最終更新日:2024/11/13

メイコーグループ【(株)メイコー(東証プライム市場上場)/(株)山形メイコー/メイコーエレクディベロップ(株)】[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 精密機器
  • 機械
  • その他電子・電気関連

基本情報

本社
山形県、神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

エレクトロニクスの最先端に触れられる環境で、若手が主役となって活躍できる!

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多彩なフィールドで活躍する若手社員たちの本音

プリント基板の開発・製造を中心に、幅広い業界の最先端のモノづくりを支えているメイコーグループ。異なる分野で活躍する先輩たちに、就職活動時のことや現在の仕事、やりがいなどを伺いました。

宮井 康志さん(写真左)
株式会社山形メイコー
天童工場 技術課
2021年入社/工学部機械機能工学科卒

グェン ゴック ヂェップさん(写真中)
株式会社メイコー
名古屋営業所 一課
2021年入社/経済学部国際経営学科卒

今野 優輝さん(写真右)
メイコーエンベデッドプロダクツ株式会社
産機車載統括部
2022年入社/工学部電気電子工学科卒

メイコーグループで活躍する先輩たち!

山形メイコーに出向し、製造工程の完全自動化を実現する天童工場の立ち上げに携わる宮井さん。前例のない挑戦を通して、大きなやりがいを感じているという。
ベトナム出身のヂェップさんは、メイコーでプリント基板の営業に携わる。言葉の壁を乗り越え、入社3年目から大手自動車メーカーの営業担当として活躍中だ。
メイコーエンベデッドプロダクツで、ドライブレコーダー等のカメラモジュールの評価を担当している今野さん。設計に携わるという目標に向けて、スキルアップに励んでいる。

機械系の知識が活かせる点に惹かれて入社!2年目から、新工場の立ち上げに挑戦中(宮井さん)

大学では工学部に所属し、主にエンジンやロボットアームなどの設計、材料強度学を学んでいました。実際にエンジンを製作していたので、面接時のアピールポイントになりましたね。
私はモノづくり企業に絞って就職活動をしていましたが、その中でも特に重視したポイントは「どのように製品開発に関わることができるか」。例えば、電気・電子業界でも、ドリルやレーザー加工など、機械系の知識が活かせる当社のような会社もあります。

プリント基板を手掛けるメイコーに注目したきっかけは、業界で高いシェアを誇る会社だったからです。クルマが好きなので、車載向けの製品開発を得意としていた点も志望理由の一つでした。面接で「機械系の知識や経験が活かせる場がある」と言われたことにも背中を押されましたね。

実際、入社半年後にチャンスが到来。学生時代に習得したCADのスキルを買われ、新工場の立ち上げメンバーに選ばれたのです。しかも、製造工程の完全自動化を目指す画期的な工場。メイコーグループ初となる大きなチャレンジに、入社2年目の私が挑戦できることになりました。導入する設備のレイアウト設計からスタートし、現在はAGV(自動搬送装置)の導入にあたってメーカーと調整を行い、社内体制を整えているところです。

ゼロからイチを作る仕事なので、大変なこともあります。プリント基板の内部は樹脂層と金属層が交互に重なっており、完全自動化を実現する上で各層にQRコードを印字する必要があるので、特にその部分で苦労しました。層ごとに印字方法を変え、その上で読み取り可能な状態にすることは非常に難しいです。印字条件を変えては何度も読み取り検証を繰り返し、ようやく全体の工程で運用できる目途が立ったところです。

メイコーグループで誰も成し遂げたことがない挑戦に、若手から携われることは非常にやりがいを感じます。前例がない挑戦なので決して楽ではありませんが、壁が高ければ高いほど、それを乗り越えたときには大きな達成感が味わえます。

今年秋にはプリント基板を完全自動生産できる天童工場が稼働予定なので、今から楽しみで仕方ありません。立ち上げプロジェクトの後は、次のステップとして生産技術職として基板の理解をより深めたいです。また、この経験を活かして他の工場の完全自動化にも貢献したいですね。多彩なキャリアパスが広がっているので、自分の将来にとても期待しています。

