最終更新日:2024/7/17

(株)千葉薬品【ヤックスドラッグ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局
  • スーパーマーケット

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域の人々の健康を多角的に支えるために、プロとしてのキャリアを拡大させていく

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挑戦を続ける若手社員たち。その仕事の魅力ややりがいとは

千葉県を中心にドラッグストア、調剤薬局を展開する千葉薬品。地域に暮らす人々の健康で豊かな生活を応援することを理念とする。同社で活躍する3人の若手社員に、仕事への想いを語っていただいた。

■M.N.さん
薬剤師/2022年入社

■S.R.さん
登録販売者/2022入社

■K.K.さん
管理栄養士/2022年入社

これから挑戦したいこと

「薬の知識を深めるだけでなく、他職種との連携や情報の共有の機会を増やして、地域の医療環境をより良くしていけるような取り組みをしたいですね」(M.N.さん)
「まずは店舗での経験を積み、店舗管理者としてマネジメントスキルを身につけたいです。将来的にはスタッフやお客さまに信頼される店長を目指したいです。」(S.R.さん)
「薬局の利用の合間に栄養相談をされるお客さまも。その相談で得た情報を薬剤師にフィードバックするなど、薬剤師と管理栄養士の連携強化も大事です」(K.K.さん)

在宅医療に携わる薬剤師として、患者さまとご家族の穏やかな毎日を支えていきたい

大学で薬剤師を目指して勉強をしていくなかで、在宅医療における薬剤師のあり方について学ぶ機会がありました。そこで私のやりたい仕事はこれだと直感。病院ではなくご自宅で、その方らしく過ごせる時間を大切にできるように一役買うことができ、介護をされるご家族に対しても、薬剤師という専門職が関わることで負担の軽減になるはず――。そう考え、在宅医療に力を入れている千葉薬品で働きたいと思ったのです。

まずは半年間、研修として小児科病院の門前にある調剤薬局で勤務し、そこで外来の処方箋対応や調剤、患者さまへの服薬指導などを経験しました。とても忙しい薬局でしたが、仕事の流れ全体をしっかり身に付けるには最適な環境だったと思います。多忙な環境のなかで、処方箋を受け付けるだけでなく、患者さまやそのご家族に寄り添った服薬指導のあり方を考える機会にもなりました。

調剤薬局に勤務しながらも、上司には「いずれは在宅医療に携わりたい」と伝えていました。その意欲が認められ、2022年の10月から、在宅医療と高齢者施設への訪問をメインにしている薬局へ異動。念願の仕事が始まりました。最初は患者さまのもとを訪問する先輩たちのために、薬局内でお薬のセッティングをする業務を担当。一度外に出てしまったらすぐには戻ってこられない訪問業務では、万全の準備が大切なのだということを学びました。
2023年になって先輩に同行し、現場を学ぶようになりました。これから一人で患者さまのご自宅を訪問することを不安に思っていた私に、先輩が「わからないことがあるのは悪いことじゃない。曖昧な知識で患者さまに答えてしまうことの方が良くないことだよ」と声を掛けてくださったことがありがたかったです。

患者さまやご家族と担当医師の間をつなぎ、それぞれの負担を減らすことも薬剤師の役割だと感じています。患者さまが穏やかな時間を過ごせるように、「今は何に困っていますか?」と問いかけ、辛いことを取り除けるような薬の処方を医師に提案するのも薬剤師の仕事。良い効果が出て、患者さまが生きる意欲を取り戻されることもあるのです。
在宅医療やそこに関わる薬剤師の存在をもっと世の中に浸透させるために、在宅薬剤師の役割や存在意義を伝えていくことも私たちの役割だと感じています。
【M.N.さん】

お客さまの困りごとに寄り添いながら、地域に根差した店舗づくりをする

私は食に関わる仕事がしたいという想いがあったので、はじめはメーカーや卸売業を中心に企業を探していました。その過程で、食を軸にもう少し視野を広げていこうと考え、人々の暮らしに関わる仕事にも目を向けたところドラッグストアにたどり着いたのです。さまざまなドラッグストアの企業がありますが、千葉薬品は医薬品、生活用品の販売だけでなく、医療や介護など幅広い取り組みを自社のみで展開しているところに魅力を感じました。また、出店エリアを千葉県全域と茨城県南部に集中していることも知り、この会社なら落ち着いて働けるだろうと思ったことも入社理由のひとつです。

新人研修は、1カ月かけて仕事の基本を学べたと同時に、同期との親睦を深める機会にもなりました。研修後はそれぞれが配属された店舗で勤務をするようになるので、ここで関わりを持つことで、仕事の悩みを共有し切磋琢磨するような関係を築けました。
私が配属された店舗は、当社の中でも比較的歴史のある店舗で、常連のお客さまが多いところでした。そこで私が大切にしていたのは、お客さまに寄り添った対応をすることです。例えばレジでのお会計の際に、クーポンを使うことで商品が割引になるなど、本当に些細なご案内をしていたのですが、お客さまからは「そんなことまで、教えてくれるなんて!」という言葉をいただきました。当社の『お客さまからありがとうをもらえる社員になろう』という理念を少しでも実践できたとうれしくなりました。

