須。独り立ち後は一人でルートをまわるため、自らアクションを起こし、行動していく姿勢が求められます。岩田産業の看板を背負いながら、それぞれに個性を発揮できるのも当社の面白み。懇切丁寧がモットーの人、距離を縮めるのが得意な人、視野が広い人など、いろいろな人が活躍しています。私自身はオールマイティーなタイプです(笑)。(古川)

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若手も多く活躍している社内は、明るくアットホーム。取引先との距離はもちろん、社員同士の距離も近いため、普段から何でも気軽に相談できる雰囲気があると先輩たち。

マイナビ編集部から

九州・山口エリアに住む人なら、飲食店や商業施設が集まる街中の道路を岩田産業の配送車が走る姿を見かけることもあるだろう。そのクルマを運転しているのが、今回の取材に応じてくれた先輩たち。「食べることが好き」「人と話すことが好き」「楽しく仕事したい」など、同社をめざした理由は異なるものの、先輩たちに共通しているのは、“お客様の喜ぶ顔が見たい!”という思いだ。「お客様との距離を縮められた瞬間、凄く嬉しい気持ちになりますね」と口を揃える3人の表情から、仕事を楽しんでいる様子が伝わってくる。

特筆すべきは、地域の食文化を担うプロフェッショナルとして時代の先を見据えた事業を手掛ける先進性の高さだろう。SDGsが提唱される以前から“フードアイランド九州”の発展を支えるべく、6次産業化への取り組みに注力。九州各地の農産物を料理人へ届ける販路を独自に確立するほか、『食を通じて九州を元気に!』という経営スローガンを掲げ、生産者や協力企業とともに地産地消に大きく貢献している。また、コロナ禍以降は配膳運搬ロボットや光触媒商品を商材に追加。食のデリバリー事業を展開する企業と共同出資を行ない、九州にいながら全国の物流をコントロールできる新会社を設立するなど、さらなる事業拡大を見据える同社。農業からデリバリーまで幅広い領域で食の流通を支える会社だけに、将来もさまざまな分野で活躍できるに違いない。

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外食産業向けの専門食品卸業として、九州一円の食材流通を担う岩田産業。業界内でも名の知れた企業として誇りを持ち、食を通じて地域を支えている。

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