自己分析を通して当社の営業職を選択!“未来のクルマづくり”の一翼を担えるのが魅力(ヂェップさん)

中学生の頃に見た映画がきっかけで、日本に興味を持ちました。ベトナムの高校を卒業後、夢が叶って日本に留学。最初の2年間は日本語学校に通い、その後は大学の国際経営学科で4年間学びました。しかし、当時は勉強とアルバイトで忙しく、日本文化に触れる機会があまりありませんでした。このままベトナムに帰るのはもったいないと思い、日本で就職することにしました。驚いたのは、日本は就職活動をスタートさせる時期が早いこと。大学を卒業してから会社選びを始めるベトナムと違い、3年生の頃から周りが動き出したことに非常に戸惑いました。

就職活動で私が重視したのは、自己分析です。自分の性格をよく理解した上で、向いていそうな会社や仕事を選んでいきました。飽き性の私が面白そうと思えたのが、メイコーの営業職でした。プリント基板は幅広い業界の様々な製品に使われているので、いろいろな世界をのぞけそうだと思い、興味を持ちました。ベトナムに工場を構えており、母国と関わりがある会社だった点も魅力に感じた理由の一つです。

日本語スキルが十分ではなかった私が苦労した点は、面接での言葉遣い。特に尊敬語と謙譲語の使い分けが難しく、そこを意識しすぎると伝えたい内容がまとまらなくなってしまいました。そんな私を見て、「気楽にやればいいからね」と言ってくれたのが当社の面接官。その一言で、思いは言葉遣いだけではなく、目や姿勢でも伝えることができると考え、丁寧な言葉を意識して自分の思いを伝えることを重視しました。

入社後は、半年間の新人研修に参加。じっくり時間をかけてプリント基板の知識や営業スキルを学んでいきました。文系出身の私にとって、3カ月間の工場研修は自社製品への理解を深める上でありがたかったです。研修終了後は早速メモリ・通信系のお客様を担当。そして、入社3年目からは大手自動車メーカーを任されています。

この仕事の醍醐味は、自動車業界の未来を見据えた提案ができること。お客様と開発品の情報交換を行い、未来のクルマづくりや発展を想像しながら、お客様の希望実現のため、業務に尽力することにやりがいを感じています。今後の目標は、営業に必要な能力を磨きながら、社内の技術部門とお客さまとの架け橋として活躍すること。そしてゆくゆくは、自動車メーカーにも当社にも大きく貢献できる人材へと成長していきたいです。

電気回路の可能性を追求できる設計開発職を志望!少しでも早く設計にチャレンジしたい(今野さん)

大学で電気電子工学を専攻し、主に回路設計を学んでいました。就職活動では、その経験が活かせる会社を志望。企業のウェブサイトや就職情報サイトで情報収集をするだけでなく、積極的にOB・OG訪問を行ってリアルな情報を集めました。ワーク・ライフ・バランスも重視していたので、社員の方々には「休みの日は何をしていますか?」と質問。休日数のデータだけではなく、リアクションからも働きやすい環境かどうかをチェックしていました。文章を書くのが苦手だったので、エントリーシートの作成に苦戦。しかし、教授や友人に添削してもらうことで内容をブラッシュアップしていくことができました。

就職先としてメイコーエンベデッドプロダクツを選んだ理由は、学生時代の経験をダイレクトに活かすことができ、オンとオフのメリハリもつけやすい会社だったからです。また、説明会で出会った社員の方の人柄も決め手でした。会社見学の際に予定になかったところまで見せてくれたり、面接では雑談を通して緊張をほぐしてくれたりと、学生ファーストの対応に感動したのを今でもよく覚えています。

当社は電気・電子機器の開発・製造受託サービスを手掛けている会社です。自社一貫体制で、 お客さまのニーズにスピーディーに対応できるのが特徴。数多くの電気・電子機器の受託実績の元培ってきた開発力を強みとしており、私はカメラモジュール(車載向け)の設計や開発を行うチームに所属しています。設計開発職を希望した理由は、組み合わせ次第で電気回路には無限の可能性が広がっているから。大学で身に付けた知識やスキルを武器に、活躍できる点も魅力でした。

