従業員教育については新人、若手中堅、管理職という3階層別に実施しています。受講は義務づけられ、コミュニケーションやリーダーシップなど内容別に全20コースについて学習。また東北電力やJERAで行う研修にも参加し、系列の従業員と一緒に学ぶ機会もあります。
資格取得サポートにも力を入れ、特に業務に役立つ資格については学位(学士、修士等)も含めて100種類ほどを指定し、その重要度と取得時の年齢などに応じたお祝い金を支給してきました。2021年からは5年間だけの期間限定で、指定以外の資格でも有用性が認められれば受験料などを補助する制度がスタート。このほか通信制大学や大学院等での入学金・授業料等の経済的支援も行います。
キャリアステップのモデルケースとしては、10~15年で主任、20年ほどで副長、25年ほどで課長に就任する流れを想定。昇格については職能評価や業績評価を実施し、その結果によって決定される仕組みとなっています。
選考時に、注目しているのは適性検査の結果です。ものごとをポジティブに考えられるか、精神的にタフか、40年間勤務可能か、努力を継続できるかどうかといった点を重視しています。また、電気主任技術者などの業務に役立つ資格を持っている場合も高く評価されるでしょう。
(太田健児/管理部人事労務グループ課長・1992年入社)
(加藤誠/管理部人事労務グループ副長・1997年入社)