イサハヤ電子(株)

MFTと呼ばれるアナログICの設計・開発の業務に携わっております。
MFTとはトランジスタ・抵抗・容量を配置したコアチップ(半完成品)に配線を施し, お客様の要望に応じた回路を構成して機能を持たせるミニカスタムICです。
MFTについてはとても学ぶことが多く, 現在は一人前の技術者になれるよう, 開発品の評価等を行いながら, 電子回路やウエハの知識を身に着けているところです。

私は大学院生時代の頃から, 電子回路関連の仕事に就きたいと考えておりました。
就職活動の際, 私が当時お世話になっていた教授に進路相談をした所, このイサハヤ電子を紹介してくれました。
私の地元の長崎でも有力な企業で, 様々な電子機器にイサハヤ電子の製品が採用されているという実績もあると聞き, それがとても魅力的に感じたので, イサハヤ電子への就職を決意しました。

他社品のICを調査する為に, チップの回路解析を行った事です。私が解析した回路は複雑で, 見たことのない回路技術が沢山ありました。何回も上司や先輩の方々に教えてもらいながら進めていき, 無事完了させる事が出来ました。 　　　
苦労はしましたが, この仕事のお陰で集積回路の素子の構造に対する理解を深めることが出来たと感じております。