(株)ノバック【東証スタンダード市場上場】

家づくりに興味があり建築を学ぶ道へ。私は兵庫県出身なので、地元である関西圏のゼネコンに絞り込んで就職活動しました。ノバックを知ったのは、大学の先生から「ゼミの先輩がノバックで活躍しているよ」と聞いたことがきっかけです。
実際の仕事を体験するために、何社かのインターンシップに参加。そこで際立ったのが、ノバックの雰囲気の良さです。他社の現場がピリピリしたちょっと怖い雰囲気だったのに比べ、ノバックの現場はとても明るくて、社員と職人さんが和気あいあいと協力し合う姿にとても好感が持てました。職人さんも気さくに声を掛けてくれるなど、人間関係の良さも伝わってきて、「ここなら安心して働ける」と感じたのが入社の決め手です。

現在は名古屋の9階建てワンルームマンションの現場監督をしています。測量から基礎、コンクリート打設と工程ごとに記録写真を撮ったり、配筋チェックなどの品質管理、安全管理といった施工管理全般を行っています。この現場はワンフロアに11戸が並ぶ横にボリュームのある建物。今は1階部分の床が完成したところで、私は部屋の間取りを詳細に表現する平面詳細図の作成に挑戦しています。難しいところもありますが、仕上げ工程の大切な図面づくりを任されたことに大きなやりがいを感じています。
心掛けているのは、仕事の中で楽しいことを見つけること。例えば分からないことが分かったり、図面でイメージできないことが現場で確認できたり、「なるほど！」と納得のいく瞬間が私にとっての喜びです。

この仕事の一番のやりがいは、自分の関わった現場が竣工した時です。入社して初めて携わったのは、神戸の8階建て高級マンションでした。1年目は覚えること、教わることでいっぱいいっぱいでしたが、コンクリートの数量計算など自分が出来ることを精一杯やりました。現場では図面作成で忙しい先輩の目と耳となり、現場をくまなくチェックして疑問点を報告、アドバイスをもらって現場に反映させました。そして約1年後、足場が取れて建物の全容が見えた時には大きな達成感を感じました。この瞬間の感動は今も忘れられません。
内見会でお客さまから「きれいなお部屋ね」と褒めていただいたり、地域の人から「いいマンションが出来たね」と声を掛けてもらえたことも嬉しかったです。

「女性でも大丈夫」という人事担当者の言葉は本当でした！ギャップを感じることもありませんし、現場でも働きやすい環境を作ってくれるので安心して仕事に臨めます。重いものを運ぶ時には男性が助けてくれるなど、逆にこちらが気を使うくらいです。私と同期の二人はノバック初の女性施工管理者。これからは女性のパイオニアとして、後輩たちがさらに安心出来る環境づくりに注力したいと思っています。
ノバックは入社1年目から現場配属なので、実践の中で知識やスキルが身に付けられます。早くから図面を描くチャンスももらえますよ。また全国展開なので、さまざまな地域で仕事ができるのも魅力です。私も神戸と名古屋で工法や道具が違うことを学びました。

最近は女性の施工管理者も増えてきていますが、就職活動中は本当に女性の自分に仕事が務まるのかという不安でいっぱいでした。でも入社してみると本当に「ウェルカム」だったと実感しています。もしあなたが女性で仕事に不安を感じていたら、それは杞憂です。私も現場で頑張りながら、2年後の施工管理技士1級の資格取得に向けて頑張っています！