WDB(株)エウレカ社

所属部署ではバイオ医薬品の原薬製造のプロセス開発を行っています。部署は複数ののチームに分かれており、その中で私は主にLC/MSを用いて培養液の成分分析を行い、より良い培養条件を見つける補助をしています。試験内容や納期などは他チームの方と相談しながら進めるため、綿密なコミュニケーションを取ることを心がけています。LC/MS分析に関しては、自ら試験法やメンテナンス方法を検討することも実施しており、手探りでの作業も多いですが、とても充実感があります。

現在の就業先では、１社目の経験を買って頂きLC/MS分析を任せてもらえることになりました。配属当時の分析手法では成分分析で得られる各成分の面積値や保持時間、定量値等のデータが安定しないといった課題がありました。そこで1社目での経験を活かしながら、検量線の改良や運用方法の改良を行いました。その結果、継続して安定したデータをお返しできる体制を整えることができ、周囲の方からは「来てくれて良かった！」というお言葉を頂くことができました。派遣社員でも、自分の行動次第で状況を変えられることを実感し、自分の仕事に誇りが持てるようになりました。

【良いところも悪いところも正直に伝えてくれる会社】
派遣という働き方には任される業務の範囲が限定的なことや、研究面以外のスキルアップの機会が少ないことなどのデメリットがありますが、そういったことを正直に伝えてくれたのがエウレカでした。また、これらのデメリットに対して就業先への直接雇用をサポートするプログラムや、エリア社員をまとめるリーダー制度といったエウレカ独自の制度があり、自分の行動次第で成長の機会を得ることができるのも魅力のひとつです。自分のやりたかった「研究」に携わりながら、ゆっくりキャリアについて考えることができる点が自分に合っているなと感じています。

2019年に入社後、食品メーカーで機器分析に携わっていました。2021年に結婚を機に地域を限定して異動を希望し、製薬会社で機器分析と大腸菌培養に携わっています。2022年からエリアリーダーを務めています。

【自分の中の譲れない価値観を見つけて】
就職活動をしていく中では挫折を味わうこともあります。自信がなくなり、就職できればどこでもいいや・・と思ってしまうこともあるかもしれません。ですが、自分の中の譲れない価値観だけははっきりさせておくことをおすすめします。その部分が合致していれば、多少望んでいた仕事とは違ってもここで頑張ろうと思えるはずです。時間がかかっても、納得がいくまで就職活動を続けてほしいです。