最終更新日:2024/9/14

(株)島忠【ホームズ/HOME'S】

  • 正社員

業種

  • ホームセンター
  • 専門店(書籍・音楽・インテリア)
  • 商社(インテリア・住宅関連)

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多彩な業務で成長できる!広い視野と知見を身に付けられる「島忠」のキャリアパス

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社員の挑戦を後押し!革命期に活躍する先輩たちに密着

ホームセンターと家具店を展開する島忠はニトリグループの一員になり、創業以来最大の変革期を迎えた。同社の店舗や本社で活躍する先輩たちに、仕事のやりがいや今後の抱負について伺った。

写真左から
・F.T.さん(営業企画室 チーフ/2015年入社)
・N.M.さん(店舗運営部 教育推進タスクフォース/2016年入社)
・H.D.さん(店舗運営部 ホームズ与野店 店長/2011年入社)

先輩たちの仕事風景

「年間の販売計画や販促企画は、店舗運営部と商品部が話し合いながら立てます。店舗での経験を生かし、現場の声を反映させるように心掛けています」(F.T.さん)
「HCではチームワークが命です。売り場を回り、各部門と情報を共有します。スタッフとのコミュニケーションに一番時間を割いています」(H.D.さん)
「タスクフォースの仕事では、自分の経験が生きていると実感できます。皆で意見を出し合い、本当に社員の役に立つコンテンツをつくろうとしています」(N.M.さん)

HC勤務と家具販売を経験し、営業企画室へ。現場経験を生かして店舗の売り上げ向上をサポート

創業以来最大の革命期に突入した当社が注力しているのは、「PB商品」「全国展開」「人材教育」です。以前の当社にはPB商品の知見や生産現場がありませんでしたが、ニトリとの経営統合によってそれらが揃い、開発できるようになりました。全国展開に踏み切った理由は、小売業を取り巻く環境の変化です。人々のライフスタイルの多様化、嗜好の変化に柔軟に対応するためには市場拡大が課題でしたが、ニトリグループの一員になったことで、当社は全国展開を目指しております。現在は、どのエリアにどういった形で出店するのかを検討している最中です。今後は人材教育の一環として、若手が活躍できる機会をさらに創出していきます。すでに本社ではタスクフォースチームが結成され、若手社員も参加しています。さまざまな経験を積めば多角的に考える力がつき、一つの問題に対して複数の改善策を生み出せるようになります。このようにさまざまな店舗・部署・部門・役職に異動し、幅広い業務を経験する「配転教育」では、柔軟な思考と広い視野を養うことを目的にしています。

私は入社後、HC(ホームセンター)勤務と家具販売を経て営業企画室に配属されました。現在は年間販売計画の作成、季節ごとの販促企画を担当しています。両業態を経験したことで幅広い商品知識が身に付き、マルチに動けるようになったと思います。また店舗の要望を計画に反映させたり、店舗に納得してもらえるような説明をしたりできるのは、現場の経験があるからだと思います。

コミュニケーション力も向上したと感じています。店舗ではスタッフとの接し方や、お客さまに合わせた接客方法を学びました。例えばHCでは短時間の接客が主ですが、家具販売ではお客さまの大きな買い物になるので接客に時間を要します。両方を経験したことで、説明の仕方のバリエーションが増えました。現在は社内でのやりとりが中心ですが、他部署の社員や経営層と話す際は更に論理的な伝え方が必要です。シーンに応じた話し方ができるようになったのは配置転換のおかげだと思います。

今は営業企画室の一員として販売計画や販促企画に注力していますが、いずれは採用にも携わりたいですね。現在の業務で様々な部署や経営層と関わることで得た知見やその魅力を学生に伝え、一緒に新たな島忠を創っていく仲間を採用していきたいと考えています。
(F.T.さん 営業企画室 チーフ/2015年中途入社)

培ったコミュニケーション能力で店舗をまとめ、店長職の醍醐味を味わう

入社後は10年間、家具販売に従事し数店舗を経験しました。その後、HCへ異動してフロアマネジャーを経験し、現在は店長として働いています。店長の主な仕事はオペレーションです。商品をどこに置き、どのような売り場にするのかなど、店舗全体のレイアウトや各部門の作業内容や状況を把握した上で人員配置を考えます。自分の采配が売り上げを左右するので責任は大きいですが、目標を達成できたときのやりがいも大きいです。繁忙期である12月は、売り場作りに苦心しました。限られたスペースにいかに魅力的に商品を陳列できるかで、売り上げは大きく変わります。動きの活発な売り場では欠品が起きやすいため、在庫の確保も重要です。お客さまがスムーズに購入できるよう、人員調整も欠かせません。必要なことを全て行った結果、12月の売り上げは前年の同月を大きく上回りました。あの時の達成感は、何とも言い表せません。

店長になってから感じるのは責任の大きさです。フロアマネジャー時代は、トラブルが発生したり目標を達成できなかったりしても、心のどこかに「店長が責任をとってくれる」という甘えがありました。しかし、今は全ての責任は自分にあります。立場の重さを実感しますが、大きな仕事を任される醍醐味を楽しめるのは店長ならではだと思っています。後輩への指導の仕方も、フロアマネジャーの時よりさらに踏み込んだ指導がしやすくなっています。自ら背中を見せることで社員の成長を促し、「この店長で良かった」と思ってもらいたいですね。社員が成長した姿を見ると、以前に増してうれしいです。

HC勤務ではフロア全体を見渡して、各担当の動きを把握できるようになりました。また、家具販売は売り場の美しさや丁寧な接客が求められることから、お客さまに響く訴求方法を多方面から考えました。売上を達成するために全体を俯瞰して、要素ごとに調整・管理する。この配転経験を通して、店舗マネジメントを学ぶことができたと感じています。

