最終更新日:2024/12/10

(株)京進【東証スタンダード市場上場】

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  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 教育
  • 福祉サービス
  • 人材派遣・人材紹介
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
京都府

取材情報

採用活動について伝えたい

「ひとりひとりを大切に」を実現した採用活動

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じっくり時間をかけた採用プロセスで、お互いの理解を深め合う!

お互いに納得のいく採用プロセスによって、ここ数年の内定式以降の内定辞退者は、ほぼゼロという「京進」。人材に対する思いと採用活動での取り組み、手厚い研修制度などを三人の採用担当者に語ってもらった。

■人事部人材開発課・課長
 橋本 愛子さん(写真右)
 2004年入社

■人事部人材開発課・主任
 大倉 なつきさん(写真左)
 2021年入社

■人事部人材開発課・係長
 上平 大樹さん(写真中)
 2015年入社

「京進」だからこその魅力

「目標達成に効果的な“リーチング”を用いるなどし、人財育成に注力しているところ。当社でなら、自分の可能性を大きく広げることができます」〈橋本〉
「当社では、多様な働き方を応援しています。ライフステージが変化しても安心して働き続けながら、キャリア形成していけるのが魅力だと言えます」〈大倉〉
「当社で働く魅力は、生徒と一緒に成長し、感動を分かち合えるところ。生徒との絆が強いのも特徴で、卒塾後の人生にも関わり合いを持てることも魅力の一つです」〈上平〉

「ひとりひとりを大切に」の想いは採用活動にも

橋本:京進が創業以来、大事にしているのは「ひとりひとりを大切に」という想いです。生徒さんや社員に対してはもちろんですが、学生の皆さんに対しても、採用活動を通してこの思いを実現したいと考えています。だからこそ、採用プロセスに時間をかけ、互いの理解を深められるように取り組んでいます。採用プロセスに関しては4つのステップを用意していて、最初は会社説明会と一次選考。2つめは特定の課題に基づいたロールプレイングと質疑応答。3つめは集団面接とプレゼンテーションで、4つめが最終選考である個人面接があります。そして内々定後には、人材開発課員との面談を実施し、いろんな話をさせていただきます。また、先輩社員や内々定者のみなさんとの交流会など様々なイベントにご参加いただいた上で、内定承諾のご判断をいただいています。

上平:選考の各ステップでプレゼンテーションやロールプレイングを取り入れて、育成型の選考になっているところも特徴の一つ。参加者には選考中にフィードバックをすることで、今後の成長や目標に繋がる体験となるように心掛けています。採用活動を通してより自分自身と向き合う機会にもなり、入社後の目標が明確になることで、配属部門の希望や適性のミスマッチを防ぐことにも繋がっています。

大倉:どのステップにおいても「質問タイム」を用意していることも特徴です。「答えにくい質問でも大歓迎」とお伝えしているので、本当に色々な質問がありますね。採用担当の私たちだけでなく、若手社員も管理職も役員もそれぞれ自身の言葉で、京進の魅力はもちろん今後の課題や問題点も、ありのまま伝えるようにしています。組織・事業だけでなく、働く社員についても知っていただく良い機会になっていますね。

可能性を開花させる充実の研修・フォロー制度

大倉:当社では、社員教育についても非常に力を注いでいます。若手社員から管理職に至るまで、充実した研修プログラムが用意されていますが、ここでは新入社員向けの研修についてお話ししたいと思います。まずは内々定者向けの研修から始まり、10月の内定式以降も3回の研修があります。そして3月の入社式前に入社前研修があり、入社後は約1カ月に渡る入社時研修と入社までのフォロー体制がしっかりしています。それぞれの研修で仕事に対する取り組み方や意識の持ち方、コミュニケーションスキルの磨き方など、京進のすべての職種において必要となってくるスキル・知識を習得していただけます。その後、各拠点に配属となってからも、2年間で7回のフォローアップ研修があり、同期の仲間とも定期的に交流を深めながら、一緒に目標を持って成長することができます。

上平:それに加えて、年次の近い入社2~3年目の先輩社員がメンターとなって、メンタル面・スキル面でサポートをするブラザー&シスター制度も導入しています。新人のうちは迷ったり悩んだりすることもたくさんあると思いますが、そんな時にどんな些細なことでも相談できる存在は、とても心強いもの。メンターとの合同研修も行い、お互いの信頼関係を深めながら、より良いサポートをしていく環境も整っています。メンター自身も身近な後輩の育成を経験することで、次のステップアップとなるマネジメント能力や人材育成のスキルを自然と身に着けることができ、成長に繋がっていますね。

橋本:3年目を迎えた社員には、役員の前で、今後の自分のキャリアプランをプレゼンする「3年目チャレンジ研修」があります。多彩なキャリアプランがある当社で、誰もが自分のポジションを主体的に築き、夢を叶えるチャンスを平等に与えられているところも、「ひとりひとりを大切に」という想いが反映されていますね。

京進には個性の数だけ活躍のチャンスがある!

