最終更新日:2024/7/26

(株)飯田産業【飯田グループホールディングス】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 住宅
  • 建築設計
  • ホテル・旅館
  • 不動産
  • 商社(インテリア・住宅関連)

基本情報

本社
東京都
残り採用予定人数
61

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自社販売・業者販売・施工管理分野で活躍中の若手社員3名の挑戦と成長の軌跡

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“知識ゼロ”からでも着実に成長し、活躍できる環境が魅力

分譲戸建住宅市場でトップクラスのシェアを誇る飯田グループホールディングスの中核企業「(株)飯田産業」。同社で活躍中の若手社員に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標等について伺った。

住宅販売部 井上壮人さん(2021年入社/経済学部卒)
本店営業部 鈴木絵里奈さん(2020年入社/専門学校卒)
東京施工管理部 鷹野 稜さん(2018年入社/経済学部卒)

社員は語る

「トップセールスの上司に学んだのは、お客様と信頼関係を築き上げることの大切さ。アイスブレイクによってお客様の心を開くことが信頼関係構築の第一歩です」(井上さん)
「女性の活躍推進という意味でも、これからが楽しみです。育休から復帰して第一線で活躍している女性社員もたくさんいます」(鈴木さん)
「施工管理部では週に一度、全体会議があり、皆で意見を出し合います。年齢の近い社員も多いこともあり、とても話しやすい雰囲気の部署だと思っています」(鷹野さん)

【自社販売】大切なのはお客様との信頼関係。“買ってもらう”ではなく“背中を押してあげる”(井上さん)

学生時代は経済学部に所属。「コロナ禍の影響で、郊外の戸建住宅の需要が盛り上がりをみせている」というニュースを耳にして、戸建住宅の販売営業の仕事に就くことを決意しました。当社を選んだ理由としては、業界のリーディングカンパニーで仕事がしたいという思いもさることながら、先輩社員の人柄に魅力を感じたことが大きかったですね。入社前は「不動産営業パーソン=コワモテ」という印象を勝手に抱いていましたが、実際にはフランクな先輩ばかり。面接も和やかな雰囲気で、とても溶け込みやすい会社だと思いました。

入社後は約3ヶ月間の新入社員研修で、基本的なビジネスマナーや不動産・自社商品の基礎知識等について学んだ後、本店営業部の自販課(現・住宅販売部)に配属。現在は、建売住宅の自社販売に携わっています。不動産・住宅情報サイトをご覧になったお客さまからの「現地見学をしたい」「資料を送ってほしい」といったお問い合わせに対応しながら、契約に結び付けていくのが、私たちのミッションです。この仕事のポイントは、凡事徹底を積み重ね、信頼関係を築き上げていくことです。気の利いたセールストークによって“買ってもらう”というよりは、お客さまの“背中を押してあげる”というイメージの方が合っているのかもしれません。重要事項説明やローン契約の締結など、すべての手続きが完了し、物件の鍵をお渡ししたときのお客さまの嬉しそうな笑顔をみるたびにやりがいを感じられる仕事です。

これまでの仕事で特に印象に残っているのは、入社1年目の12月の初契約ですね。上司は4期連続でトップセールスを記録していた凄腕の営業パーソンで、新入社員研修が終わってから約4カ月間、上司のもとで修行させてもらいました。そのおかげもあって、12月にデビューしてすぐに契約を獲得できたのですが、住宅ローンの設計など、上司や先輩社員のサポートなしには成約に至らなかったのは明らかでした。そのため嬉しさ半分、悔しさ半分というのが正直なところで、「もっともっと頑張らねば」という気持ちが湧いてきたのを覚えています。ちなみに、私の所属していた自販課は、2022年に住宅販売部へと昇格。後輩社員を指導する場面も増えてきました。今後はBtoCだけでなく、土地の仕入れなどBtoBの仕事にも挑戦できるよう、幅広い分野の知識に磨きを掛けていきたいと思っています。

【業者販売】ポイントは仲介業者との信頼関係。男女を問わず活躍できる環境も魅力(鈴木さん)

総合不動産業を営む父の影響を受けて、中学生の頃から「将来は不動産業界で仕事をしよう」と考えていました。高校卒業後は不動産の専門学校に入学し、約半年で宅建を取得。その後は、建築の専門学校に入学し、建築士の勉強に取り組んでいました。数ある不動産関連会社の中でも当社を選んだのは、「大手企業で働きたい」という思いもさることながら、面接の席上、「営業部門には女性管理職が少ないので、ぜひ、あなたに目指してほしい」という言葉を掛けていただいたことが大きかったですね。女性の活躍が期待される環境で仕事がしたいと思いました。

入社後は新入社員研修を経て、本店営業部のなかでも業者販売と呼ばれる分野に一貫して取り組んでいます。「自社販売」がお客さまからの反響をきっかけに営業活動をスタートさせるのに対し、「業者販売」は、担当地域に根差した仲介業者と対話しながら、当社が建てた物件の販売を促していくのが主な役割。また、契約時などには仲介業者と共にお住まいになるお客さまとの折衝の場に同席することもあります。入社1年目は契約関係の仕事に同行しながら業者販売に必要な知識、スキルを習得。入社2年目からは自分の担当のお客様を持たせてもらい、契約から決済に至る一連の流れを一貫して手掛けています。実は新人時代、20代の私ではお客さまに安心を提供できないのではないかと悩む時期もありました。それでも当社の場合、件数が多いだけにたくさんの場数を踏むことができます。経験を重ねることで自信がつき、いつの間にか堂々と話ができるようになっていました。
お客さまを紹介いただかないことには物件を売ることはできませんので、業者販売においては仲介業者との関係構築が極めて重要になります。まずは、人として好かれること。そして、仲介業者のニーズの一歩先をいく提案を行い、「この人となら仕事がしやすい」というイメージを持ってもらうことが大切です。多くの案件を同時並行で進めながら、お客さまお一人お一人に寄り添った対応を行うことは容易ではありませんが、立会い決済でお客さまに鍵をお渡しするたびにやりがいを感じられる仕事です。現時点での目標は、年間の目標契約件数を達成すること。そして、後輩社員の育成に携わることです。中長期的には管理職に昇格し、チーム全体のマネジメントに取り組みながら、自分の実績を追求できるような存在になりたいと思っています。

