最終更新日:2024/8/9

(株)ダイキエンジニアリング

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 受託開発
  • 機械設計
  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 自動車・自動車部品

基本情報

本社
東京都、広島県

取材情報

事業について伝えたい

新しい働き方を支援するダイキの取り組みを紹介します!

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一人ひとりに合わせた、新たな教育文化と働き方を創出

(写真:左)
本社技術管理部 次長/山田健二さん/2003年入社

(写真:中)
専務取締役/中辻顕智さん/2012年入社

(写真:右)
情報システム部 部長/厚谷英敏さん/2008年入社

自動車、船舶、航空機、ソフトウェア等。高い技術力を持つ人材を育成し日本のモノづくりを支えるダイキエンジニアリング。多彩な事業展開や新しい教育・働き方について、ご紹介いただきました。

就活生へのメッセージ

「多様なスキルを学ぶことのできる環境が当社にはあります。スキルの掛け算で、オンリーワンの人材に成長していってほしいと考えています」(厚谷さん)
「就職活動中は、できるだけ多くの企業の方の話を聞いて、自分なりに考えることが大切です。進路に向けて判断することが、将来への財産になるはずです」(山田さん)
「今後は広島に関わらず、全国規模で人材を提供できるような事業展開を検討しています。多様な働き方ができる当社に興味を持ってもらえたらうれしいです」(中辻さん)

オンライン化を機に、新たな教育文化や余裕のある職場環境を構築。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、社員の安全を守るため、当社でも2020年春からテレワークの導入を進めてきました。それに伴い、ダイキグループの働き方は大きく変化しました。
まず課題に上がったのが、新入社員教育の実施方法です。例年、新入社員全員が一カ所に集り集合研修を行っていましたが、すべてオンラインへの移行を決定。端末はデスクトップ型からノートタイプへ変更し、さらにタブレットを準備するなど、環境面での整備も進めました。(その後、感染状況を見極め、対面による研修を再開しています。)

当社のIT事業の拠点は東海地方にあります。コロナ禍前は、全国の活動拠点に講師を派遣していましたが、実施が困難になりオンライン化。結果としてオンラインで拠点を結び、教育を行う文化が社内に根付きました。当グループには、設計・IT・製造など、将来進むキャリアごとに個別の研修センターが整備されています。2022年の春からは、それぞれの研修センターをつなぎ、ビジネスマナーなどの社会人基礎に関する研修を行うオンライン講座を開催する予定です。

コロナ禍以降、社員同士の直接的な接点の減少に対応するため、同期との交流や先輩との関係強化を目的とした「絆づくり」をオンラインで行う仕組みをつくりました。以前から派遣先が異なる社員同士のつながりを深めることが課題でしたが、同期との交流会や業務の振り返り研修をオンラインで行うなど、課題解決に向けた取り組みが進んでいます。

オンラインを活用したテレワークは、多様な働き方の実現に貢献していると実感しています。通勤に費やされていた時間が自由に使えることで、心の余裕が生まれますし、出産・育児を経て職場復帰したい社員にとって、テレワークという選択肢があることは、会社と社員お互いにとって大きなメリットではないでしょうか。私の部署にも、育児とテレワークを両立する女性社員がエンジニアとして活躍しています。
今後は、働く場所を選ばないリモートワークがスタンダードな働き方になっていくはずです。各企業の現場とオンラインで繋がり活躍を続けるダイキエンジニアリングの社員が、一枚岩となって強みを発揮できる。そんな環境づくりを、ITの力で実現していきたいと考えています。
(情報システム部 部長 厚谷英敏さん)

請負事業の強化に注力し、教育環境の進化と働きやすい環境を整備。

当社の核となる業務は、企業で活躍するエンジニアを育成し派遣を行う「派遣事業」です。そのため「人材教育」は、最重要の課題として取り組んでいます。一人ひとりの社員に向けて、基礎的な分野をはじめ専門性の高い分野まで幅広く研修を実施し、派遣先で実力を発揮し貢献できる人材の育成を行っています。

派遣事業と並行し、さらなる事業展開として力を注いでいるのが、業務を当社で受託する「請負事業」です。昨今、派遣先となる企業では、より専門的で即戦力となる人材が求められています。更なる教育環境構築のために自社請負業務を活用しています。
請負事業には2つのスタイルがあります。1つは請け負った業務を、当社の設備を使用して一貫して社内で行う方法です。例えば、モノづくりの基礎を支える3DCAD図面などのデータ制作を行います。2つ目は、お客さまがお持ちの工場の一部スペースをお借りして作業を行う、構内請負という方法です。

企業がアウトソーシングを選択する場合は、その企業内での対応が難しい緊急事案であるケースが多いため、迅速に対応し納期を遵守することを一番に意識しています。もちろん、製品の品質を担保することにも、細心の注意を払います。さまざまな業務を社内で請け負うことで、スケジュールや品質管理などの現場感覚を肌で感じることができます。それは請負事業がもたらす大きなメリット。新入社員はもちろん、関係スタッフにとって大きな財産になります。
以前、自動車部品メーカー様から、使用する部品の3Dデータ作成を請け負いました。その時オペレーター業務を担当した社員は、後に当社からの派遣としてそのメーカーで業務に就き、現在も活躍しています。請負時は先方からの指示にもとづいてのデータ作成でしたが、派遣後は与えられた条件の中で最適な構造を発案するなど担当する領域が広がっており、請負事業での経験が活かされていると聞いています。