現在は、登録販売者として医薬品のカウンセリング、販売にも携わっています。体調に不安を抱えている方や、どんな薬を使用するべきか悩んでいる方に、1人ひとりの症状に合った医薬品選びのサポートをしています。
また、その医薬品を使用した際の効果や副作用などの説明を、お客さまの立場に立って行うことで、納得して医薬品をご購入いただけるように心掛けています。

こうしてお客さまと関わることが増え、私の丁寧な接客を信頼し、ファンになってくださる方も増えました。これからも、「ヤックスドラッグに行って良かった」と思われる店づくりをしていきたいです。
【S.R.さん】

食の分野からお客さまの健康をサポート。スモールステップで生活習慣の改善に導いていく

私が食の大切さや予防医学の分野に関心を持ったのは、自分自身の病気がきっかけでした。食事や栄養について専門的な知識を身に付けるなら、管理栄養士の資格を取得するのがベストだと思い、栄養学が学べる大学に進学。管理栄養士としての仕事は、行政機関や民間企業などさまざまな仕事がありますが、地域の人たちにとって身近な管理栄養士でありたいという気持ちがあったため、民間企業のなかでもドラッグストアを志望しました。
大学3年生のときに千葉薬品のインターンシップに参加し、地域密着のドラッグストアならではの管理栄養士としての働き方を学びました。また、地元である千葉県を中心に展開していることから、管理栄養士として地域の方々の「生活の場」から健康を支えることが出来ると考え、入社を決めました。

現在は、ドラッグストア店内の街のほけん室で「健康チェック」を行っています。担当エリアを約10店舗ほど巡回し、地域の皆さまの健康づくりをサポートさせていただく仕事です。店舗や地域ごとにお客さまの特徴はありますが、温和で健康意識も高い方ばかりなので、私たちが相談ブースを展開していると通りがかりで立ち寄ってくださる方もいらっしゃいます。
そんなお客さまに対して筋肉量や体脂肪、内臓脂肪などを測定し、その結果をもとに食事や運動などのアドバイスをしています。
例えば、ついつい間食をしてしまうお客さまには、一概にやめるように指導するのではなく、間食するならどんなタイミングが良いか、どんな食べ物が良いかなど、スモールステップを提案しながら気軽に生活習慣の改善に取り組んでいただけるようにお話することを心掛けています。

本格的に食生活を見直したいと有料プランに加入したお客さまに対しては、定期的にサポートを続けた結果、1年間で10kgの減量という成果を出すことができました。お客さまからも健康診断の数値も良くなったと聞き、やる気を維持する支援ができたという自信も得られました。
食生活を変えるのはお客さま自身ですが、その行動変容を支えていく役割を担い、悩みに寄り添いながら必要とされる情報を提案できる知識を身に付けていくことが今の目標です。
【K.K.さん】

学生の方へメッセージ

企業研究をする段階では、自分が将来どんな仕事をしたいのかが明確になっていない場合もあると思います。そんなときは業界や仕事内容だけにとらわれすぎず、さまざまな企業を調べてみてください。そして実際に足を運び、自分の目で見て比較すると、どんな働き方をしたいのかが少しずつ明確になると思います。そうして見えてきた“やりたいこと”の分野に注力している企業はどこかという視点で企業探してみると、おのずと自分に合う企業と出会えるかもしれません。

そして、企業の強みを並べて比較してみることで、その会社が今後どんな展開をしていこうとしているのかも見えてきます。企業の今だけではなく、未来を見ることも大切です。その“未来”で働くのは自分自身。その企業の強みや事業展開に沿って働くことができるのか、そんな視点で企業と自分の関わりを考えてみましょう。

ドラッグストア業界は成長産業の一つと言われていますが、企業によって風土や事業戦略は異なります。なかでも当社は、総合職、薬剤師、管理栄養士、介護に関わる仕事などさまざまな職種がありキャリアの選択肢も多彩なので、働きながら自分の目指すキャリアを描いていけるでしょう。

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登録販売者、薬剤師、管理栄養士と地域の医療や福祉関係者が連携しながら患者を支える体制がある。多職種が連携したチーム医療への意識が高いことが同社の特徴だ。

マイナビ編集部から

千葉県、茨城県を中心にドラッグストア、調剤薬局、介護サービスなど、地域に暮らす人々の健康を支えるさまざまな事業を展開している千葉薬品。1960年の創業以来60年以上、広く人々に親しまれてきた。歴史のある企業としての強みがあるのと同時に、現在同社ではダイバーシティプロジェクトにも着手し始めたという。年齢やキャリアを越えて意見を言える環境づくりにも積極的に取り組み、組織としての風土が変わりだすタイミングでもある現在、若手社員の活躍の場がさらに拡大していくことだろう。

また、同社では毎年キャリア意識調査を実施し、社員一人ひとりの意見をヒアリングした上で、その後のキャリアプランやジョブローテーションの参考にしていくという。ほかにも、挙手制でやりたいことにチャレンジできる「キャリアチャレンジ制度」も導入している。

今回取材した3人の社員も、それぞれが自分の挑戦したいことを発信し、それを叶えるための挑戦にも前向きに取り組んでいることがうかがえた。
同期や上司、先輩、そして業務で関わり合う他職種の仲間たちから刺激を受けながら、地域の人々の健康をサポートできる環境がある。

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高齢化社会の今「地域包括ケアシステム」に先駆けて挑戦する同社は医療、介護、予防、住まい、生活支援をワンストップで提供する「ヤックスケアタウン」も実現している。

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