(株)杉浦製作所

私の仕事は、ねじ部品の製造方法を検討することです。お客様からいただいた図面を基にして、「どんな材料で、どんな方法を使って、どの機械でどんな工程で加工すると、品質や原価の面でベストな加工ができるか」を検討します。
工程が決まったら、各工程で使う図面を作成します。製造担当者がわかりやすく、良品を確実に加工できるような図面を描けるように心掛けています。
この仕事は、製品を作る上で源流工程であり、製品の善し悪しを決める重要な仕事です。自分で考えながら、加工のスタートから完成まで、すべての工程に関われることが、この仕事の魅力です。

トヨタ自動車におけるシェアの高さが決め手でした。
「愛知県と言えば、自動車産業」というのが、私のイメージでした。だから、大学で学んでいたことと直接の関わりはありませんでしたが、自動車産業で仕事をしたいと考えていました。
そんな中で杉浦製作所を選んだのは、トヨタ自動車におけるナットのシェアが高かったこと。安定している会社だと思ったことが第一の理由です。

地元出身者が多く、アットホームな雰囲気です。みんな優しく、温かい雰囲気なので、人間関係で悩むことは、あまり無いと思います。いざという時は、みんなで助け合う仲間意識の高い会社です。

SDGs、カーボンニュートラルなど取り組むべき課題は、多々ありますが、まずは環境負荷物質の管理に力を入れて取り組んでいきたいです。

製造業では“現地現物”が基本です。
就職活動では情報を集める手段がいろいろありますが、それだけではなく、企業の空気を肌で感じることが大切です。多くの企業を訪問して、その中から自分に合った会社を探してください。
そして、自分の経験からいっても、うまく言おうとカッコを付けたり、難しいことを言おうとするより、自分の考えを、元気に、はっきりと言った方が、いい結果につながると思います。