育児中や介護を要する家族と同居しているなど、社員一人ひとりへの細やかな対応が大切だと考えています。請負事業は就業時間の調整がしやすく、社内でコントロールできる範囲が広がるので、多様な働き方の実現に繋がります。これからも、誰もが働きやすく、より良い就業環境の構築を目指していきます。
(本社技術管理部 次長 山田健二さん)

「社会福祉事業」への挑戦を通して、魅力ある現場と新たな雇用を実現。

2019年の企業主導型保育園「にじいろ園」の開設を機に、エンジニアの育成・派遣を中心としていた事業の多角化を図り、社会福祉事業に進出しました。2020年、本社ビル(呉市広)に障がい者グループホーム「メロン」を開設。商業施設が多い地域で交通の便も良く、1年ほどでほぼ満室に。利用者の皆さんは、近隣の企業に就業しておられます。

2021年5月に、広島市中区に「就労継続支援B型事業所・アイリス八丁堀」を開所し、障がい者雇用の分野にも進出しました。エンジニア育成のノウハウを生かし、AIに読み込ませるデータにタグを付ける作業など、技術系の業務も取り入れています。同年7月に、呉市に「就労移行支援事業所・アイリス阿賀」、広島市安佐南区に訪問介護・居宅介護を担う「ヘルパーステーション八丁堀」を開所。今後、広島市南区に2つ目の就労継続支援B型事業所を立ち上げる予定です。

新規参入者が取り組みやすいグループホームからのスタートでしたが、開設当初は、福祉事業経験者はゼロ。学びながら業務に臨み、新たに福祉施設の経験者を迎えるなど従業員も次第に増え、立ち上げから約3年で大きく成長を遂げることができました。社員の中には、技術系エンジニアから社会福祉事業に部署異動を行い、いきいきと働いている社員もいます。当社の事業展開は多岐にわたるため、一人ひとりに合った適材適所の仕事に就くことができるのが大きな魅力です。
また、就労支援事業で経験を積んだ障がい者の皆さんが、当社の派遣先としてお付き合いのある企業と雇用契約を結ぶという流れも生まれています。中核を担う事業で築いた企業との関係性を活かしながら、さまざまな働き方の創出に貢献していきます。
(専務取締役 中辻顕智さん)

学生の方へメッセージ

▼人事部 有本純子さん
内定を承諾いただいた方を対象に、マンツーマンでオンライン面談を行う「内定者フォロー」を実施しています。説明会や面接時に緊張などで聞けなかったことや、入社に向けて必要な準備など、さまざまな疑問に人事部のメンバーがざっくばらんにお答えしています。ひとり暮らしの経験がない方も多く、「生活には何が必要なのか」「周囲はどんな環境なのか」といった日々の暮らしに関する質問が一番多いですね。私たちが必ず皆さんをバックアップします。安心してご入社ください。

▼人事部 楠生紫織さん
当社では、一般的に選考過程で用いられる集団面接やグループワークを実施しておりません。筆記試験・一時面接は個別に実施し、学生の皆さんが当社に対してどんなイメージを持っているのか、譲れない点は何かなどをしっかりヒアリング。入社後のミスマッチが生じないよう配慮しています。不安もあると思いますが、社会人ならではの喜びもたくさんあります。さまざまな人と出会えることはその一つ。大学で他分野を学んできた人、海外から日本に来ている人、年齢差のある先輩などの交流は、皆さんの大きな経験になります。

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「皆さんが不安なく働くことができるよう、全力でサポートします。一緒に成長していきましょう!」(左 有本さん 右 楠生さん)

マイナビ編集部から

ダイキエンジニアリングは、自動車開発・船舶設計・航空機設計などを軸に、生産技術開発・IT・情報技術分野など、多彩な技術フィールドで活躍する人材を育成し社会に送り出している。拠点は日本全国に8カ所、従業員数はグループ全体で1000名を超える。創業28年の歴史をもとに、新たな成長の時を迎えている。
人事部の楠生さんは、「当社では幅広い業界を経験できます。先輩方や同僚などと交流する中でいろいろな仕事の進め方や開発工程を学ぶことができるのが魅力ですね」と語る。船舶の設計から自動車の設計へ、自動車の製造部門から生産技術部門へというように、培った経験をもとに、新しい業界や職種に挑戦できるのも大きな魅力だ。特定の業界や製造メーカーへ入社することでは得られないフィールドが広がっている。そこで得る経験は、あなた自身の特別なキャリアになるはずだ。

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“夢は無限大、限りなき挑戦”を合言葉に、ダイキグループはこれからも一歩一歩確実に進化を続けていく。

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