最終更新日:2024/4/22

グッドタイムリビング(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 医療機関
  • サービス(その他)
  • イベント・興行
  • 証券

基本情報

本社
東京都

取材情報

研修・教育について伝えたい

本当の優しさってなんだろう。見守り支える自立支援。その優しさに強くなる。

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1年目のドキドキ挑戦ストーリー

有料老人ホーム・高齢者向け住宅を運営するグッドタイムリビング。その最前線で活躍するケアアテンダントと専属プリセプターにインタビュー。入社後のドキドキは?厳しさは?プリセプターの思いとは?

■ケアアテンダント(介護スタッフ)
下枝未来さん(左)2023年入社/社会学部卒
グッドタイムリビング 町田中町

■下枝さん専属プリセプター(育成担当)
田辺幸恵さん(右)2018年入社  
グッドタイムリビング 町田中町/ケアアテンダントリーダー

取り巻く環境

ゲストへの声掛け前に、スマホでゲストの情報・記録をチェック。ゲストの好きなお話も引き出しやすい。わからないことは、インカムですぐ確認。報連相も正確でスピーディ。
業務の合間に「どう?」「大丈夫?」「体調は?」と笑顔で声がかかる温かい風土。プリセプターだけでなく、いろんなスタッフに質問・確認しながらゲストと向き合っていく。
「新しい人に伝えたいことは、あえて手を出さないで見守る自立支援の大切さ。みんなで新しい介護に挑戦するなかで、この仕事を好きになる人を増やしていきたい」田辺さん

【選んだ理由】直接の「ありがとう」が嬉しいから。全部見せてくれた会社だから。

就職活動を始めた頃は、これだ!という職業を見つけられずにいた私。アニメが好きでエンタメには興味がありましたが、PCにずっと向き合っているタイプというより、私は動き回っていたいタイプ。なによりも、目の前の人に「ありがとう」と言ってもらえるような、直接誰かと関わる仕事をしたいと考えました。パン屋さんのアルバイトを通じて、ご高齢のお客様と話すのは楽しいなと感じていたこともあり、「福祉業界で働こう」と決意して就職活動をスタートしました。

当社に惹かれた理由は、介護への向き合い方や当社ならではの企業姿勢です。「できないことを手伝うだけでなく、生活をより良いものへと支えていく」Quality of life(生活の質)を大事にするという価値観に共感をしました。そして、インターンシップに参加した際に伝わってきた、スタッフ同士の会話や笑顔、仲の良さも惹かれた理由の一つです。介護への理念や親しみやすい風土というと抽象的ですが、ゲストハウス(施設)見学の際に、1階から7階まである施設をすみずみまで見学させてくれたことや、なにも隠さない正直なスタンスに信頼を感じました。

新人研修を終えた4月末の初出勤日。私は緊張のあまり朝食が食べられないほどでしたが、出迎えてくれたプリセプターの笑顔、他のスタッフみんなの笑顔。そして、体操の時間に紹介していただいたのですが、その時のゲスト(ご入居者)の方たちの拍手と笑顔…胸がいっぱいになりました。「どこにいればいいのか」という孤独感もなく安心の環境でしたし、「大丈夫?」「体調は?」とたくさん声をかけてもらいながら、スタートを切ることができました。

最初は日勤帯の勤務からスタート。先輩と共に行動し、一つずつ経験を積んでいきました。たとえば、入浴介助であれば入浴介助自体は先輩が行い、私がお風呂の準備や血圧測定などを手伝うというやり方で、できることを増やしていきました。シフト勤務にはゆっくり慣れていこうという進め方で、配属1カ月後に早番・遅番の時間帯の勤務が始まり、さらに3~4カ月後に夜勤帯の勤務が始まりました。もちろん、夜勤も含めて、慣れるまでは先輩がついてくれるので安心です。入社1年を前に、ひと通りの業務を覚えたものの、学ぶことが多く日々勉強中です。

【前を向く理由】心を支えてくれるから。仕事が好きになったから。

難しい介助を初めてこなせたとき、「最初に報告したい!」と思ったプリセプターの存在。私にとって、本当に大きな存在です。実は、まだ仕事を始めたばかりの頃、プリセプターの顔を見て泣き出してしまったこともあります。

どんなにしっかりとサポートをされていても、初めて飛び込んだ未知の世界。徐々に慣れてきたとはいえ、まだまだ覚えることがたくさんあり、仕事がうまくできず、さらに今後は夜勤も始まるからどうしようと不安になっていました。そんな初夏の頃、自分でも気づかないうちに溜め込んでいたのでしょう。プリセプターから「大丈夫?」と声をかけてもらったときに、涙が。とにかくプリセプターとたくさん話をして、最後に「これからなにがあっても、どんなことでも話してね」という言葉をかけてもらいました。今の私があるのは、プリセプターが私の心に寄り添ってくれたからだと思っています。

もちろん、働きやすい環境にも感謝しています。その一つが、サービススタッフの存在です。サービススタッフは、アクティビティや洗濯物・郵便物の管理などを行うパートナーです。ケアアテンダントとしての業務に集中でき、ゲストとの会話にもゆとりが生まれます。また、ゲストの状態や趣味などの情報確認ができたり、質問もできたりと業務中に使用するスマホとインカムも頼れるツールです。インカムは全スタッフが共有しているため、発信時には緊張しますが、報連相は基本中の基本ですのでこれも学びの一つですね。

