(株)やまひろ

冷凍麺の商品開発・規格管理に携わっています。
開発部（麺担当）では新商品の材料・形・パッケージを決めたり、栄養成分などの表示を作成する他、新商品以外に対しても品質維持のため頻繁に規格の見直しなどの改善を行っています。
また、他部署と連携してラインテストを実施し、新商品の品質に問題がないか、安定して製造・量産が可能かを確認しています。その中で、私は主にパッケージ表示・規格書のチェックや、ラインテストの報告書の確認を担当しています。

やりがいは、やはり苦労して製品化している商品が評価されて売れることです。
商品を使用していただくお客様から「冷凍麺とは思えないおいしさ」「また購入したい」と言っていただくと、自分がやってきた事は間違っていなかったなと思います。
印象に残っているのは、新商品開発で初めて本格的にそばの開発担当を任された時の事です。
情報収集の目的で長野県にそばめぐりに行き、限られた日程で何店舗も回り、おなかが苦しくなりながらも「これだ」というそばに出会いました。その経験を元に、何回も試作をして開発したそばは私の中では自信がありましたが、残念ながら不採用でした。新米ながらも商品開発の難しさを痛感した体験でした。

食べるのが好きで、大学の研究室も食品関係でしたので、食品製造に興味がありました。
食品といってもさまざまで、最初はやまひろの事は知りませんでしたが、冷凍麺は業務用としてサービスエリアや外食チェーンなどで多く採用されていること、アイスは有名メーカーの委託製造を実施しており、携わった仕事が身近に感じる事ができるのが魅力的だと思い入社を決めました。
あとは単純ですが、アイスや麺といった美味しいものを食べる仕事ができたら幸せだと思ったからです。

試作品を皆で評価するときは1人ずつ意見を出し合って方向性を決めるなど、年齢や役職に関わらず気兼ねなく発言ができる風通しの良い職場だと思います。
ただし、食品を取り扱っていることもあり、製造の現場では衛生・品質・安全・効率などシビアに気を引き締めなければならない場面もあります。

商品開発の仕事をしているので当たり前ではありますが、一番の目標はヒット商品を作ることです。