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最終更新日:2024/10/30
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仕事内容半導体メモリの解析をしています
大手半導体メーカーで主に半導体メモリの解析を行っており、内部の構造の確認や不具合の原因の探索を担当しています。具体的には、内部の疵を確認するために超音波探傷装置の探触子と呼ばれるセンサーから発した超音波で内部の疵や、反射面に反射し戻ってくる時間と強さを測定して疵の大きさや深さを解析します。また、X線透過装置と走査電子顕微鏡(SEM)を用いて電子顕微鏡では確認できない異物や元素分析をして不具合の原因を探索します。情報化社会を生きる私達の周りには様々な情報機器があり、それに必ず搭載されているのが今扱っている半導体メモリです。中には、まだ世の中に出ていない製品や、時には有名メーカーに実装されるメモリの解析をすることもあります。自分が解析することでこれから製品を扱う人がより安心して使えるよう、試作段階の製品を解析し、問題点を抽出・改善をしていきたいと考えています。
私の基本的な仕事は解析業務だったため、ただ解析して結果を報告するだけの単調な業務になってしまうのではないかと考えていました。しかし、私の配属先では部署を超えて、製品の成り立ちを勉強する機会があり、実際に製品を作っているところを見せてもらうこともありました。最初は全く未知の業界で業界的にかなり機密情報が多く、普通に生活していく中では得られない知識も多かったので、知識を1から身に付ける事が難しかったです。せっかくなら他の人が知り得ない情報を沢山身につけてしまおうと前向きに捉え、資料を読み漁ったり、見学できる工程は見学させてもらったりしました。これにより製品についての理解がぐっと深まり解析業務で見るべきポイントがしっかり分かっただけでなく製品に対する興味がわき、モチベーションにも繋げることができました。
自分のやりたいことは「これ!」といったものではなく漠然と解析業務が得意なので、解析が出来る仕事がしたいと考えていました。その際に大学でエウレカの社員の方が開催した説明会に参加すると、最初はそんな業界があるんだな程度に考えていました。いざ就職活動をしていく中で色々調べると、とても興味深い業界であると知りました。エウレカは正社員型の派遣会社で様々な企業と取引をしているので、ここに入れば自分の適性にあった仕事ができると考え、入社を決意しました。また、初めての事に挑戦する事が好きなので、自分で選んだ企業よりも、自分が全く知らない業界に行くことで新しい知見が得られると感じました。エウレカ自体もサポート体制がしっかりしており、全く知らない業界にいったとしても、それに合わせて技術を教えてくれたり、相談できる体制がしっかりしているため安心して業務ができると考えました。
私は大学院からの就職で、全く未知の分野である半導体メモリに関しての業務を行っています。大学院では無機合成物の解析を主に行っていたので、装置の使い方をはじめ、解析のコツも配属先での業務に役に立てることができています。
就職と聞くとその会社に入ったら一生そこで働き続ける覚悟のようなものを求められるかもしれないですが、長い人生において、一生モノの仕事を一発で決めることは難しいです。大切なことは自分の好きなこと、やりたいこと、できることなど自分について知ることだと思います。自分を知れば自ずと道が見えてきて、仮に最初に就職したところが合わなくてもすぐに気持ちを切り替えて、新たに探すという選択肢を取ることが出来ます。なので、まずは自分について深く考えることから始めてみましょう。