最終更新日:2024/9/30

セイノースーパーエクスプレス(株)(SSX) 【セイノーグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 物流・倉庫
  • 海運

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

クライアントニーズにマッチした最適な輸送手段を提案し、高い満足度を実現!

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各セグメントで躍動する3人の若手社員たち

村島 愛乃さん/東京エリア 東京国際営業所/2023年入社
槻舘 享さん/東京エリア 渋谷営業所 営業主任/2017年入社
黒澤 七星さん/人事部 人事課/2020年入社

トラック便と航空便を組み合わせたスピード輸送サービスを軸に、物流を通じてさまざまな業界のビジネスを支えている同社。今回は、異なる部門で活躍する3名の若手社員に、入社時研修の内容やこれまでのキャリア、仕事のやりがいなどについてじっくり話を伺った。

皆さん、それぞれの1日

「通関に関わる業務を担当しています。荷物チェックやラベル貼りをするためにたまに倉庫へ行きます。現場に足を運ぶことで多くのことを吸収したいですね」(村島さん)
「渋谷営業所へ異動してきて1年目。自身も営業をしつつ、後輩のフォローも行っています。チーム力を底上げして営業所全体の成長に貢献したいですね」(槻舘さん)
「人事部で新卒採用を担当しています。異動して2年目に入りました。1年目の反省点を生かしつつ、今後も学生さんに寄り添った採用活動を行っていきたいです」(黒澤さん)

語学力を生かして国際物流を担う部門で活躍。通関士資格にもチャレンジ中!【村島さん】

もともと目指していたのは客室乗務員でした。そのため大学でも語学を学んでいたのですが、コロナ禍による世界的な不況を経験して、「もっと広い視野を持って企業選びを進めたほうがいいかもしれない」と他業界にも目を向けるように。企業の合同説明会に参加して物流業界を知り、「“人”と“モノ”、運ぶ対象は違っても、縁の下の力持ちとして社会を支えることに変わりは無い」と気づき、興味を持ちはじめました。数ある物流会社のなかから当社を選んだのは、幅広い輸送サービスを提供しており、より多くのニーズに対応できる強みがあると感じたからです。

入社後、まずは2週間に渡る宿泊研修に参加して、ビジネスマナーを習得したり、当社についての理解を深めたりしました。そこで、同期たちと交流を深められたのがありがたかったですね。今でも同期たちとはたまに会って、近況を報告しあっています。

さらにその後の半年間は、各事業セグメントをローテーションで回りながら、さまざまな業務を体験させてもらいました。私が体験させてもらったのは、エクスプレス輸送事業、国際輸出入通関事業、陸運事業、倉庫事業、引越・移転事業の5つの事業での業務でしたが、そのなかで特に興味を持ったのは、国際輸出入通関事業での業務でした。データ入力や書類作成などを経験させてもらいましたが、そこで持ち前の英語スキルを生かせたことが興味につながりました。

半年間の現場実習の終盤で、自身の研修中の成果を振り返る3日間のファイナル研修が実施され、最終日に本配属先の内示がありました。私が所属することになったのは、希望していた「東京国際営業所」。通関業務を担当する営業所です。うれしさがこみ上げてきたとともに、「一日でも早く活躍できるようになりたい」と気持ちが引き締まりました。

10月1日に本配属され、現在は海上輸送に関する運賃計算やお客さま向けの着船通知書の作成を担当しています。お客さまとの信頼関係があってこそ成り立つ仕事だと思っていますので、まずは間違いのないよう、正確さを心掛けながら日々仕事と向き合っています。近い目標は、通関士資格を取得することですね。参考書を活用しながら日々勉強に励んでいます。ゆくゆくは資格や知識、経験を生かして、航空輸送も含めた手続きが行える人材へと成長していきたいです。

多様な輸送手段を組み合わせつつ、物流で企業のビジネスを支えるやりがい!【槻舘さん】

入社時研修を終えて配属されたのは、本社の2階にある辰巳営業所。所属メンバーが10名弱のアットホームな営業所の中で、1年目は、お客さまからの電話を受けたり、ドライバーの対応を行ったりしながら業務のコツや仕事の流れを理解していきました。当時の辰巳営業所の副所長が私の教育係を担当してくれたのですが、お客さまとのコミュニケーションの取り方に関して学ぶことがとても多かったですね。お客さまからの難しい要望にも、しっかりと耳を傾けて、当社としてできることを一生懸命に考えて提案していたのが印象的でした。副所長はお客さまからの信頼が厚く、そうした上司の姿勢を間近で見て憧れを覚え、以来、私も見習って行動するよう心掛けています。

2年目から3年目にかけては、その副所長が担当していた大手企業の案件を引き継ぎ、物流手配業務を担当するようになりました。全国の営業所のメンバーと連携を図りながら、車両の手配などを行い、お客さまの物流ニーズを実現するのが主な仕事でした。急ぎの案件などにも適切に対応でき、お客さまから「助かりました、ありがとう」と言っていただけたときや、「また槻舘さんに担当してもらいたい」とご指名をいただけたときには、やりがいと自身の成長を大いに実感できました。

4年目からは営業を担当することになり、お客さま先に出向いてニーズをヒアリングしたりご提案したりする機会が増えました。最初は成果が出せずに苦労しましたが、営業の先輩に提案のコツをアドバイスしてもらえたことで、徐々に受注へつながるように。6年目に芝浦営業所に異動し、同時に営業主任となり、私が提案した内容をお客さまが気に入って、数ある競合他社を抑えて大型案件を受注することができました。また自身の営業活動だけでなく、後輩のフォローも任されるようになりました。