現在は、ドライブレコーダー等に搭載されるカメラモジュールの評価を担当。仕様どおりの性能を満たしているかどうかをチェックするほか、不具合が発生した際の原因究明にも携わっています。入社1年目の終わり頃からは、先輩のサポートなしで仕事をこなせるように。評価の結果をお客さまにフィードバックする機会も増えてきました。ただ、認識がずれてしまわないよう、結果を正確に伝えることの難しさを実感中です。

楽しいと感じる瞬間は、信頼性評価を行っているとき。製品の品質を支える一翼を担えていることが、今のやりがいです。また、モノづくりにトータルで携われるのも当社の魅力。少しでも早く設計を任されるようになり、お客さまの期待を超える製品を完成させたいです。

学生の方へメッセージ

近年は、あらかじめ業界や職種を絞って企業研究を行う学生さんが多いように思います。しかし最初の段階で、選択肢を狭めることはあまりおすすめしません。なぜなら、視野を広げることで様々な出会いがあるからです。

当社の場合、「電気・電子専攻の方しか活躍できないのでは?」と思われがちですが、化学や機械、物理など様々な専攻の先輩社員が知識を活かしながら活躍しています。プリント基板を作るには、様々な分野が関わってくるため、実は多種多様な人材に活躍の場があるんです。

そのため、まずは幅広い業界のインターンシップや企業イベントに参加してみてください。多くの会社を訪れ、様々な仕事に触れる中で、企業研究を始める前には知らなかった「自分に合いそう」と思える企業や「面白そう」と思える仕事が必ず見つかるはずです。その答えがなかなか見つからない方は、自分が働く上で譲れない軸を明確にしていくと良いかもしれません。

当社の企業研究をする際は、チャレンジ精神を大切にする社風に注目してもらいたいです。若手のうちからスケールの大きな仕事に携われたり、海外で活躍できたりするチャンスがあるのがポイント。社員たちの仕事やキャリアを知れば、当社がチャレンジングな環境であることをよく理解できると思います。
(人事担当/酒林 惠子さん)

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「手厚い教育制度を整え、若手の成長をサポート。電気・電子系学部以外の理系出身者も多数活躍しています。詳しくは【先輩情報】をご覧ください。」と酒林さん。

マイナビ編集部から

「エレクトロニクスの進化に挑戦し貢献する」というパーパスを掲げ、プリント基板の開発・製造を通して産業界の発展に大きく貢献しているメイコーグループ。自動車業界のEV化や自動運転の舞台裏を支えているほか、電気で動くあらゆるものの電子部品として、同社のプリント基板が採用されている。国内トップクラスのシェアを誇っているほか、同社の製品はアジア、ヨーロッパ、北米などでも活躍中。ベトナムをはじめアジア5拠点に工場を構え、グローバルに事業を展開している。

メイコーグループの大きな特徴は、東証プライム上場企業としての安定感と新たなチャレンジを続けるベンチャー気質が融合していること。時代のニーズに合わせて「ODM/EMS事業」「メカトロニクス事業」「映像事業」など、事業フィールドを拡大してきた。現在注力しているのは基板事業の「半導体パッケージ基板」の分野。国内外に新たな工場を立ち上げ、さらなる事業拡大を目指していくという。

チャレンジングな社風だからこそ、若手のうちからやりがいの大きな仕事に挑戦でき、スピーディーに成長していける環境。先輩たちのインタビューからも、社歴や経験に関係なく、手を挙げればチャンスが与えられることがよくわかった。ちなみに、若手社員でも海外出張を経験している先輩も少なくないという。様々な職種があり、グループ間の交流も盛んで、異動や出向を通して自分の可能性を広げていける点も見逃せない。

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「モノづくりを通してお客様に最高の製品とサービスを提供し社員と社会に幸福を」という理念のもと、グループ全体で総力をあげて最先端のモノづくりに挑んでいる。

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