最終更新日:2024/9/24

(株)モリキ【アメリカンドラッグ・ドラッグセイムス】富士薬品グループ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局

基本情報

本社
長野県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

目指すのは専門知識に根ざしたホンモノの健康&美容のご提案。

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希望の専門領域で、深い知識とキャリアを身につける。

長野県に本社を置き、北陸・東北エリアまでドラッグストアと調剤薬局を展開するモリキ。長年お客様に愛され信頼を得てきた店舗づくりの秘訣を、それぞれの専門知識を生かして活躍中の先輩3名に伺いました。

【左から】
◆店舗運営部教育課 ビューティエリアマネージャー/堀江彩花さん/2014年入社
◆店舗運営部第1ブロック1エリア エリアマネージャー/西澤斗礼さん/2015年入社
◆アメリカンドラッグ長野日詰店 店長(管理栄養士)/北村葵さん/2018年入社

先輩からのアドバイス

お客様がどうやったら日々健康に暮らせるか。売上だけでなく、本当に1人ひとりの生活に寄り添った提案ができるのが、当社で管理栄養士として働く醍醐味です。(西澤さん)
美容系の知識が全くなくても、入社してから学べる環境。「誰かを喜ばせたい」「笑顔がみたい」という方なら、やりがいをもって成長できると思います。(堀江さん)
困ったことは先輩やエリアマネージャーに何でも聞けるので、とても働きやすいです。管理栄養士としてお客様とどう関われるかも含めて何でも相談しています。(北村さん)

売上至上主義でない接客が当社の強み。管理栄養士だからできる提案を、お客様の健康づくりに役立てます。

学生時代は健康栄養学科を専攻し、卒業前に管理栄養士の資格を取得。当社を志望したのは、長野県内でも認知度の高いドラッグストアを運営している会社だからこそ、お客様の身近な存在として、管理栄養士の働き方の幅を広げていけると思ったからです。管理栄養士といえば病院や給食センターで働くイメージが強いですが、実は食や健康への悩みにダイレクトに応えられる立場。健康食品やサプリメントの需要が高まり、商品自体も増えている今、専属で相談に乗れる人材がいれば、店舗の付加価値にもなると考えました。

入社後はまず2年間、箕輪店で店舗勤務を経験。レジ対応や品出しをはじめ、お客様に管理栄養士のことを知ってもらうための声掛けも続けてきました。私は性分として、相手の悩みについ深くまで関わってしまいがち。配属1年目に、小学生のお子さんからダイエットしたいと言われて悩まれていたお客様の相談に乗った時も、気付けば売場で1時間近く、食事による栄養の摂り方や簡単なレシピの提案をしていました。こんな相談対応は却ってサプリの販売を抑えてしまうのですが、売上の有無に関わらず、正しく健康を支えるための接客を後押ししてくれるのは、当社の大きな特徴。後日、人づてにその方から丁寧な感謝の言葉をいただいて、これが自分の仕事のやりがいだと感じました。

その後、別店舗の店長を経て、4年目からグループ企業の富士薬品へ出向。現場教育担当として、ドラッグストアで管理栄養士がどんな働き方ができるか、お客様へどんな働きかけができるかを伝えてきました。こんなお悩みにはこんな健康食品を紹介できるといった商品の基礎知識から、食事面での提案やお客様への関わり方などにも言及。4年かけて後輩の指導にじっくり携われたのは、自身の知識を深めるにも良い経験でした。
現在は自社に戻り、長野県北信地域のエリアマネージャーを担当しています。店舗ごとのカラーを把握して売上につなげると共に、行政や当社の管理部門と連携して、管理栄養士がもっと専門知識を活かせる場をつくるのも今後の目標の1つ。「アメドラに行けば管理栄養士さんが話を聞いてくれる」「アメドラに行けば健康になれる、元気になれる」というスタイルを地域に確立させたいというのが、入社時から持ち続けている私の思いです。(西澤さん)

