最終更新日:2024/10/4

エス・エー・エス(株)【Software Agency System co.,ltd】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

働きやすい環境があるから、安心してチャレンジできる!

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中堅・若手社員3名の挑戦と成長の軌跡

金融業や流通業などの基幹システムの開発や運用で実績を上げてきた「エス・エー・エス株式会社」。金融サービス部やクラウドサービス部、DXサービス部で多彩な挑戦を続ける3人の社員にお話を伺った。

■F.N.さん/SI事業部 金融サービス部
 2020年入社/外国語学部国際コミュニケーション学科卒
■T.N.さん/クラウド事業部 クラウドサービス部 グループ長
 2012年入社/家政学部家政経済学科卒
■K.M.さん/SI事業部 DXサービス部
 2018年中途入社/理学部地球科学科卒

社員は語る

「外国語習得を推進するチームのリーダーを務めています。英会話のオンラインレッスンを導入したり、おすすめの動画紹介コンテンツを配信したりしています」(F.N.さん)
「メンバーの育成で心掛けているのは今できることよりも少し上の仕事を任せること。チャレンジングな課題に取り組むことで成長してもらいたいと思っています」(T.N.さん)
「育児休業を取得する男性社員は確実に増えていて、最近は3ヶ月間の育児休業を取得した同僚もいました。インフラエンジニアの活躍の場も広がっています」(K.M.さん)

「英語×IT」のスキルに磨きを掛け、入社4年目にはOJTも担当。より本格的なSEを目指す(F.N.さん)

学生時代は外国語学部で国際コミュニケーションを専攻していました。会社選びにあたっては、英語と並ぶ強みを身に付け、磨きを掛けられる業界に進もうということで、IT業界を志望しました。「英語×IT」というスキルがあればビジネスチャンスを掴む機会が多く得られるのではないかと考えたのです。数あるIT企業の中でも当社を選んだのは、大学の先輩が多数在籍しており、文系・IT未経験でも充分やっていけるという安心感を持てたこと。加えて、会社説明会に登壇した社長の人間関係を大事にする姿勢、「すべては笑顔のために」というキーワードに共感したことが決め手となりました。

2020年に入社すると、まずは約3カ月間の新入社員研修。Javaの基本を学んだ上で、電卓アプリやタスク管理アプリを構築したり、数人でチームをつくってシステム改修に取り組んだりしながら、仕事に必要な知識やスキルを習得していきました。研修終了後は、通販大手の「やずやグループ」の「顧客管理システム(CRM)」の開発プロジェクト、不動産会社の社内システムの構築プロジェクトを経て、入社3年目から外資系自動車会社の契約書のテンプレートを作成するプロジェクトに取り組みました。契約書自体は日本語ですが、プロジェクトチームの中心メンバーがシンガポール、インドの方で、進捗管理やミーティングは全て英語だったので、入社3年目にして「英語×IT」のスキルに磨きをかける機会を得ました。入社して4年目には新入社員のOJTを担当しています。現場の仕事だけでなく、ほかのプロジェクトでも活かすことができる知識をアドバイスするように心掛けました。後輩を指導するなかで、おのずとITの知識や技術力が身に付いていたことを実感できました。

コロナ禍の影響で、入社当初からリモートワークが中心でしたが、最近は週1、2回出社しています。繁忙期を除けば有給休暇を自由に取ることができますし、始業時間を午前7時半~11時の時間帯で選択できる「時差ビズ」を積極的に活用することで自由度高く働くことができています。

2023年1月からは証券会社の決済システムの保守・改修プロジェクトに参画し、技術力にさらに磨きを掛けることができています。今後は設計・コーディング・テストをひと通り経験し、後輩だけではなく会社からも頼りにされる人材になりたいと思っています。

IT未経験からカスタマーサクセスとしてスキルを磨き、キャリアアップを実現!(T.N.さん)

学生時代は労務管理やワークライフバランスに関する勉強に注力し、就職活動にあたってはIT業界に絞らず、人事労務のアウトソーシング企業を中心に会社選びを進めていました。そんななか、たまたま当社がワークライフバランス認定企業に選ばれていることを知りエントリー。プログラミングを含め、ITに関する知識・スキルはほとんどありませんでしたが、会社説明会や面接で対応してくれた先輩社員の温かい人柄、教育・研修制度が充実している点に魅力を感じ、入社を決めました。

2012年に入社して約10年。クラウドサービス部の一員として、自社開発の勤怠管理サービスに携わっています。最初の数年間はクラウド版の開発に向けて設計やプログラミング、テストに携わっていましたが、2016年には、お客さまの導入サポートをメインで手掛けるコンサルティンググループに異動。現在に至るまでカスタマーサクセス職として仕事をしています。お客さま企業の雇用形態や勤務内容、残業や有給休暇を含めた就業規則等についてきめ細かにヒアリングし、カスタマイズを行なった上で導入。サービスの使い方の説明を行ったり、課題解決のためのご相談に乗ったりするのも重要な仕事です。

2021年からはグループ長として、メンバー4人のアサインや進捗管理、トラブル対応といったマネジメント業務にも携わっています。若手の頃からチャレンジングな仕事にも自ら手を挙げ、積極的に取り組んできたことや、社歴・部署を問わず誰とでもコミュニケーションを取ることができる点を評価いただき、上長の勧めがあり現在の役職に就かせていただくことになりました。マネジメントとしてやりがいを感じるのは、メンバーが新たな課題に挑戦し、今までできなかったことができるようになったとき。そして、事業部の売上拡大に貢献できたときです。

