(株)ノバック【東証スタンダード市場上場】

建築に興味を持ったきっかけは高校生の頃に、新築の注文住宅に移り住んだ時のこと。両親の思いをしっかりと汲み取って設計してくれ、何もない更地の状態から、徐々に家が建っていく様子を間近に見るのはとても楽しく、ワクワクしたのを覚えています。
大学で一番印象に残ったのは、やはり設計でしたね。まずどんなコンセプトでいくのか、それをカタチにするにはどうしたらいいのか、いろいろ考えながら設計していました。知らない土地の町並みを観察するのも好きで、友人とドライブしたり、美術館の設計が課題に出された時は鳥取県まで美術館を見に行ったり…。卒論では公園の利用状況を把握し、改善策を提案するなど、幅広く学ぶことができました。

ノバックを知ったのは、大学で開催された企業説明会。ゼネコンとしてスケールの大きい仕事ができること、2年に1回ハワイへの社員旅行があることが印象に残りました。
もっと詳しく知りたいと、インターンシップに参加。仕事内容ではマンションのほかにも、宝塚サービスエリアのような特徴的なものもあること、福利厚生面でも家賃補助や帰省の費用を月2回までサポートしてくれるなど、非常に手厚いことがわかりました。現場見学では、所長から事務の人まで皆とても気さくで、休みや残業の実態などについても率直に聞くことができました。「ここでなら仕事もプライベートも充実して働けそう」と入社を決めました。

当面の目標はまず仕事に慣れること。施工管理は専門性が高い仕事なので、先輩や同期、職人さんに自分から積極的に質問したり、教わったりして、しっかりと実践的な知識やスキルを身につけていきたい。そして周りの人たちと協力して業務に取り組んでいきたいと思います。
また現在、1級建築士の資格取得を目指して、学校に通っているところです。日曜日ごとにスクーリングがあるので、それに向けた課題も着実にこなし、スキルアップを目指したいと思います。地に足をつけて、まずは一歩一歩、その先にゼネコンならではの大きな案件が待っていると信じて頑張っていきます。

少しでも気になる企業があれば、インターンシップに参加することをおすすめします。事業内容だけでなく、どんな人が働いているのか、どんな雰囲気なのかを知るには、実際に自分の目で見ることが一番です。私自身は4社のインターンシップに参加したのですが、会社によって仕事の進め方も雰囲気も違うと実感しました。またノバックのインターンシップでは先輩社員とフランクに接する時間もあり、リアルな声を聞けたことも参考になりました。
私は1級建築士の資格取得に向けた勉強を10月から始めたのですが、卒業設計と時期が重なり、なかなか勉強する時間がとれず苦労しました。資格取得を考えている人は夏頃からスタートするとよいと思います。