最終更新日:2024/9/19

(株)青木固研究所【AOKI TECHNICAL LABORATORY, INC.】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 機械
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 金属製品
  • その他メーカー
  • 機械設計

基本情報

本社
長野県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

長野県発!世界を舞台に事業を展開する、プラスチック容器の成形機・金型メーカー。

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プラスチック容器の未来を切り拓く社員をクローズアップ!

プラスチック容器を成形する機械・金型メーカーとして、世界約97ヵ国と取引をする(株)青木固研究所。今回は、それぞれ異なる部署で活躍する3名の社員に、仕事のやりがいや同社の魅力などについてお聞きしました。

◆唐澤 佳克さん(写真右)/技術部 成形品設計課/愛知工業大学 工学部応用化学科バイオ環境化学専攻卒(2016年入社)
◆山本 美羽さん(写真中)/購買部/日本体育大学 体育学部体育学科卒(2023年入社)
◆藤田 楓さん(写真左)/生産部 生産技術グループ/新潟工科大学 工学部工学科卒(2022年入社)

先輩社員の仕事風景

3次元CADでプラスチック容器の設計を手掛ける唐澤さん。ユーザーの希望をヒアリングしてきた営業、金型、生産の各担当者とも打ち合わせを行いながら仕事を進めている。
藤田さんは地道に作業ができる持ち味を発揮し、成形機の塗装出しから塗装後の部品の取付、電気やエアーの接続など作動確認のための準備、出荷準備などを行っている。
入社後に、クレーンやフォークリフト、玉掛けなどの資格を取得した山本さん。成形機の搬入や部品の入出庫などの現場作業からデスクワークまで幅広い業務をこなしている。

自分が設計した容器がスーパーやコンビニに!海外で活躍できる機会も豊富にあります!

私は入社して最初の5年間は、生産部でプラスチック容器を成形する機械の製造に関わる業務を担当しました。その後、現在の技術部成形品設計課では、ユーザーで生産するプラスチック容器の設計を行っています。自分の頭の中で思い描いたものを具体的な形にしていくのは難しく、完成形の「イメージ力」が重要だと感じています。私はより具体的かつ正確にイメージして設計を行うため、当社の豊富な実績をできるだけたくさん見て、先輩方がこれまでどのように容器の設計を行ってきたのかを調べるようにしています。

この仕事のやりがいは、自分が設計した容器が世の中で使用されているシーンを見られることです。私はこれまでにシャンプーや化粧品、洗剤など、身近な製品の容器をいろいろと設計してきました。もしかしたら学生のみなさんも、私が設計した容器と出会っているかもしれません。私は今、環境問題についても考えるようになり、いかに最小限のエネルギーで容器を作るか、プラスチック容器のムダをいかに省くかなどを念頭に置き、従来品に劣らない機能を確保した容器をつくることへの意識が高まっています。

設計担当になって約2年が経ち、ようやく自分のアイデアを設計に盛り込めるようになり、これからもっといろいろなことをやっていける可能性を感じています。まずはイメージ通りの設計ができるようにスキルを高めていくのが目標です。ゆくゆくは設計だけでなく、新たな技術の開発にも携わっていきたいです。

当社製品は世界約97カ国に供給されており、海外での売上比率が非常に高いです。そのため、海外で仕事ができる機会がたくさんあり、日本とは異なる文化に触れることができます。私は生産部時代に、オーストラリアやドイツなどへ行きました。技術部でも同じように海外へ行けるチャンスがあります。
また当社は、社員同士のコミュニケーションを図る機会が豊富にあります。会食などで他部署の人とも交流を温められ、仕事においても他部署への相談や依頼がしやすいです。会社全体が一つの大きな家族のような一体感がある、それが当社の良さだと思います。
〈技術部 成形品設計課/唐澤 佳克〉

成形機を仕上げる仕事にやりがいを実感。より速く正確に作業ができるようになりたい!

大学時代の友人が「良い会社だよ」と勧めてくれたのが、当社を知ったきっかけです。会社説明会に参加し、今まで考えたことがなかった、ペットボトルがどのようにつくられているのかを知って当社への興味が大きくなり、入社を決めました。私が在籍している生産部 生産技術グループの役割は、プラスチック容器を生産するための成形機を完成品に仕上げることです。具体的な業務として、協力会社が製造した成形機の搬入から、塗装準備、塗装後の部品取付、作動確認の準備、そして出荷準備までを行っています。

一連の作業を進めていき、出荷の準備を無事に終えられたときには毎回、達成感や充実感が得られます。入社当初は、先輩がスピーディーに作業を進めていく、その手際の良さに驚かされました。自分も同じようにやれるようになるのか、不安になったことを覚えています。まだまだ先輩には追いつけませんが、それでも入社当初に比べると断然速く作業をこなせるようになり、自身の成長の手応えを感じています。

私なりのこだわりとして、効率的に作業を進めるため、作業を始める前の準備、段取りには時間をかけてしっかり行うことを心掛けています。今後の目標としては、より速く、より正確にミスなく作業ができるようになりたいです。そして、先輩が「一度は経験したほうが良い」と言っている海外出張を任せてもらえるようになりたいです。

入社前は、職人気質の堅い雰囲気の職場だと思っていましたが、実際にはまったくそんなことはありませんでした。上下関係の堅苦しさはなく、社員のみなさんはフレンドリーな人ばかりです。コミュニケーションが取りやすい社風で、何でも気軽に相談することができますし、上司や先輩と協力しながら作業を進めるため、自然にコミュケーション能力が高まるなど、成長できる環境です。働きやすい職場を重視したい、ものづくりに携わりたいという方には、当社は間違いなく合うと思います。
〈生産部 生産技術グループ/藤田 楓〉

人間関係に恵まれた職場環境の中で、一歩ずつ着実に成長することができています!