入社7年目となった現在では、渋谷営業所で新たなお客さま獲得に向け力を入れています。芝浦営業所では港が近くにあるので倉庫業を営む企業がお客さまの中心でした。現在の渋谷営業所では商業ビルが多いため、アパレルやイベントの企業がお客さまの中心です。お客さまが変わることで、扱う商品や、求められるコミュニケーションの取り方も異なってくるため、異動のたびに新鮮な気持ちが味わえます。今後も、自身だけでなく営業所や会社としての成長も見据えながら活躍の領域を広げていき、目標を達成していきたいです。

ジョブローテーションで人事部へ異動。当社の魅力を多くの学生に伝えたい!【黒澤さん】

入社後、新入社員研修を終えたのち、配属されたのは東京のロジスティクスセンター。そこで、在庫管理や入出庫管理、管理システムの導入立ち合いといった事務と現場の両方の業務を行いながら、ロジスティクス全般に関する実務を担当しました。さらにこの間、会社のバックアップのもとで運行管理者やフォークリフトの資格を取得することもできました。

その後、入社3年目からは自身の希望でもあった人事部に異動し、新卒の採用業務を担当しています。私が当社に入社する少し前は、新型コロナウィルスがちょうど流行しはじめた時期。世界中が大変な状況に陥っている中、また、私自身も入社に不安を感じていた中で、内定から入社まで人事の方に手厚くサポートしてもらえました。同期からも、入社後人事の方にいろいろと相談に乗ってもらえたという話を聞いています。こうした経緯から、自身も採用業務を通じて後輩たちの役に立ちたいと思うようになりました。

人事へ異動してきてからの1年間は、初めてのことばかりで、とにかく慌ただしく過ぎていきました。経験が無い中でのチャレンジだったので、やるべきことや学ばなければならないことがたくさんあり、インターンシップや説明会、選考を行うための準備や実施後のフォローを順次、そして並行して行っていかなければならなかったからです。

また、できる限り多くの学生さんに当社について知っていただきたいと思ったため、空いた時間があれば各大学へ積極的に足を運ぶようにもしていました。そこで、自身の考えや思いを正しく分かりやすく相手に伝える難しさに直面し、悔しさを覚えることもありました。そうした中でも、私の話をきっかけに学生さんが当社に興味を持ってくださり、入社に至ったときには達成感を味わうことができました。就職は人生の分岐点の一つであり、その大切な場面に仕事を通じて立ち会わせてもらえたことにありがたさを感じています。

数年後、人事で経験を積んだのちには、大学で学んだ語学スキルや留学経験を生かして海外輸送の業務にもチャレンジしてみたいと思っています。ジョブローテーションを積極的に行っており、さまざまな経験を積める当社なら、思いを持ち続けていればいつか叶えられると信じています。これから入社される皆さんにも、ぜひ、当社でやりたいこと、なりたい自分を見つけて叶えてもらいたいと思います。

学生の方へメッセージ

当社は、航空やトラック、鉄道など、他業界やセイノーグループ各社とタッグを組んだ多岐に渡る輸送事業を展開しています。提案の幅が広いため、お客さまの多様なニーズに応えることができ、働く社員たちにもさまざまな活躍の場が提供されます。ジョブローテーション制度や社内公募制度など、自身の強みや興味を生かせる分野へ積極的にチャレンジできる機会も用意されており、さまざまな経験を通じて総合的な物流のプロフェッショナルへ成長することができます。

物流は、人々の生活を支える上で無くてはならない社会の重要インフラであり、決して無くなることはありません。社会情勢や景気による影響も受けにくいため、安定した環境のなかで長くキャリアを築いていきたい人にはとても魅力的な職場といえます。一方、いわゆる“2024年問題”などで業界の労働人口の不足も懸念されていますが、まさに“ピンチはチャンス”。AIやIoTなどのIT技術により物流業界は進化を続け、そうしたフィールドで若い人材の活躍の場が大きく広がっています。

進化する物流ビジネスの担い手として、私たちとプラスの未来を創っていきませんか。自身の「なりたい」を見つけ、実現したい人にも、ぜひともチャレンジいただきたいと思います。
(採用担当・黒澤 七星さん)

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多岐に渡る事業を通じて、最適な物流サービスを提案し、顧客の要望を実現している同社。物流ニーズの高まりを背景に、さらなる飛躍が期待されている。

マイナビ編集部から

セイノースーパーエクスプレス(SSX)は、トラック便と航空便を組み合わせたスピード輸送を基幹事業に、国際通関、ロジスティクス、鉄道コンテナ、引越、特殊輸送など多岐に渡る事業を展開しており、それらの組み合わせによる多様なサービス、顧客のニーズにマッチした最適なサービスを提案・提供できることが同社のビジネスの大きな強みとなっている。

顧客の出荷から届け先まで、モノの流れに関連したあらゆる機能を持つ複合施設の展開に取り組んでおり、そこには保管やピッキング、包装、梱包なども含まれる。その施策として、2022年5月に「大阪貨物センター」をリニューアル。関西の物流拠点となる同センターを活用して顧客に利便性を提供し、従業員の働く環境向上にもつなげている。また、カーボンニュートラルへの対応も進めており、2023年10月、辰巳センターに電気自動車が導入されている。

取材で印象的だったのは、それぞれの先輩たちが自分の「なりたい」を思い描き、実現している点。配属に関するアンケート調査、社内公募制度やジョブローテーション制度を通じて、会社として社員たちの思いを受け止めて実現に向けた後押しをしている印象を受けた。半年間に渡る研修期間では、さまざまな業務を経験して自身の適性や志向を知ることもできる。やりたいことが明確になっている人はもちろん、これから見つけたい人にもぜひお勧めしたい一社である。

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多様な事業・部門を持つ同社だからこそ、幅広いスキルや知識を身に付けながら、総合的な物流のプロフェッショナルへと成長することができる。

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