「キレイ」を通じて誰かを笑顔にできる仕事。美容知識ゼロから成長できる楽しさも伝えたい。

入社前は、実は美容やメイクには全く興味がなく、取り立てて勉強したこともありませんでした。経済学部で法律を専攻していたもののどんな仕事がしたいか決められず、就活時は幅広い業界・業種の企業を訪問。その中で医薬品の勉強ができ、入社後も成長し続けられるだろうという理由で当社を志望しました。

入社後は医薬品担当のHCC希望で、アメリカンドラッグ長野三輪店へ配属。登録販売者の資格を目指すと共に、店頭業務を覚えてきました。転機となったのは4ヶ月目にコスメ2店へ異動になったこと。そこにとても化粧品に詳しいアソシエイトさんがいて刺激を受けたのです。特にその方とお客様との信頼関係が素敵で、常連さんがお菓子や旅行のお土産を持って事あるごとに訪ねてきてくれるほど。友人以上のつながりを築けるカリスマ性に惹かれて、ビューティー分野にも興味を持つようになりました。

その後、松本波田店にオープニングスタッフとして配属。店舗に化粧品担当がいなかったことから私が手がけることになり、翌年にはビューティケアを担うBCCへコースチェンジしました。
本部異動となるまでの6年間、この店舗で親しくおつきあいさせていただいたお客様は大勢いらっしゃいますが、中でも印象に残っているのは2年目のある日、アイライナー選びをお手伝いした方のことです。日頃はデパートコスメを使っているとのことで、無理に商品を勧めることはなかったのですが、異動をお伝えした時には「あなたのおすすめを全部買いたい」とかなりの量の商品を購入。松本波田店での勤務最終日には花束まで持って駆け付けてくださいました。聞けば最初にお会いした時、嫌なことがあって落ち込んでいたけれど、私の声掛けが嬉しくて元気が出たのだそう。そのお話を聞いた時、販売だけではない、誰かを笑顔にできるこの仕事のやりがいを改めて感じることができました。

現在は本部のBAM(ビューティエリアマネージャー)兼教育担当として、後輩のBCCを育てる仕事をしています。化粧品の知識や販売方法だけでなく、伝えたいのはお客様が満足して、キレイになってもらうための関係づくりの大切さ。自分自身もいっそう美容や接客のスキルを磨いて、新しく入ってきた方たちに「堀江さんみたいなBAMになりたい」と思ってもらえたら嬉しいです。(堀江さん)

先輩のサポートも専門ごとの研修も充実。健康支援のためのスキルを伸ばしやすい環境です。

大学で管理栄養士の資格を取り、入社後は栄養相談や生活習慣指導等を行うNCCとして勤務。3年目からは長野日詰店の店長として、店舗マネジメントにも関わっています。店舗での接客をおまかせするアルバイトさん・アソシエイトさんの指導やサポート、「こんな風に売場を作ってほしい」とアドバイスするのも店長の役割。チームで円滑に業務を進められる環境を整えて、お客様がいつ行っても欲しい商品や情報が手に入る、買い物したり相談したりしやすい店舗を作ることが理想です。

当店の周囲は住宅地が多く、高齢のお客様も多く来店されます。時には何か商品を買うというより、お話をするために立ち寄られる方も。「最近なんだか食欲がないんだよね」というご相談に「こんなメニューはどうですか」とすぐに対応できるのは、管理栄養士がいる店舗の強みだと思います。不安そうな表情で話をされていたお客様が次に来店された時に、「これ食べてみたよ」「最近調子がいいよ」と声をかけてくださると、自分の仕事が多くの方の健康に役立っていると感じられて嬉しいです。
気をつけているのは、接客と店舗管理業務との両立。お客様の困りごとにはすぐに対応しつつ、裏方の事務業務もおろそかにならないよう、優先順位を考えてスムーズに動くことを心がけています。