嬉しい場面は、日々たくさんあります。私を見たときにゲストのお顔がパッと笑顔になる。笑顔で手を振っていただける。「ありがとう」という言葉をいただける。そして、「機能を維持している」「回復している」そんな喜びも分けていただける。たとえば歩行訓練をしているゲストには、あえて手を貸さず、安全を見守ります。認知症のゲストであれば、あえて口を出さず、お着替えを見守ります。あえて手を出さない、一人ひとりのゲストに応じた自立支援の大切さにも気づくことができました。今後の目標は仕事で一人前になること、そして3年後の介護福祉士の資格取得です。私はこの仕事が好きだからずっと続けたい、素直にそう思える環境や人に恵まれて嬉しいです。

【専属のプリセプターより】緊張も、涙も、笑顔も、なにもかも。

私自身、プリセプターの担当は初めてのため、下枝さんの担当に決まったときは「どんな人かな?」というワクワクもありましたが、「社会人になったばかりのこれからの人材を、私が教えていいの?」という責任の大きさに身の引き締まる思いでした。実は迎える側もドキドキですよ。

下枝さんの初出勤日は、初々しくて、キラキラしていて、緊張のなかでも笑顔が多くて安心しました。成長のステップを確認しながらOJTを進めていきますが、実際の業務では、私だけでなく、先輩社員のみんなと一緒に行動しながらスタートします。「大丈夫?」「体調は?」「困っていることはない?」と言葉をかけたり、気づいたことはアドバイスしたり。たとえば、インカムは全スタッフが内容を聞くため、当初、下枝さんは遠慮がちでした。疑問はその場で解決すべきなので、「疑問は抱えこまないで遠慮なく利用してね」といったアドバイスも行いました。

専属の担当とはいえ、私は、近寄りすぎず適度な距離感を心掛けてきました。だれかに依存するのではなく、困ったときに自分で解決する力を身につけてほしいから。それが一番、彼女自身の力になるからです。下枝さんはみんなと仲良くなるのも早くて、3カ月経つ頃には、いろんなスタッフに自分から質問や相談をしていました。周りの先輩を全員プリセプターにできると強いですよね。

7月は、新入社員の疲れやストレスが溜まってくるタイミングです。「大丈夫?」と声をかけたところ、彼女は泣きながら、抱えている不安を一つひとつ話してくれました。私は、うまくアドバイスできるか不安でしたが話しを聞くことはできるので、まずは下枝さんの話をしっかり聞き不安に寄り添うことに。そうやって悩みながらも乗り越えていく姿に、嬉しくも頼もしくも感じていました。

私は、新しい介護の在り方、考え方を身につけてほしいという気持ちで、下枝さんやほかのスタッフと向きあっています。ゲスト個々の自立に向けて、全て手を差し伸べるのではなく、その方のできることを行っていただく。あえて手を出さずに見守ることは、冷たさではなく、優しさです。それに気づいて、この仕事をさらに好きになってもらえて、新しい仲間を増やしていけたらとても嬉しいですね。

学生の方へメッセージ

就職活動では、自分がなにをやりたいのか、自分の軸を持つことが大切です。知識がなくても、未経験の世界でも、自分がやりたいことであればぜひ挑戦してみてください。私は社会学部出身で、福祉や介護の知識もなく、具体的な仕事も知らない状態で飛び込みました。福祉業界には働き方や仕事内容がハードそうだなというイメージを持っていましたが、体験しないとわからないもの。実際に今は、やりがいをもって楽しく働いていますので、イメージだけで初めから可能性を否定しないことも大切だと思います。

現在、改めて当社で良かったと思うことは、プリセプターの存在です。実は、私がプリセプターに不安を打ち明けた後に、他のスタッフからもいつも以上に温かい声をかけてもらいました。おそらく、プリセプターがスタッフに私の不安を伝えて、心のサポートをお願いしてくれたのだと思います。そんななにげない心遣いも嬉しく感じました。プリセプターだけでなくスタッフ全員から、知識面・技術面など、いろいろ学ぶことができ、仕事に真っ直ぐ向き合えるこの環境に感謝しています。

ちなみに、私は勤務地にもこだわっていたので、仕事、風土、条件など、いろんな視点で自分の軸を大切にすれば、必ず納得できる仕事に出会えるはず。がんばってください!(下枝さん)

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「さまざまなスタッフに関わり、スタッフ全員から指導・サポートを受けています。入社前に感じた仲の良さは、本物。人間関係に悩んだことは一度もありません。」下枝さん

マイナビ編集部から

大和証券グループが擁する同社独自の介護・福祉事業では、利用者様を「ゲスト」と呼び、高級感あふれる介護施設を「ゲストハウス」と呼ぶ。外観内観ともに意匠性が高く、広々としたエントランスには雑事を頼めるフロントもある。食事は2種類から選択でき、家族や友人と共に過ごせるパーティールームや美容サロンも完備。「生活の質を豊かに」という、介護への向き合い方を体現している。

スタッフ全員が業務用スマホとインカムを携帯。「ゲストへの声掛け前には、業務用のスマホで介護記録をチェックしています」とスタッフにも好評だ。正確な情報把握・事務負担の軽減にも繋がり、本来業務に集中しやすい体制にある。

もちろん、施設環境や設備を活かすのも人材あってこそ。とくに入社初年度は、技術面だけではなく、心のサポートも細やかで、専属の指導担当「プリセプター」を配置する万全の体制が整っており、下枝さんのように未経験でスタートした方も安心して働ける環境があることがわかった。ちなみにプリセプターは、リーダー研修やプリセプター向けの研修を受けた人材が担当するしくみ。指導品質を標準化している公正な土壌も、嬉しいポイントだ。プリセプターの田辺さんいわく、「自分から周りのスタッフに質問や相談をすることが大切。プリセプターが要らなくなるのが一番です」。“全員で互いを支え高め合うもの”というリーダーシップも伝わってきた。

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キレイで広々、温かみのあるレストラン。毎食2種類から選べるメニューを用意し、四季折々のスペシャルメニューや実演調理などのイベントも開催。食を楽しむ環境も整う。

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