日本電気計器検定所

私は現在、電力量計の検定設備に関する研究・開発、維持管理を行う部署に所属しています。
開発された設備の検証や、新たな取り組みとして、ディープラーニングを用いたデータ処理など様々な業務を担当しており、日々知見を得ています。
例えば、設備の検証業務では、開発された設備が正常な動作をするか丁寧に確認します。問題が発生した際に、多角的な視点で原因分析をして解決したときは爽快感があります。

電気の知識で社会の根幹を支えることができる点が魅力だと思います。大学では電子工学を専攻しており、面白いと感じていたため、就職先も電気・電子系を中心に探していました。そんな折り、現代社会で生活していくうえで欠かせない電気の計量を行う「電気メーター」の型式承認や検定・検査を行う公正中立な機関であるJEMICに出会い、目立たないけれど必要とされている機関という点に惹かれました。
また、穏やかで親切な方が多く、福利厚生が充実しているので、働きやすい環境だと思います。

業務で必要な論文やデータシートは英語で記述をされていることが多く、和訳をするのに時間がかかることがあるため、語学力を向上することが当面の目標です。
3年後には、検定設備に関して全体を見渡せるような人材になりたいと考えています。配属されて2年目になりますが、理解が乏しい部分が多々あるため、一生懸命取り組んでいこうと思います。また、現在担当している業務に関連するマイコンやディープラーニングの知識を身に着けて、業務効率化に貢献したいと考えています。

就職活動は、自分を見つめ直す良い機会です。
働く時間は、１日24時間のうち1/3を占めるので、就職先は重要だと思います。
就職情報サイトで見て魅力的に感じた企業でも、説明会に参加をするとイメージと異なることがあるため、実際に会社に赴いて雰囲気を掴むとミスマッチがなくなるのではないでしょうか。
固定観念にとらわれず、いろいろな業界を見て納得できるような企業を見つけることができるように、応援しています。