福西電機(株)【パナソニックグループ】

就職活動を始めた時はやりたいことが明確ではなく、「営業に携わってみたい」という少しぼんやりとしたスタートでした。しかし活動を進めるなかで「B to Bの法人営業がいい」「関西で働きたいから大阪本社の企業がいい」など、徐々に軸が明確になり、求める環境に合致する当社に惹かれるようになりました。入社の決め手は、ずばり社風の良さです。選考を通じてお会いした方々からも人柄の良さを感じていましたが、入社後に改めて温かい社風を実感。自部署はもちろん、他部署の先輩方までが新人の私を気にかけ、頻繁に声を掛けてくださったのがとてもありがたかったです。

マンションやビルの管理会社様に建物の設備（照明・インターホン等）の改修を提案し、工事請負する営業に携わっています。1年目はお取り引きが途絶えているお客様を中心に掘り起こしを担ったのですが、知識も経験もなかったため、御用聞き状態。運よく引き合いをいただけた時は、上司や先輩に助けてもらいながら案件を遂行していました。当時は私の至らなさでお客様からお叱りを受けることもありましたが、めげずに訪問し続けることで信頼関係を構築。頑張り屋の自分を認めていただけたのか、そのお客様とは今もお取り引きが続いています。

改修後に「照明が明るくなった」「消費電力が下がった」など、自分の仕事が役立っていると感じられることがやりがいです。特に印象に残っているのは、3年目に管理会社の方と二人三脚で成し遂げた案件です。私は大阪と中国地方を担当しているのですが、中国地方は遠方ということもあり、引き合いが少なくて。そこで管理会社様の各拠点で勉強会を行い、ユーザー様への提案を強化してもらう企画を立ち上げました。するとこれまで主要都市で数件だった引き合いが、エリア全域から複数寄せられるようになったのです。管理会社様の支社長の全面協力のもとで実現した取り組みだったので、チームでやり遂げたという達成感がとても大きかったですね。

今はまだ周囲の方々に助けてもらうことが多いので、今後はもっと専門的な知識を身につけ、自分で解決できることを増やしていきたいと思っています。工事請負にしても、私は調査・提案を行うのみで、受注後は工事の専門部署に引き継ぎます。そのため工事の流れを理解しきれておらず、お客様から質問があっても確認しなければお返事できないのがもどかしいところ。専門知識を身につけることで臨機応変に対応できたらと考えています。入社時に「電気工事士」の資格は取得しているので、次は「消防設備士」を取るのが目標です。プライベートでは大好きな海外旅行にもっと行きたい！次はアメリカ西海岸をねらっています。

私は軸にしていた条件、社風から会社を選び、興味も知識もなかったエレクトロニクス商社の当社に入社しました。しかしミスマッチもなく、むしろ楽しく働いているので、入社前の興味や知識は意外と必要ないかもしれません。私と同じような方はぜひ、気軽に当社を就職活動の一社に加えてみてください。視野を広げることで、実は自分に合っている会社と出会う可能性が高まると思います。当社は社風がとても良く、営業所のメンバーで仕事終わりに飲みに行くこともよくあります。上司から誘われて…というよりも、私たち部下が上司を誘って行く方が多いので、強制参加ではないことも当社らしいと感じています。