受託開発の先頭に立っているエンジニアリング室では、元来、どちらかというとハードウェア面で強みを発揮してきました。今後は車載分野を主たるターゲットにしながら、ソフトウェアも含めた総合的な案件への取り組みを目指していくつもりです。幸いにも当社はエンジニア派遣や構内請負を通して実績を残していますので、他事業との連携を深めながら、新しい領域を開拓していきます。
また、医療機器は部署内でも比較的新しい分野ですので、ここをさらに広げていくことで世の中に役に立つ技術を提供し続けていく当社の使命を全うしていくのも目指しています。さらには電気電子分野では上流の強電分野などでも可能性があるのではと、可能性を模索しているところです。
未来に事業を、会社を繋いでいくためには、これから入社する新しい力には大いに期待しています。知識面は入社してからいくらでも学べますから、前向きに、諦めない心で新分野にチャレンジしていく姿勢を持っていれば、さまざまな背景を持つ学生を受け入れていきたいと思っています。
設計の仕事というとCADに向き合う時間が長いと思われがちですが、それは仕事の半分の時間に過ぎません。顧客や同僚、協力会社との対話を重ねながらあるべき形を検討していくことになるだけに、学生時代のうちからコミュニケーション力に磨きをかけるのをおすすめします。
<エンジニアリング室 室長・前田 伸昌>