松定プレシジョン(株)

会社説明会で、社内で設計したという放射線検出器を見せていただきました。市販品として既に存在しているものでしたが、自分たちで作り上げるという姿勢に感銘を受けました。
モジュールを買ってきて組み立てたものを販売するのではなく、改善の余地がある部分は自作し、磨いていくという点は、大企業よりも強いと感じ入社しました。

他の企業と比べ、マイコンやFPGAを動かすためのソフトウェアを書いています。新製品の開発も多く、一から開発することもあります。ハードウェアも自社で設計しているため新機能の追加や新しい試みに挑戦するサイクルは早いと思います。ソフトウェア開発に携わっている社員で本格的なプログラミングの経験は入社してからという方も多く、挑戦できる社風であると感じています。

新規事業である電子顕微鏡の開発です。開発した機能は、検出器からの信号を画像として合成し、パソコンへ転送するというものでした。仕様上の制約からFPGA搭載のマイコンやUSB3.0による通信など初めての試みが数多くあったのですが、出来上がった基板を初めて装置に載せ、被写体の電子像をディスプレイ上に映し出せたときは苦労が報われた気がしました。