最終更新日:2024/4/18

(株)松屋フーズ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 外食・レストラン
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • インターネット関連

基本情報

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東京都

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研修・教育について伝えたい

入社後はどんな風に成長していけるの? 松屋フーズの研修&評価制度をご紹介

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早ければ1年半で店長に、将来のキャリアパスも多彩

不安なく社会人としてのスタートをきるための研修制度や、頑張りがダイレクトに昇給や昇格につながる明快な人事評価制度を整えている松屋フーズ。社員一人ひとりに寄り添うための、充実した各種制度を紹介します。

後藤 雄佑さん
教育研修グループ/2014年入社 

聖徳 紗千さん
人事グループ/2021年入社

会社のここが好き!

コロナ禍には欠勤が相次ぎましたが、店舗の枠を越えて全員が協力し、乗り越えてきました。そのように仲間同士で支え合えるのが当社の良いところだと思います。(後藤さん)
親しみやすい人が多く、若手も自分の意見を言いやすい、風通しの良い社風です。「こういうことをしてみたい」という意見があれば、応援してもらえます。(聖徳さん)
松屋フーズには、フレンドリーでコミュニケーションを取りやすい職場環境がある。バディ制度やインストラクター制度で縦横両方の人間関係が深まり、楽しく働いていける。

一人ひとりに寄り添い、スタートダッシュをサポートする研修制度

松屋フーズでは、入社式前の4日間、入社前研修を行っています。新人一人ひとりに寄り添い、「安心感を持ってもらおう」というのが目的です。入社前研修では、松屋フーズの歴史やビジネスマナー研修を実施します。昨年は、プロジェクトチームを作り新メニューを考えて、プレゼンテーションを行いました。入社前研修によって同期と絆を深めることができ、仲間意識の醸成にもつながっています。

また、今期からは「バディ制度」をスタートさせました。これは、新入社員が二人一組の“バディ”となり、同じ店舗で3カ月のOJTを受けるというものです。常に仲間と相談できる環境があることで、新人ならではの不安や悩みを払拭していけます。この制度によって、別々の店舗へ配属されてからもお互いに連絡を取り合い、支え合うだけでなく、切磋琢磨するライバルとして、お互いの存在が仕事に対するモチベーションになっているようです。

「インストラクター制度」も新しい取り組みです。これは店長やブロック長、エリア長などから選ばれたインストラクターが、担当エリア内の店舗を回り新人のOJTを行う制度です。例年は1カ月間のOJTを実施していましたが、バディ制度に合わせて期間を3カ月に延長しました。4カ月目以降も一人ひとりの成長度合いに応じて指導を継続するほか、身近な頼れる存在として、さまざまな相談にも乗ります。

当社では入社後半年で約4割の新人が店長代理に昇格します。また、半年間での昇格が叶わなかったとしても、フォローアップ研修を実施し、誰一人取り残すことなく成長をサポートしていく体制を整えています。さらにキャリアアップしたい人は立候補制の「ビルドアップ研修」に参加することで、店長業務に必要な知識をいち早く学ぶことが可能です。そのほか、自己啓発や資格取得に関する制度もあり、着実に成長していける環境となっています。
<後藤さん>

成果が昇給・昇格に直結する明快な評価制度と充実した福利厚生制度

もともと当社の人事評価は、営業成績、積極性、人柄の3つで評価していました。人柄に関しては評価者の主観が入るため、23年度からはより客観的な評価制度へ変更。店長やエリアマネージャーは売り上げが重視され、そのほかの社員はそれぞれの課題・目標に対する達成度が重視されます。顧客満足度なども数値化しており、明確な基準のもと、成果次第で速やかに昇給・昇格ができ、早ければ1年半で店長になる社員もいます。

キャリアパスに関しては、店長、ブロック長、エリア長といった具合に、店舗運営の最前線でステップアップしていくほか、商品開発、店舗開発、人事、生産管理など店舗運営以外で活躍していくことも可能です。全部で40ほどの部署があり、海外で働くチャンスもあります。部署異動は、自己申告、社内公募、上長推薦などを通じて行われます。日頃からやりたいことを周囲に発信していれば、チャンスも掴みやすくなるでしょう。

福利厚生では、自分で使い道を選べるカフェテリアプランが好評です。「仕事で使えるもの」が基本ですが、年間5万円分をさまざまな商品・サービスに利用できます。例えば、最新のスマホやウェアラブルデバイスの購入費用にあてたり、スーツの購入費、人間ドックのオプション代、旅行費用などとして利用することも可能です。ほかにも多彩な用途で使えるため、ほとんどの社員が使い切っています。

そのほかの福利厚生では、単身者向けの借り上げ社宅制度があります。家具家電付きの一般住宅を自己負担月額2万円程度で借りることができ、引越しが必要な場合は引越し費用も負担。住宅補助に関しては実家から通勤する社員にも支給されます。私が個人的によく使っているのは食事補助。店舗のほとんどのメニューを割安で食べられることができ、特盛にしたり、豚汁やサラダを付けたりも可能です。当社の福利厚生は多様で充実していると自負しています。
<聖徳さん>