当社には時短勤務や時差ビズを活用しながら仕事と子育てを両立している社員も多く、ワークライフバランスを実現できる環境が整っていますが、これはメンバー同士のチームワークの良さ、信頼関係があってこそだと思います。今後の目標は、勤怠管理サービスの底上げを図り、お客さま満足度をより一層高めていくことです。中長期的には人材育成にも携わっていきたいと思っています。

男性社員で初となる育児休業を取得。インフラエンジニアとして、より幅広い仕事に挑戦!(K.M.さん)

大学では地球科学を専攻し、卒業研究では調査船に乗り込み、中部マリアナ海溝の海底地図をつくるプロジェクトに参加しました。大学卒業後は塾講師を経て、当社とは別のIT企業に入社。約10年間、サーバーエンジニアとして仕事をした後、2018年に当社に入社しました。転職のきっかけは、2017年に子どもが生まれたことです。前職の仕事や働き方に特に不満があるわけではなかったのですが、子どもを育て、家族を養っていくことを考えたときに、将来を見据えて生活基盤を整えたい、ワークライフバランスを充実させることのできる会社で働きたいと思ったのです。

当社に入社して最初の1年間は、メーカーの工場に常駐して業務分析を行い、効率化のための課題解決を行うコンサルティング的な業務に従事。2年目の2019年から約4年間、ECサイトのためのインフラ基盤をAWS上に設計・構築するプロジェクトに取り組みました。前職では主にオンプレミスのサーバーの構築や保守・運用を手掛けていたので、クラウドサーバーの設計・構築はこれが初めてです。一方、当社はシステム開発がメインの会社なので、インフラエンジニアは私以外にほとんどいませんでした。私にとっても会社にとっても新たなチャレンジではありましたが、「こんなにシンプルに構築できるのか」と、ある種の感動を味わいながら仕事に取り組むことができました。現在は、ECサイトの保守・運用に携わりながら、運輸・交通業界のインフラ基盤の構築に向けて要件定義に取り組んでいます。

30代後半で当社に入社して以来、フルマラソンを全力で駆け抜けるような感覚で仕事に取り組んできましたが、オンもオフもしっかりと充実させることができています。2019年に第二子が生まれた際には、当社の男性社員では初となる育児休暇を約1ヶ月間取得。温かい人柄の社員が互いにリスペクトしながら働くことができる雰囲気が浸透しているので、とても居心地がいいですね。

今後は、現在関わっているプロジェクトを着実に推進する一方で、自分の本当に好きなこと、やりたいことを見つめ直し、そこにフォーカスした仕事にも取り組んでいきたいと思っています。最近は業務の一環として、最新の技術トピックやITエンジニアに求められるマインドに関する記事を執筆・寄稿。こうした取り組みが若手エンジニアの底上げにつながっていけばと思っています。

学生の方へメッセージ

学生の皆さんからの質問やコメントから視野を広げることで、より良い会社づくりにつなげたいとの想いから、当社は「学生の皆さんと共に学ぶ姿勢」を採用活動を行う上で何よりも大切にしています。私たちからもいろいろな質問をしますが、綺麗な答えを求めているわけではありません。与えられた課題に対して真剣に向き合い、一生懸命考える姿勢を見せていただければと思います。

当社の特筆すべき魅力。それは人と人との距離の近さだと自負しています。社員同士の仲の良さもさることながら、クラブ活動やボウリング大会、バーベキュー、社員旅行、5年に一度実施できる海外社員旅行などの社内イベントを通して、社長をはじめとする経営陣と、まるで“友人”のような距離感で一緒に過ごす機会も少なくありません。こうした普段からの関係づくり、タテ・ヨコ・ナナメの風通しの良さが、仕事で難しい場面に直面したときの強力な支えとなるのです。

当社は社員一人ひとりのビジョンや信念、目標に応えられるよう、多様なキャリアパスを用意しています。組織マネジメントに携わりながらキャリアアップを重ねていく道もあれば、技術を追求しエキスパートとしてキャリアアップしていく道もあります。周囲のメンバーの意見にしっかりと耳を傾け、自らの考えやアイデアを柔軟に進化させていける“素直”な方とお会いできる日を楽しみにしています。
〈新卒採用責任者 小野寺さん〉

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「全社員がSDGsや人事制度改革、ブランディング推進などの経営活動に関わっています。エンジニアのみならず、組織人として成長できる会社です」(小野寺さん)

マイナビ編集部から

1995年の創業以来、金融業や流通業などの基幹システムの開発や運用で実績を上げてきたエス・エー・エス株式会社。
今回、同社で活躍中の中堅・若手社員3名にお話を伺って特に印象的だったのは、ITに関する”知識ゼロ”で入社した社員が着実に成長し、チャレンジングな仕事に挑戦する機会を得ていたたり、管理職へのキャリアアップを果たしたりしていること。そして、リモートワークや時差ビズといった制度を活用しながら、充実したワークライフバランスを実現していることだった。

本文でも触れられているように、こうした働きやすい環境を支えているのは、社員同士の交流によって培われる人間関係、社員同士が互いにリスペクトし合う社風である。「仏作って魂入れず」ではないけれど、制度をつくって満足するといったことはなく、同社の取り組み一つひとつには“魂”が込められている。筆者はここに、創業以来、約30年にわたって進化を続ける同社の強みを垣間見た気がしたのである。

システム開発、インフラ基盤など分野を問わず、IT業界の仕事に興味関心をお持ちのすべての方に、おすすめしたい会社である。

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SASの本社オフィスは港区三田。最近はオフィスワークとリモートワークを組み合わせたハイブリッドな働き方を実践している社員も増えてきているという。

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