最終更新日:2024/3/22

萩原建設工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 建築設計

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ベンチャー気質のチャレンジ精神で、自分らしく伸び伸び挑戦できる!

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若手が第一線で活躍できる萩原建設工業の魅力に迫る

数多くの社会インフラを手掛けてきた土木部の柴田さん、日本の優れた建築技術を学びたいと同社の門を叩いたクオンさん、設計の仕事を通じて宇宙開発産業に携わる相馬さん。仕事に夢中の3人の先輩をインタビュー。

土木部 工務課
柴田さん(写真左)
2018年入社

建築部 工務課
クオンさん(写真右)
2019年入社

建築部 設計課 主任
相馬さん(写真中央)
2013年入社

\先輩からひとこと/

「残業が多く休みが少ないイメージは捨ててください(笑)。働きやすく、歴史を持つ会社で地域のインフラ事業の担い手として誇りを持ち仕事に取り組めます」と柴田さん。
「現場ではじめて施工図から管理まで多くを任せてもらい、自分自身の成長を実感できました。建築業界は経験が大事。知識をどんどん吸収したいです」とクオンさん。
「設計から施工まで一環体制を築くのも当社の強み。幅広い建築ジャンルをオールマイティーにこなすバランス型の会社だけに、幅広い経験を積むことができます」と相馬さん。

業界イメージを覆す建設事業の面白みを実感。デジタル技術で会社の未来を築く!【土木部/柴田】

学生時代に見学会で土木工事の現場を訪れた時、河川の橋脚施工を遠隔操作で行なう「ニューマチックケーソン工法」に触れ、仕事の規模感や内容に惹かれて当社を志望しました。説明してくれた所長や現場の方の人柄も魅力で、雰囲気の良さにも惹かれましたね。

入社5年目の今は、どの現場でも所長の2番手の立ち位置で現場の統括管理をしています。安全対策や作業内容の指示、工程管理や品質管理などを通じて全体をマネジメントするのが主な仕事です。現在は、津波や大波から人々の安全を守り、日本の海域を守る人工リーフと呼ばれる海岸保全施設の工事を手掛けています。重さ200トンまで吊れる起重機船や潜水士らを乗せた船を出し、毎日10名前後の職人の手を借りながら工事を進めています。これまでは、陸上工事が多く、海での作業は新しいことを学ぶ面白みがありますね。自然を相手にする難しさもありますが、潮の状況や最新の天気予報を入手しながら1、2週間先までの作業計画を立て、工事を進めています。

河川に橋を架けるための橋脚工事、洪水時に河川が氾濫しないよう河川の幅を広げる河幅掘削工事、火山の噴火や大雨といった災害時に流木などが下流に流れないよう防ぐ砂防工事、山間部の道路工事や高速道路につながる道路工事など、年数を重ねるほど地図に残る現場を多く手掛けることができ、仕事の深みも増していきます。永く残り続ける社会インフラをつくる楽しさや嬉しさが仕事のやりがいになっています。

当社の土木部は、業界最先端を進もうという気持ちが強く、いろいろな技術を取り入れ、新しい土木を若手に伝えて技術力を磨こうという会社です。従来なら2次元の平面地図を頭の中で3次元化していたものを、設計段階から3次元化するなど、常に情報収集しながら協議し、現場で活用しています。3次元で図面を起こせるドローン測量を行うことで、各関係先に分かりやすく完成形をイメージしていただけるなど、業務の正確性や効率化につなげられていると感じます。今後は3次元データを活用し、重機などの完全無人化にも挑戦したい。先輩や上司が持つ豊富な知識とデジタル技術を融合することで、時代に相応しい新しい土木を追求したいと考えています。

新築から改修工事まで幅広く経験。高度な技術を習得し、将来は自国で活かしたい。【建築部/クオン】

2013年に来日し、日本語学校で学んだ後、札幌の大学で建築を専攻しました。就活では、建設業界への就職を目指し説明会などに参加。その中で、長い歴史を持つ萩原建設工業と出会いました。これまでにも数多くの実績を持つ会社であること、若手からベテランまで先輩方の人柄の良さに惹かれてエントリーしました。

建築現場では、所長の下について工事の進捗状況に関する記録写真を撮影するほか、安全書類の整理、施工図の作成、協力会社の職人と打ち合わせをして施工の段取りをするなど、毎日さまざまな業務に取り組んでいます。難しいのは、やはり専門用語や業界用語など、慣れない日本語を覚えることですね。現場に出るといろいろな言葉を耳にするため、わからないことがあればインターネットで調べたり、所長に聞いたりしながら一つひとつ覚えるよう努力しています。

入社から4年間で8~9か所の現場を経験することができました。自動車の整備工場や農業用の機械を格納する倉庫、消防署などの新築工事を手掛けたほか、幼稚園をお寺にする改修工事にも携わりました。改修工事では、以前の姿とまったく異なる建物が完成し、こんなにも違う空間に生まれ変わらせることができるのかと驚きました。いろいろなことができるのも建築の面白み。何より嬉しいのは、工事が無事に完了した瞬間です。社会の役に立つことができたと実感できる瞬間でもありますね。人が住む場所、町づくりなど、建築を通じてより良い環境づくりができる仕事にやりがいを感じています。