二人が松屋フーズを選んだ理由&仕事の魅力について

私はもともと工学部で土木系を学んでいたのですが、仕事にしようと思うまでに興味が持てず、企業研究の際には業界を絞りませんでした。当社にエントリーした理由も「知っている企業だった」からでした。8件ほど内定をもらいましたが、給与面などを考慮し、最終的に当社への入社を決めました。周りからは「飲食業界は大変なんじゃないか」といわれたりもしましたが、当社の場合は、働きやすい環境が整備されていると感じますね。

飲食店でのアルバイト経験もない状態で入社しましたが、半年後には店長代理に昇格できました。さらに3年目には店長、5年目にはブロックマネージャーに昇格し、9年目となる23年からは本社の教育研修グループに異動しました。10月からは同部署でのチーフも任されています。私は「上を目指していきたい」という思いを昔から強く持っていたのですが、やればやるだけ評価してもらえる環境はモチベーションにつながっています。
<後藤さん>

私は企業研究を行っていたとき、とくにやりたいことが見つかりませんでした。しかし、松屋フーズではジョブローテーションがあると知り、いろいろな仕事に挑戦できる点に魅力を感じて入社を決めました。入社前と入社後でとくにギャップは感じていません。また、「仕事は大変なこともあるもの」と考えていたので、困難にぶつかってもショックを受けることはありませんでしたね。むしろ、「乗り越えるべき壁」であると考えて、前向きに捉えられました。

入社して半年後に店長代理となり、2年目には松屋とマイカリー食堂の複合店での業務も経験しました。23年の2月からは人事グループで働いています。店舗にいたときはお客様とのコミュニケーションが楽しかったですね。国道沿いのお店で働いていたときはドライバーの常連さんが多く、「今日もありがとう、美味しかったよ」と声をかけてくれるのが嬉しかったです。また、アルバイトを含め、みんなで協力して働けたことも良い経験でした。
<聖徳さん>

学生の方へメッセージ

私が企業研究の際にチェックしたのは出店ペースや売り上げ推移などです。「会社として成長しているかどうか」を見るために、そういった数字を参考にしました。成長している企業なら、いろいろな挑戦をしていける可能性も大きい。売り上げなどはホームページでも確認できるのでチェックしてみると良いでしょう。また、実店舗のある企業なら、実際に足を運んでみるのも良いと思います。店舗を見てみることは、その企業の雰囲気が自分に合うかどうかを見極めるための良いヒントになるのではないでしょうか。
<後藤さん>

最初のうちは視野を広くもって少しでも興味を感じたなら、見学会に参加するなど、どんどんアクションを起こすのが良いと思います。見学会などに足を運ぶ場合は、その会社の人たちの人柄を見てほしいですね。雰囲気が合わないと感じるなら、そこで働き続けるのは難しいでしょう。企業を絞り込む際は、基準となる「絶対に譲れないポイント」を持っておくのがおすすめです。「給与は○○万円以上」「事務職希望」など、何でも良いと思います。自分とマッチする企業に出会うため、上記の事を参考にしてみてください。
<聖徳さん>

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きっかけは「なんとなく」でも大丈夫。見学会などに参加しながら企業研究を進めていくうちに「やりたいこと」もだんだん明確になっていくことでしょう。

マイナビ編集部から

牛めし、ステーキ、とんかつ、カレーなどさまざまな業態を展開している松屋フーズ。学生の皆さんも、身近で利用した経験があることだろう。上のインタビューでは松屋フーズの研修制度や人事評価制度、福利厚生制度などについて語っていただいた。

とくに「面白そうだ」と感じたのは、キャリアパスの豊富さだ。飲食業とはいえ、接客や調理などの店舗業務だけが仕事ではない。人事も経理も総務あれば、商品開発、店舗開発、工場の生産管理、海外事業などチャレンジできる仕事は多岐にわたる。飲食店運営の基礎を知るために店舗からキャリアをスタートするものの、ジョブローテーションによって若手のうちからいろいろ経験を積める。しかも、「早ければ、半年で店長代理、1年半で店長になれる」というから、スピーディーに成長していけそうだ。

職場の雰囲気に関しては両名ともが、「フレンドリーで話しやすい」と答えてくれた。二人とも店舗から異動してきて間もないが、周囲の人たちが進んでフォローしてくれたおかげですんなり馴染めたそうだ。何よりもお二人自身がとても話やすい人柄であり、いきいきとした表情で受け答えする様子から会社の風通しの良さなども伺えた。

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国内外に1,200店舗以上を展開する松屋フーズ。社員のメンタルケアを兼ねたセミナーや調理技術研修など、働きやすい環境づくりも推進している。

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