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最終更新日:2024/10/30
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仕事内容細胞の培養や条件検討を行っています
私は、細胞製造受託機関で難病治療の研究や患者に投与するための薬剤の効果確認に使用される細胞の製造に関わっています。製造自体は作業者、工程管理者、資材受け渡しの3つの担当に分かれて行われており、1人あたりの業務の範囲が広いだけでなく責任も大きいです。現在あまり関われていませんが、次回の製造から作業者を担当する予定です。特に工程管理者と作業者の責任が非常に大きいとの事なので、実験手技や知識を追求して積極的に取り組んでいきたいと考えています。製造期間外では、様々な種類の細胞株について、どのような条件で培養すれば品質の高い細胞を世の中に送り出せるのか、様々な条件検討を行っています。配属されてから覚える事や勉強する事が多いですが、新しいことに挑戦する事で難病に立ち向かう最先端の医療に貢献できるよう頑張っていきたいと考えています。
配属されてから3ヶ月半は就業先での細胞の培養の基本的な作業の練習をしていました。自分が知っている分野だからと慢心せず、ピペットの使い方について上司や先輩社員から頂いたアドバイスをメモして復習して取り組む事で、指揮命令者から質の良い細胞を提供するための条件検討の実験を任せていただけるようになりました。また、学生の頃よりも多岐にわたる作業をする事で、「先の手順のことまで考えて準備をする」「より正確なデータを出すためにはどのように操作すれば良いか」等について考えることができるようになりました。そのため、ただ教授から言われた通りに進めていただけの学生時代よりも実験スキルが上がったと実感しています。また、自分で出したデータを分かりやすくスライドにまとめて発表するなど、プレゼンテーションをする機会も増えてきたので、実験だけでなく様々なスキルが身に着いてきていると実感しています。
私がエウレカを選んだ理由は様々な業界に挑戦できる事です。学生時代から実験が好きだったので、それを続けられる職業に就くことが私の中での絶対条件でした。エウレカの先輩社員のキャリアを見てみると、長年エウレカで働く方、配属先に転籍される方、グループ内の会社に異動する方などさまざまで、選択肢の多さに驚きました。また、就職活動をする上で複数の業界に興味を持ち、将来的にはいくつかに関わってみたいと考えていたため、就業先の幅が広いエウレカは自分にとって最適であると考えました。実際には学生時代と同じ分野の就業先となりましたが、前述のとおり日々新しいことを学んでスキルアップしていることを実感しています。このスキルを活かして、別業界にもチャレンジしてみたいと考えています。
学生時代は培養した細胞内の温度分布を調べ、細胞核の温度が高くなる機構がどこにあるのかを見つけるという研究を行っていました。配属先では、細胞培養の技術と、結果から考察し、相手に分かりやすくまとめて伝える経験を活かせていると感じています。
就職活動をする上で最も大切なのは、「これだけは譲れない!」という軸を決めておくことです。例えば、私は様々な業界に興味を持っていたことから、業界の軸は決めず、「とにかく実験に関われること」を軸にしていました。この内容は人それぞれですし、すぐに決めることは難しいかもしれませんが、まずはどんな仕事がしたいのか等をノートに書き出して優先順位をつけていくのも良いと思います。