私自身が当社の魅力だと思うのは、社内の雰囲気です。上司との人間関係がとても良く、ユニークな先輩たちが多く働いています。質問するとすぐに答えてくれる先輩ばかり。2級建築施工管理技士の試験を受けるため、試験日の数カ月前から毎週1日は社内で勉強会を実施。受験を希望している5人の仲間が集まり、資格を持つ先輩から勉強を教わるなど、会社の支援を受けることもできました。私の将来の目標は、1級建築施工管理技士の取得です。今後は社外の方々ともコミュニケーションをしっかり取れるよう努めたいと思っています。

業界に先駆けてBIMを導入。さまざまな建物を設計するワクワク感、面白みを実感。【建築部/相馬】

高校生の時から建築を専攻し、大学では建築設計をメインに学びました。入社当時は設計部門がありませんでしたが、建築の仕事に携わりたいと応募しました。

入社から約10年、施工管理の仕事に携わり、2019年に設計部門が新設され、設計課として本格的に部門を拡大していこうという2021年のタイミングで声をかけてもらいました。施工管理で培った現場経験と、施工面にも考慮して設計できる社内環境があるので、工程や建物の詳細なディテールも含めて設計できるのが、普通の設計事務所とは違った強みです。

現在設計中の建物としては、宇宙開発の施設からオフィスビル、ホテルなど多種多様な用途に渡ります。それぞれの案件によってまったく設計内容が異なり、さまざまなお客様とのコミュニケーションがあるので、仕事をしていて飽きることがありませんね。当社は地場のゼネコンとして、知名度や実績が多くあることが功を奏し、いただく案件のバリエーションが幅広いです。また、設計ツールとしてBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)を導入しており、ビジュアライゼーションを意識した設計手法を積極的に取り入れています。2次元CADでは上手く表現できない情報をモデリングし、パースやウォークスルーとして出力することにより、より精度の高いイメージ共有ができますし、図面の効率化や省力化にもつながります。

BIMの導入をはじめ、当社には業界に先駆けて最新技術を活用していこうというベンチャー気質があります。上司も提案を受け入れてくれるなど、伸び伸びと仕事に取り組める環境があると思います。これからも新しいチャレンジを繰り返しながら、設計部門を拡大していきたい。将来は「あの建物は萩原建設工業の建物だよね」と認識されるような設計を手掛けたいですね。そして、自分なりの建築テーマ、哲学を見つけていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

所長の2番手として現場をまとめる立場であるため、すべてのベースとなる基本に忠実な仕事の進め方を心掛けています。安全を第一に工夫するポイントを考えながら日々取り組む中で、人と人の繋がりを大切にしていますね。何もなかった場所に構造物ができたり、道路が完成したり、実際に目に見えると達成感が得られます。人々の生活基盤になる、安全を守るものづくりができる、やりがいの大きな仕事です。(柴田さん)

この時期は何かと不安になることもあると思いますが、そんな時こそもう一度自分を見つめ直し、どんな未来を描きたいのかイメージすることが大切だと思います。会社を探すことはもちろん、自分のことを考えるのも大事。私も建築は建築でも設計や施工管理があるのでどの道に進むかを悩み、いろいろと考えながら答えに辿り着きました。施工管理の魅力は、何もない場所に建物をつくることができること。自分に何が合っているのかぜひ考えてみてください。(クオンさん)

設計目線からいえば、とても自由に設計できる会社だと感じています。住宅メーカーなどは規格や縛りなどで自由に設計できないこともあると聞きましたが、当社の場合は自分の作品として残せる建物をつくることができます。また、私自身の経験で言えば、設計志望で入社はできませんでしたが、結果的には望みを叶えることができました。皆さんも最後まで諦めずに頑張ってくださいね。(相馬さん)

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「ゼネコン=仕事が大変というイメージを持つ人も多いかも知れません。実際は働きやすい環境があり、若い人から率先して早く退社できるようなラフな雰囲気です」と先輩談。

マイナビ編集部から

1918年に創業以来、総合建設会社として十勝帯広を基盤に北海道から一部本州まで土木や建築事業を手掛けてきた萩原建設工業。同社が大切にしてきたのは、「闘魂一途」という社是と6つの社訓。先人から受け継いできたのは、上司が後輩を思いやる社風やベンチャー気質を持つチャレンジ精神だという。今回取材した3人の先輩の話からも、その社風の魅力や最先端技術を柔軟に取り入れている様子が伝わってきた。

豊富な経験や知識を惜しみなく後進に伝えるベテラン層、温故知新の精神で新しい技術を柔軟に取り入れる中堅層、そんな先輩たちの姿から多くを学ぶ若手層と、技術のバトンを時代に相応しいカタチで後輩につなぎ、若手が力を発揮しやすい環境を整えるのも同社の魅力だろう。

「相馬さんのように日本全国で注目を集める宇宙産業にコミットする先輩もいるなど、幅広い案件に取り組んできた当社ではさまざまな機会が与えられます。ゼネコンはハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、興味があればモノづくりの面白み、楽しさを実感できるはず。学部学科に関係なく意欲的に取り組める方なら必ず活躍できる環境があります」と採用担当の山崎さん。若手が文字通り“伸び伸び”活躍している同社の魅力を自身の肌で感じてもらいたい。

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3人の先輩が口を揃えるのが、一緒に働く人の魅力や社風の良さ。和気あいあいとしたオフィスでは社員同士の距離が近く、小さなことも気軽に相談できる温かい雰囲気がある。

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