現在の島忠はチェーンストア経営の取り組みを進めており、全社員がその理論を勉強中です。私もいち早く理解して、社員に教えられるようになりたいと思っています。いずれは教育に携わる部署で、もっと多くの社員の成長に貢献できるような講師として活動したいですね。
(H.D.さん 店舗運営部 ホームズ与野店 店長/2011年入社)

店舗からタスクフォースチームへ。現場からの感謝の言葉がモチベーションになる

学生時代から、ホームセンターは立ち寄ることの多い身近な存在でした。島忠に魅力を感じたのは、主体的に動ける環境があるからです。自ら考え行動することを大事にして会社に問題提起をおこなえる環境があると知り、面白そうだと感じて志望しました。

入社後はHCに配属され、ペット、収納、文具、サービスカウンターとさまざまな部門を担当しました。ペット、収納、文具の部門では品出しや売り場作り、パートさんの管理などを行っていましたが、サービスカウンターの業務はもっと多様です。お客さまの問い合わせへの対応、オーダーや配送の受付などを担い、他の部門と協力して店舗全体のことを考えながら働いていました。

その後、本社のタスクフォースチームに配属されました。
タスクフォースとは、会社の問題解決や新たな取り組みに対し、チームを編成して着手する部隊で、例えば売場の標準化を推進したり、業務の効率化を考えたりとたくさんのチームがあります。メンバーには若手社員も多く、社歴問わずに編成されています。私の所属しているチームでは、社内サイトに掲載する教育マニュアルやコンテンツの企画・作成をおこなっています。
具体的には、マニュアルの更新作業、社内教育の標準化、問い合わせマニュアルや業務手順書の作成などを行っています。マニュアルはどれも店舗で使うものなので、自分が店舗時代に考えていたことや対応したお問い合わせの内容などを思い出し、反映させるようにしています。現場ではどんな情報が必要なのかを知っているので、それが生きていると思いますね。店舗から「こういうものが欲しかった!」「すごく助かったよ」などと反応があると、とてもうれしいです。店舗に必要と思って作っているものの、発信するまでは「本当にこの内容でいいのか」という不安も感じながら掲載するので、良い反応があったときは安心しますね。店舗では体を動かす仕事がメインでしたが、本社では資料作成や企画の考案といったデスクワークがほとんどです。今まで経験してこなかった業務に取り組み、スキルの幅が広がりました。

また店舗に戻る可能性もありますが、配転するごとに新しい経験ができて成長できているように感じます。今は目の前の業務に取り組みながら柔軟性を養い、どこに配属されても広い視野で考えられるようになりたいですね。
(N.M.さん 店舗運営部 教育推進タスクフォース/2016年入社)

学生の方へメッセージ

当社の成長速度を速めているのが週次ミーティングです。直近の課題を振り返り、改善策を考えて実行するスピードの速さが社員の意識を高めています。入社後に幅広い知識を習得できるのも当社の魅力です。店舗では定期的な勉強会で接客の仕方と商品知識を学び、階層別研修では必要なスキルを身に付けられます。仕事の基本からマネジメントまで学べるので、着実にキャリアアップできます。
(F.T.さん)

教育体制が強化されたと感じる一つが、当社の「NWC(ニトリワールドサークル)」という活動です。ここでは社員の主体性とコミュニケーション力を育むためのプランを考え、発表する機会が設けられます。これまで以上に、若手社員が活躍できる環境になったと感じますね。当社には助け合う風土もあります。店舗内のチームワークが強く、悩んでいる人がいればお互いに手を差し伸べています。
(H.D.さん)

経営統合で、社内がさらに活気づいたと感じます。ニトリの社員との間には「一緒に頑張っていこう!」という雰囲気があり、今後が楽しみです。店舗では、部門ごとの研修で専門性を高められました。資格取得補助制度を活用すれば、インテリアコーディネーターやDIYアドバイザーといった業務に関係する資格なども、安心して取得することができます。知識の幅を広げられる環境はありがたいです。
(N.M.さん)

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協調性と主体性を持つ社員同士のコミュニケーションは非常に活発。店舗や本社の抜群のチームワークが、会社を発展させている。

マイナビ編集部から

ニトリグループの一員となり、さらなる成長を目指して社内の変革を進める島忠。スーパー・外食・アパレルの大型複合店舗「ニトリHOME’S(ホームズ)」のオープン、2021年に開始したPB商品の販売、チェーンストア経営による全国展開など、新たな取り組みを加速させている。地域に最適な形の出店を追求しており、今後続々と各地に出店することとなるだろう。

特筆すべきは、人材教育制度の充実ぶりだ。各種研修のほか、公的資格取得の補助や、「つくえ博士」「スリープアドバイザー」といった社内検定などで、社員の学びをとことんサポートしている。経営統合後は「NWC」の活動を始め、会社への提案を発表する場を用意。残業を減らす取り組みを進めたり、最大9日間のリフレッシュ休暇を新人のうちから取得できるようにしたりと、ワーク・ライフ・バランスの推進にも積極的である。産休育休や時短勤務の制度もあり、ライフステージが変わってもキャリアを積める環境だ。福利厚生も手厚く、社員を何よりも大切にしていることがわかる。

配転教育で多様な業務を経験し、スキルの幅を広げられることも魅力の一つ。自分らしく働きながら、人々に「住まいの豊かさ」を届ける仕事のやりがいは大きいと確信した。

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人々の暮らしに貢献することを使命とし、店舗を展開してきた同社。ニトリグループの一員となり、より多くの人に「住まいの豊かさ」を届けるべく進化しようとしている。

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