私は地元の長野県での就職を志望していました。当社で働いている父の知り合いから、「社員の人柄が良い」と聞き、実際に面接でも好印象を抱いたことから入社を決めました。入社以来、購買部の一員として、成形機の搬入や部品の管理(検品・出庫・納品)、消耗品の発注、来社された協力会社の方の対応など幅広い業務を担当しています。

取り扱う部品などの種類が膨大にあり、どの協力会社がどの部品を作っているのか、担当者様の名前なども含め覚えなければいけないことがたくさんあるのが大変なところです。今はまだ各部品が何のためのものなのかがあまり理解できていないため、わからないことは自分から上司に質問をして確認することを心掛けています。
自分が担当して発注した部品が機械に取り付けられて動いているのを見たときや、部品や消耗品を現場に届けて、「ありがとう」とお礼の言葉を掛けていただいたときには、力になれたとやりがいを感じます。強く印象に残っていることとして、協力会社の方に私の名前を覚えていただけたときはうれしかったです。

入社してまだ約1年ですが、着実に成長できていると感じます。週に2回程度のペースで、上司から「この部品は何か?」といった質問を投げかけられる機会があるのですが、以前よりもかなり答えられるようになり、日々の業務にも生かせて評価されるようになりました。これからはもっと協力会社や機械、部品などへの理解を深めていき、上司の指示に頼らず、自分一人で考えて仕事を進められるようになるのが目標です。ゆくゆくは先輩方のように、内覧会に招待した協力会社の方のアテンドができるようにもなりたいと思っています。

当社では、社員一人ひとりがどんな仕事もおろそかにせず一生懸命に取り組んでいます。その姿に私も良い刺激を受け、何事も全力でやろうという気持ちになりました。また、何もわからない状態で入社した私に、購買部以外の部署の方も気軽に声を掛けてくれるなど、入社前に聞いていたとおり、本当に人柄や面倒見の良い方が集まっている会社だと感じています。
〈購買部/山本 美羽〉


学生の方へメッセージ

就職活動を始める前に、まずは自分がやりたいことを明確にすることが大切だと思います。その上で初めから特定の企業に限定せず、いろいろな企業を見てください。思わぬところで自分に本当に合う企業が見つかる可能性がありますよ。
当社についてお話しすると、人間関係の心配は不要です。私は人間関係でストレスを感じたことはありません。また、海外で仕事がしたいという方は、当社にはそのチャンスがたくさんあります。
〈唐澤さん〉

興味を持った企業にはぜひ一度、足を運んでください。その企業の社員の人柄や職場環境などの良い点も悪い点もわかると思います。私の就職活動時はコロナが流行っていたため、Webでの説明会が多かったのですが、当社はWebカメラを使用して工場内などを見せてくれたため、どのようにものづくりを行っているのかといったことを理解できました。
〈藤田さん〉

私自身が当社の面接でアドバイスしていただいたことですが、就職活動ではやるべきことをしっかりやって、ぜひ残りの学生生活を悔いのないように過ごしてください。そうすることによって社会人になってから仕事に全力で取り組めると思います。
当社は、社員の皆さんが周りの人のことを気にかけてくれるとても働きやすい環境が整っています。少しでも興味のある方はぜひご応募ください!
〈山本さん〉

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部署を越えて社員同士のコミュニケーションが活発な(株)青木固研究所。上司や先輩に気軽に相談ができる環境の中、若手も自分の個性や持ち味を発揮して活躍している。

マイナビ編集部から

学生の皆さんの誰もがプラスチック容器を当たり前のように使用しているだろう。そんなプラスチック容器を安定生産するための機械、射出延伸ブロー成形機と金型の開発・製造・販売を主に手掛けているのが(株)青木固研究所。プラスチック容器の可能性を広げる挑戦を続けている同社は、国内はもちろんのこと、世界約97ヵ国に製品を輸出している、文字通りグローバルに事業を展開しているメーカーだ。

同社の魅力は、私たちの生活に欠かすことのできないプラスチック容器の供給を支えている仕事のやりがいもさることながら、働きやすい環境が整っていることだ。今回取材をした技術部の唐澤さんは「人間関係でストレスを感じたことはない」と語っていたが、生産部の藤田さんも購買部の山本さんも同じように、「社員の人柄が良い」と迷いなく話していたことが強く印象に残った。周りの人たちが親身になってサポートしてくれる環境があるからこそ、若手も失敗を恐れず、常にポジティブな気持ちで仕事に取り組めるのだろう。

ものづくりに携わりたい、海外でも仕事をしてみたいという方は、働きやすい環境も含めて同社にぜひ注目していただきたい。

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長野県埴科郡坂城町に本社を構える(株)青木固研究所。プラスチック容器の成形機・金型メーカーとしてグローバルに事業を展開。世界約97ヵ国に製品を供給している。

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