最終更新日:2024/5/17

京都大原記念病院グループ(医療法人社団行陵会、社会福祉法人行風会)[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 医療機関
  • 福祉サービス

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

所属する施設や部署に関係なく、自己実現できる環境が私たちにはあります!

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“介護・人事・相談員”それぞれが描くキャリアデザイン

介護の専門家、また2児の母として活躍する萬谷さん、人事へと領域を広げた蓮井さん、新卒で相談員を務める小西さん。京都大原記念病院グループでは、職員が思い思いに自分のキャリアデザインを描いています。

(座談会メンバー~写真左から)
◎蓮井 彩加さん/2019年入社
人事部(学芸学部 音楽学科卒)
◎萬谷 さおりさん/2007年入社
介護老人保健施設『おおはら雅の郷』介護主任(社会学部 臨床福祉学科卒)
◎小西 一花さん/2021年入社
介護付き有料老人ホーム『ライフピア八瀬大原1番館』生活相談員(社会学部 現代福祉学科卒)

今、私が取り組んでいる仕事!

結婚・出産を経てもキャリアアップを諦めず、マネジメント職を志す後輩育成に力を入れています。仕事もプライベートも充実させてほしいですね(萬谷さん)
元介護職でありながらセラピストの採用担当。職種や経験年数に捉われない働き方は当グループならではの魅力。事務と現場、多職種間をつなぐ存在になりたい!(蓮井さん)
空いた時間に現場に向かい、ご利用者とコミュニケーションを取っています。介護保険や諸制度の知識を深め、思いに寄り添った支援ができるようになりたいです(小西さん)

【入社のきっかけ】先輩たちの楽しそうな笑顔、医療・介護・福祉の三位一体の事業展開に興味津々!

萬谷/小西さんは入社1年目から相談員ですよね。なぜ、ここで働きたいと思ったのですか?

小西/多くの人と関わり、支えられる介護職や相談員に魅力を感じてはいたのですが、大変そうなイメージもありました。でも、当グループの説明会に参加してみたら、みなさんすごく楽しそうにされていたことに驚いたのが入社のきっかけです。

蓮井/私も同じように思いました。音楽専攻で最初はエンターテイメント系を志望していたのですが、多くの企業は面接で「会社のために何ができる?」という雰囲気。当グループでは、社員一人ひとりを尊重してくださる様子がわかったんです。医療・介護・福祉の三位一体の事業展開、その中で多彩なキャリアデザインが描けるのも魅力でしたね。

萬谷/私は高校時代に祖母が要介護状態になったのがきっかけで、福祉・介護に興味を持つようになりました。小西さんと同じように「大変そう。務まるのかな?」と不安でしたが、当グループは病院を母体にさまざまな事業があるし、キャリアデザイン制度や教育制度が整っていたので、思い切って挑戦してみることに。

小西/萬谷さんは入社してからずっと、現場で活躍されていますね。最初から介護職を志望されたのですか?

萬谷/いえ、実は私も相談員志望だったんですよ。ただ、現場経験なしにいきなり相談員になるなんて私は考えられなかったので、介護職として入社。相談員になるチャンスはあったのかもしれませんが、2年目くらいから介護が楽しくなってきて、やめられなくなりました(笑)。でも、今の小西さんを見ていると、楽しそうで、いいなあとも思います。

蓮井/小西さんは3年目ですね。落ち着いているし、頼りになりますよね。自分のその頃を思い出すと素直に尊敬しています。

小西/ありがとうございます。介護の現場を経験していないので、わからないことも多いんですよ。そんな中でも先輩が相談に乗ってくださったり、研修の時間を作ってくださったりしたのが安心につながっています。現場にどんどん入って情報をくださる先輩の姿からも、学ぶことは多いです。

【キャリアチェンジ】介護に音楽療法を取り入れる!企画力・調整力を磨くため、人事の道へ

小西/蓮井さんは介護職で入社し、2年目で人事に異動されました。人事をやってみたいと思い、キャリアチェンジされたのですか?

蓮井/実は、自分から志望したわけではないんです。先ほどもお話しましたが、私は大学で音楽を専攻し音楽療法士の資格を持っています。介護に音楽療法を取り入れるにはどうすればいいのだろうと常に考えていました。それを上司に相談すると、「各部署との調整のやり方や企画力を身につけたいなら、人事をやってみない?」と勧められたんです。

小西/そこからキャリアが広がっていくこともあるんですね。

蓮井/それが当グループの良さですよね。でも、人事になった途端にコロナ禍で。当時いろいろな業務をさせていただく中で、一番苦労したのは、新人研修が対面でできなかったこと。オンライン研修の実績もなかったので、そのためのツールを整えることから始まりました。いろいろな部署の方との調整はもちろん、感染予防対策も教わりながら、なんとか実施にこぎつけました。

萬谷/蓮井さんの奮闘のおかげで、いい研修になったと思います。

蓮井/終了後はいろんな役職者の方に「ありがとう」の言葉をいただき、「投げ出さずにがんばってよかった!」と思いました。奮闘といえば、萬谷さんも二人のお子さんを育てながら介護主任を務めておられるなんて、すごいと思います。

萬谷/子どもは現在、小3と3歳半。まだまだ手がかかる子どもを育てながら介護主任ができているのは、「何かあればやっておくよ」と声をかけ、さりげなく仕事を代わってくださる上司や同僚のおかげです。

小西/お子さんができて、仕事との両立に悩まれませんでしたか?