上平:「教育で世界一」を目指す京進は、学習塾からスタートした企業です。しかし今ではその枠を超えて、日本語学校、英会話スクール、保育園や介護事業、キャリア支援などさまざまな事業を展開し、社員一人ひとりが可能性を多彩に追求していけるフィールドがあります。その中で、より自分らしくキャリアを築いていくために、他部署への異動の希望を年に1回自己申告できる機会があり、私たちは「社内転職」と呼んでいます。申告の際には、ただ自分の希望を伝えるだけでなく、そのために資格取得へチャレンジしたなど、異動の根拠となる努力も一緒に伝えることができるのも特徴。頑張った分だけチャンスがあることで、明確な目標を持って働くことができます。

大倉:社員全員に活躍する場が広がっていることも、お伝えしておきたいですね。結婚や出産、育児などワークライフバランスでいう「ライフ」の部分の変化に応じて「キャリア」を見つめ直すことも少なくありません。そんな社員の想いをしっかりと受け止め、「ライフ」の変化に柔軟に対応しながら、長く働きやすい環境を追求しています。例えば、時短勤務での対応のほか、保育士資格の取得サポートを利用して、保育士として復職するという選択もあります。
 
橋本:私も英会話事業部に在籍していた頃に育児休暇を取得したのですが、同じ職位で復職できるように調整していただけて、とても働きやすかったですね。現在は課長という責任あるポジションを任されているのですが、日々学びの連続です。さまざまな経験を積んだ人であっても、さらに新しい経験を重ねながら、ずっと成長し続けられることは、当社で働く大きな魅力。次の可能性を信じて新しい仕事を任せていただいていることに、心からやりがいを感じています。

学生の方へメッセージ

「当社では、社員の成長を惜しみなくサポートしています。だからこそ、入社2年目で学習塾の教室長を任されるなど、若手でも責任のある仕事に挑戦ができる環境。主体性があって前向きに仕事に取り組める方なら、スピーディに成長できるでしょう。面接の際は、事前に対策を練る学生さんが多いと思います。ただ、会社が求める人物像などに寄せすぎると、その方の個性が見えなくなってしまうので、ありのままの姿を見せてください」〈橋本〉

「『やってみたい』と思ったことを周囲がサポートしてくれて、実現のためにチャレンジできる環境があるところも当社の良いところです。上手くいかなくても次に向けての前向きなアドバイスがもらえるので、様々なことにチャレンジできます。当社の組織価値観のひとつでもある『ひとりひとりを大切に』という想いを大切にしながら行動・挑戦し、成長し続けてほしいです。」〈大倉〉

「当社には、人を大切にする社風が浸透しています。私が人事部に異動してきた頃、周囲が常に気にかけてくれたので戸惑うことなく、すぐに馴染むことが出来ました。気遣ってくれる仲間がいる職場なので、素直で向上心があり、真面目にコツコツ頑張れる方なら活躍できると思います。職場は、社会人人生の多くの時間を過ごす場所です。会社を選ぶ際は、“何をやるか”と同じくらい、“誰と働くか”を重視しながら悔いのない就職活動をして欲しいと思います」〈上平〉

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採用担当者さんは皆、穏やかでやさしい人柄。何でも聞きやすい雰囲気があるので、会社や仕事のことでわからないことがあれば、積極的に質問できる。

マイナビ編集部から

1975年に学習塾としてスタートして以来、着実に事業領域を広げてきた「京進」。現在では語学、保育、介護、日本語教育、キャリア支援、フードサービスなどを展開し、国内外含め約500の事業拠点を持つまでに成長を遂げた。「ステキな大人が増える未来をつくる」というグループビジョンを掲げた同社の具体的な構想としては、「世界4本社体制(京都・ニューヨーク・デュッセルドルフ・北京)」「100の子会社、100人の社長」「社員数1万人」「顧客数50万人」。その構想を聞き、これだけのスケールになると今よりさらに多彩なキャリアプランを描くことが可能になり、活躍のチャンスは無限大であると感じられた。

「学び」をテーマにしている企業ならではの、手厚い社員教育は同社の魅力の一つ。「経営品質向上活動」「アメーバ経営」「リーチング」を社員育成の三本柱とし、あらゆる業種・業態で能力を発揮できる人財育成に取り組んでいる。中でも京進が開発・導入をした「リーチング」は、自分で決めた小さな目標を積み重ねることで、目標に向かって努力し続ける「自ら学び成長できる人」を育てる「目標を達成するための習慣化ツール」だ。学習塾では「リーチング授業」を全国の教室で展開し、子どもたちの人間性・主体性を育てる教育に取り組んできたが、社内においても全社員がリーチングを実践し、社員一人ひとりのレベルアップ、さらには組織力の向上に成果をあげている。

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教育を通して「人の成長」を支えてきた同社。そのノウハウ・実績を活かし、幅広い層を対象とした「人の一生に寄り添う企業」として社会貢献できる事業展開を目指している。

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