【施工管理】文系学部を卒業し、施工管理の世界へ。優秀監督賞を受賞(鷹野さん)

学生時代は経済学部に所属。就職活動をはじめた当初は、銀行をはじめとした金融業界を中心に会社選びを進めていたのですが、なかなか選びきれず。お金と同じくらい大事なものに関わることができて、責任をもって取り組むことができる仕事は何かと考えたときに、「衣食住」のなかでも「住」の仕事を手掛けようと決意しました。なかでも、施工管理の仕事は、自分にぴったりだと思いました。そこで当社の施工管理職を志望することにしたんです。会社説明会で「研修やマニュアルがしっかりしているから、文系出身で活躍している先輩もたくさんいる」という話を聞いていたので、安心して入社することができました。

2018年に入社後は新入社員研修を経て、施工管理部に配属。入社1年目は先輩社員の現場に同行させてもらい、職人さんとコミュニケーションを取りながら、安全管理、品質管理に取り組み、家づくりの工程や建築用語についてOJTで学んでいきました。最初のうちは知識が乏しく、職人さんから相談を受けても、即座に対応できないケースが少なくありませんでしたが、わからないことに直面するたびに先輩や職人さんに質問し、建築に関する知識を増やしていった結果、1年目の終わりには、一棟分の施工管理を任せてもらえるようになりました。経験を積み重ねるに連れて、担当する棟数も少しずつ増えていき、入社3年目には完全に独り立ち。現場を丸ごと任せてもらえるようになりました。現在では複数の現場を並行して担当しています。心掛けているのは、こまめに現場に足を運ぶこと。更地だったところに建物が完成したときには、大きなやりがいを感じられますね。ちなみに、2023年には社内表彰ランキングで年間2位を獲得。優秀監督賞を受賞することができました。

皆さんのなかには「施工管理=残業が多い、体力的にきつい、休みが取れない」といったイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、当社の場合、決してそんなことはありません。Web上でできる仕事も増えてきていますし、スケジュールをきちんと調整し、有給休暇も取得しています。土日に出勤した場合には振替休日をもらえるので、プライベートも充実させることも可能です。今後の目標は、社内表彰ランキングで1位を獲得すること。将来的には管理職へのキャリアアップを実現したいです。

学生の方へメッセージ

【井上さん】
当社の魅力は、若手社員が多く、風通しのいい社風が浸透していることです。わからないことがあれば上司や先輩にも気軽に質問できるので、身構える必要もありません。私たちの仕事は、お客さまの人生設計に大きな影響を与える可能性のある、責任の大きい仕事です。だからこそ、仕事に対して誠実に向き合い、お客さまとの信頼関係を大切にできる方と一緒に働きたいですね。

【鈴木さん】
飯田産業は人材教育に力を入れている会社です。人とコミュニケーションを取るのが好きで、建物に興味のある方なら、しっかりと成長を遂げられる環境が整っています。I.D.S工法(木造軸組―パネル工法)をはじめとする独自の工法をもち、これだけ多くの建物を建てられることは飯田産業の魅力だと思います。それだけでも魅力的ですが、海外への社員旅行もあり、とても楽しいですよ。

【鷹野さん】
建築に関する“知識ゼロ”で入社した私でも、先輩のもとで約3年間、みっちり下積みをしたことで、社内表彰ランキングで2位に入ることができました。文系出身者だからといって、不安を覚える必要はありません。一連の流れを覚えて段取りを取る力、職人さんをはじめとした関係者の皆さんとコミュニケーションを取る力があれば、十分活躍できるはずです。

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本社オフィスは中央線「武蔵境駅」より徒歩1分。創業精神「より良質で安価な住宅を供給し、社会に貢献する」のもと、地域密着型の総合ディベロッパーとして進化を続ける。

マイナビ編集部から

年間4万戸以上の家を提供し、分譲戸建て市場で国内トップクラスのシェアを誇る飯田グループホールディングス。その中核企業「(株)飯田産業」で活躍中の若手社員にお話を伺って感銘を受けたのは、入社前の知識・経験の有無を問わず、若手のうちから着実に成長し、早期に独り立ちを実現していることだった。こうしたことが可能なのは、新入社員研修をはじめとした教育・研修制度の充実ぶりもさることながら、上司や先輩社員の手厚いサポートのもと、日々の業務のなかで若手社員をしっかり育てるカルチャーが浸透しているからこそといっていいだろう。筆者はここに、1977年の創業以来、半世紀近くにわたって成長を続ける同社の強さを垣間見たのである。
「より良質で安価な住宅を供給し、社会に貢献する」という創業精神のもと、業界のリーディングカンパニーにまで登りつめた同社だが、近年は海外事業やホテル事業など、新たな成長フィールドの開拓にも力を入れる。建築・不動産業界に興味関心をお持ちの方のなかでも、しっかりとした知識・スキルを身に付け、若手のうちから現場第一線で活躍したい方、自らの力で会社の未来を切り拓いていきたいという志をお持ちの方に企業研究をおすすめしたい会社である。

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風通しの良い社風が浸透。入社年次や役職、所属部署の垣根を超えたコミュニケーションも活発に交わされている。

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