本部や店舗同士の連携が強く、働く上でのサポートが手厚いのも当社の魅力。私も店長1年目の頃は不安ばかりでしたが、他店の店長が応援に来てくれたり、電話をかければ前店の店長がすぐに相談に乗ってくれたり、一から教わりながら徐々に慣れることができました。月1回はリモートの店長会議で情報共有も可能。直属のエリアマネージャーが同じ管理栄養士の西澤さんということもあり、管理栄養士としての働き方を気軽に相談できるのも心強いです。

ドラッグストアでの管理栄養士の働き方はまだまだ模索中の部分が多々ありますが、病気になる前段階"一次予防"の観点から地域のお客様の健康に携わっていくことが出来ることが私達の強みです。
NCCの研修では生活習慣病の指導方法から離乳食や介護食の知識、臨床栄養知識まで幅広く学べます。学生時代に学んだことを改めて思い出しながら、いっそうスキルを磨いて、店長の立場にとどまらず、お客様の不安を少しでも取り除ける接客・店舗づくりに取り組んでいきたいと思っています。(北村さん)

学生の方へメッセージ

当社が大切にしているのは、単なる販売に留まらない、お客様の根本的な美容と健康につながるご提案。何か商品を買うために来店された方でも、できるだけその理由を掘り下げ、食事や生活習慣の面からも最適なアドバイスができるように、各店舗に医薬品・美容・栄養の専門家を揃えています。たとえ売上に繋がらなくても、お客様が本当に必要とする情報をお届けすること。それが私たちの役割です。

学生の皆さんもぜひ、ドラッグストアで「販売だけ」に関わるイメージではなく、薬や化粧品の専門家として働くイメージを描いてみてください。
もちろん最初は詳しい知識がなくても大丈夫です。「医薬品の仕事に少しだけ興味がある」「コスメ知識を増やしたい」等の気持ちがあれば、入社後の研修で登録販売者の資格を取得した後、段階的にスキルを高めていけます。一方で店長やエリアマネージャーを目指したい方は、経営やマネジメントを究める道も。どのコースを選んでも同等のキャリアステップと待遇が用意されており、誰もがやりたいことを選んで実現できるのも当社で働く魅力です。

求めているのは相手の立場に立って、思いやりのある対応ができる方。人対人の関係性を第一に、一からスキルアップしたいという方を、当社は全力で応援します。

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「私たちの仕事は、お客様が健康かつキレイでいられるお手伝い」と採用担当の福澤さん。地域の健康を支える専門的なキャリアを描けるのも、モリキで働く魅力です。

マイナビ編集部から

創業から20年余り、長野県を主拠点として薬局・ドラッグストアを展開するモリキ。2003年には富士薬品グループの一員となり、北陸・東北エリア9県でも事業の拡充を進めている。

今回の取材で印象深かったのは、管理栄養士として、また美容の専門家として、1人ひとりが専門知識を深めて来店者へと向き合う姿勢。インタビューで伺ったお客様とのエピソードから、ただ売上数値のみを追い求めるのではなく、相手に向き合い寄り添って、本当に求められる商品・情報を提案する先輩たちの姿が垣間見えた気がした。
モリキの理念は「信用第一・人の和・熱意と努力」。会社全体が人とのつながりを大事に考え、売上至上主義に走らないからこそ、現場が伸び伸びと理想の働き方を究められるのだろう。それが「地域で最も信頼される店舗」づくりにもつながっているのだと今回の取材を通して感じた。

充実した研修体制はもちろん、手厚い福利厚生や社内制度にも触れておきたい。女性の育休取得率は100%、小学校卒業まで時短勤務制度を利用できるためか復職率も高い。近年では男性も数ヶ月単位での育休取得者が増えているという。
年に1度以上6日間のリフレッシュ休暇を取得できるほか、従業員割引制度や定期健診も用意。
安心して働き続けられる体制も、深い知見を備えた専門家の育成にひと役買っていると感じられた。

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富士薬品グループの大手基盤をもとに、長野県外にも多数進出。客層やエリアに合わせた個性を打ち出し、地域で愛され信頼される店舗づくりを続けています。

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