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最終更新日:2024/10/21
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部署名株式会社サーティファイ 事業推進部
勤務地新潟県
仕事内容全国の教育機関に検定試験の導入提案
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英語や海外の文化を学べる大学に進学した。通っていた学科では、旅行代理店などに就職する人が多く、当時の自分も同じ業界を考えていた。大学4年生の春、世界中で新型コロナウイルスが発生。就活も、自分の生活も一変。孤独な時間を過ごす中で実感したのは、地元・新潟で暮らす家族や友人のあたたかさだった。これから自分はどうしたいのか。考えていく中で、頭の中に「地方創生」という言葉が浮かんだ。新潟には美しい自然、おいしいものが揃っている。やさしい人たちが住んでいる。新潟の魅力を発信したい。地方と都市を繋ぎたい。でも、具体的な案は浮かんでこない。ならば、地元で働きながら地方創生の方法を見つけていこう。気になった企業の1つがNSGグループだった。塾や学校を経営する会社だと思っていた。説明会に参加してイメージが大きく変わった。教育1つとっても幅広い。教育以外にも商社、医療、スポーツなど…。事業領域の広さとグループ会社の多さに驚いた。ここで仕事をすれば、様々な業界で活躍する人たちとのつながりができる。自分の知見が増えていく。地方創生がしたい、というぼんやりした夢を叶えるための道筋が見えた気がした。
入社後、著作権関連の検定担当として、アニメやゲームの専門学校の先生たちにオンラインで商談する日々が始まった。誰もがSNSなどを通じてコンテンツが発信できる今、著作権はすべての人にとって身近で守るべきものだが、多くの専門学校で、著作権について学ぶことは必修化されていない。ほとんどの商談が手応えのないまま終わっていく。自分の進め方がよくないのだろうか。自分を変えたい。デキると評判の先輩に相談した。「先生たちは授業、生徒対応など常に忙しいよ。」まずは、今どんな状況か聞いてみる。ときには、とことん聞き役になる。打ち手が次々出てきた。すごい。さっそく実践してみた。「あ、動画の教材いいな。」いつもと違う反応を示している気がする。別の学校で導入されていること、忙しい先生たちから好評なこと、国家資格にチャレンジする生徒が出てきたこと。役立ちそうな情報を伝えていく。画面の向こうで先生が前のめりになっていた。「それはいいね。」これまでにない達成感があった。ただ、なにか大事な視点を見落としている気がした。そもそもなんで、資格なんか取るんだろう?検定試験の会社にいるのに、その本当の意味を理解できていなかった。
ある日、答えらしきものが見えてきた。どんな先生も、生徒に対して一生懸命。入念に準備し、授業に臨んでいる。著作権の知識を持っていれば、生徒がコンテンツ制作の現場で活躍できる、という客観的証明にもなる。検定試験って、夢に向かって行動する人を応援するシステムかも。じゃあ私は、もっと先生やその先の学生たちの目線で話をしよう。合格した人がどんな業界で活躍しているか調べよう。先輩たちの商談も聞いて、伝え方を吸収しよう。仕事がどんどん面白くなっていった。今は「リモートWebテスト」という試験の新しい受験方法の推進にも関わっている。サービスをリリースする告知動画にも出演した。「あ、水澤さんが出てる動画見たよ」いろんな人から声をかけられるようになった。正直、照れる。でも、このシステムをみんなが知ってくれたらすごくうれしい。普及すれば離島に住む人も気軽に検定試験が受けられるようになるのだから。あれ?これって、地方と都市を繋ぐことにつながってない?まだ、どうなるかはわからない。でも、今はそれでいい。やっていることの一つ一つが、いずれ夢につながるかもしれない。だから、私は目の前にあることに全力で取り組んでいく。
NSGグループには商社、広告代理店、教材出版、資格検定、学習塾、学校(専門学校・大学など)、病院、福祉施設、スポーツ関連など、様々な仕事・活躍の仕方があります。ぜひ、ページ上部の「この企業の先輩一覧」から他の先輩社員もご覧ください。参考になる社員や自分の志向に近い人がいるかもしれません。