萬谷/一人目を出産するときは、副主任の立場でした。やりがいがあるので育休後も同じ役職で戻りたい、でも子育てをしながら責任を全うできるのか不安で、悩んでいたんです。そのとき、相談に乗ってくれた元上司が現在人事を担当されている磯部さん。私の思いを理解し、そのままの状態で戻ってくればいいと背中を押してくださいました。すごく感謝しているんです。今後は私同様、子どもを育てながら働きたいスタッフに対して、相談に乗ったり、仕事の調整についてアドバイスしたりと、よりよい職場づくりに力を注ぎたいと思っています。

【これからの挑戦】育児と仕事、両方のバランスをとり、皆が支え合える職場をつくりたい

蓮井/小西さんは同じ相談員の同期がいなかったので、不安だったでしょう?

小西/確かに心細かったですが、蓮井さんが実施してくださった入社前のオンライン研修では、他の職種の同期と顔見知りになれました。コロナ禍で研修自体がなくなっていく中、オンラインでもやっていただけたのは大きな励みになりました。

蓮井/オンライン研修、がんばってよかった!

萬谷/前を向いて進んでいる姿を見て、たくましいなと思います。これからはどんなことをめざしていますか?

小西/ご利用者もご家族も、最初は不安を抱えておられます。でもご相談後、笑顔で、「ありがとう」と直接言われるので、やりがいを感じる機会が増えました。一人ひとりの思いに向き合い喜んでいただける、一人前の相談員になりたいです。

萬谷/私たちは、細かな制度まではなかなか学べなくて。小西さんとは事業所はちがっても、私が勤務する施設と連携を取る機会があります。これからも制度やエピソードなど教えてくださいね。

小西/はい!先輩に教えていただきながらスキルアップをめざします。

蓮井/私はセラピストの採用担当や新人研修担当を主にしています。人事での仕事でいろいろな部署の方とやりとりや調整をする中で、事務にいても現場のサポートができること、現場と人事はつながっていることを実感しています。任される仕事はなんでもやってみるつもりです。

萬谷/私は、サービスの質の向上など、介護主任としての役割をこれからも追求していきたいです。そして、子育てをする職員を支えたい。家庭の事情で休むときに申し訳なさを感じないような職場にしたいんです。育児中の職員とそれ以外の職員が支え合える環境をつくっていきたいですね。

蓮井/私は、セラピストという自分が経験したことのない職種の採用担当となったため、今は日々試行錯誤の段階です。介護現場や、今までの人事での仕事で学んだことを活かしながら、一人の人事担当として現場の方々から信頼していただけるように頑張りたいと思っています。ゆくゆくは、「音楽療法」という自分の強みを活かせるような取り組みもできればと思っています。

学生の方へメッセージ

働く環境の良し悪しは外からは見えづらく、写真や文章でどのような表現をしても実際のところはつかみきれないと思います。医療・介護・福祉業界に限らず、どの業界でも同じことがいえるでしょう。その中で離職率は、職場環境を見極めるための一つの基準になると思います。

当グループの離職率は7%と、全産業と比較してもかなり低い水準。働き続けることができる基盤が醸成できていると自信を持っています。
その基盤とは、キャリアデザインの豊富さと、キャリアを実現するために必要となる教育体制が充実していること。さらにフィールドが豊富に用意されているため、仕事の幅を広げることができます。複数の法人によって成り立つグループならではのスケールメリットも享受できます。そして、このような環境が職員一人一人の志ややりがいを支えています。

これらを踏まえ、みなさんが学生生活で培ってこられた知識や思いを十分に発揮していただける環境が、当グループの最大の魅力。福祉以外の専攻も含む、全学部全学科からのチャレンジをお待ちしています。

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みなさんが「こうしたい」と思ったことを尊重します。ぜひやってみたいアイディアを私たちに教えてください。実現する方法を一緒に考えましょう(採用担当チーム)

マイナビ編集部から

「医療・介護・福祉」の分野で地域に貢献している京都大原記念病院グループ。現在約400名の介護職員が活躍している。看取りの際、ご利用者に「あなただから話ができた。ありがとう」と言われたとき、心からこの仕事の使命を実感する職員も少なくない。
また、介護職として入社した後も、個人のキャリアプランを形成する土壌として、例えばソーシャルワーカー、ケアマネジャー、事務など新たな分野へと挑戦できる環境がある。「やりたいことはこのグループで見つける」といった考えも十分受け入れられるのが魅力だ。近年ではデジタル化に向けたプロジェクトも本格稼働。タブレットを支給するなど、患者のデータベース化も推進予定。溝が生じやすい病院と施設の連携を深め、安心・安全な医療と介護の提供をめざしている。また、職種に応じてユニフォームの色を変えるなどカラーブランディングにも着手。たとえば介護職員は安息ややすらぎをイメージするグリーンを基調にしたデザインを採用予定。常にご利用者や患者様の視点で各職種のアイデンティティを発信している。
過去5年間の介護職における離職率は7%。同グループで働く職員の満足度を反映している。産休・育休取得後の復職率は過去5年間で100%。職員が自身の可能性や目標を見つけられ、人生の充実を感じながら長く勤務できる。それが京都大原記念病院グループだ。

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仕事を通して自己実現がしたい、人の役に立ちたい、子育てしながら働き続けたい。さまざまな思いの人材が集まり、それぞれの夢を叶えている。

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