新潟交通(株)

入社25年目、現在事業部関連に在籍して14年目になりますが、現在は万代シテイエリア全体の管理・運営を担当する事業課に在籍しています。万代シテイは新潟交通のバスセンター（ビル）を中心に新潟伊勢丹・ラブラ万代/ラブラ２・ビルボードプレイス/ＢＰ２等の大型商業施設が２Ｆのペデストリアンデッキで繋がって回遊でき、年間約６００億円の総売上高（万代シテイ商店街振興組合加盟店）を誇る県内最大級の商業エリアです。その中で私の立ち位置としては、万代シテイという街に沢山の方に何度も気軽に来て楽しんでもらえるような集客力・話題性のあるイベントを開催し賑わいを創出すること、話題性があり万代シテイに来たならここに立ち寄りたいと思えるようなお店を誘致すること、事業部内に事務局機能がある万代シテイ商店街振興組合を中心として、万代シテイ全体で同じ方向性を持った共同販促に取り組んでいくこと、この３点を駆使し、万代シテイをさらに発展させていくことです。

私が大切にしていることは、常にその仕事が“面白い”と思えるかどうかです。
“面白い”の定義が曖昧かもしれませんが、逆に言えばどんな仕事も面白くなる、面白くすると考えて取り組んでいます。
自分で見て聞いて考えて修正して実行することを繰り返すことで、仕事を常に主体的に考えられるようになり、面白さに繋げられると思います。
例えば非常に単純な作業でも、その作業を行う上で他の人がやらない過程を取り入れることで「何か人と違うことしている！！」という楽しさ、面白さを味わうことができます（勝手にほくそ笑む感じでしょうか）。
自己満足が結果的に会社の利益につながればそれはそれで正解なのではないか？と考えながら仕事をしています。

新潟交通という会社は色々な事業を行っているため、専門的な知識を長年かけて習得するだけでなく、比較的短いサイクルで幅広い分野を経験できる可能性がある点が面白いと思います。この面白い経験を会社生活の最後まで続けていきたいです。

昨今のネット中心の社会だけでは商業集積の価値が徐々になくなってしまい、地方都市の価値もなくなってしまうことを危惧しています。
買い物はネットで済ます方が簡単かもしれません。ただそれでは地方都市の都市機能は維持できないと思いますし、地方に住んでいる身として残念でなりません。そうなってしまわないためにも様々な魅力ある提案・発信をし、今後も選ばれ続ける街作りのために、ネット社会にはない“リアルな場”をこの万代シテイで提供し、多様な付加価値を生み出さなければならないと常々考えています。
幸いにも万代シテイは商店街と大型館の連携が非常にとれているため、連携の良さを生かした持続可能な活動や、今後を見据えた大規模なリニューアル、2023年に50周年をむかえる万代シテイを祝う様々な継続的イベントを通して街区のさらなる魅力を発信することで、ネット社会とは違った楽しさを提供し、新潟の地域社会に貢献したいと考えています。

何が起こるか全く予想がつかない世の中ですが、そんな時代だからこそ、今目の前にある課題を１つ１つコツコツとクリアして最終的に大きな山を越えることができる、そんな地道ながらも我慢強く骨のある方とお会いできることを心から楽しみにしています。