(株)保志【ALTE MEISTER】

【IT的な知見を用いて、業務をより良いものとする仕事】
私が行う仕事は、つきつめると「改善する」という一言に行き着きます。
つまり「悩みを聞き取り、それがどうなれば『良い』のかを明示し、そこに向かうための解決策を考え、それを実施する」という作業です。
（そうやって改善活動を行ったり解決策のアイデアを練るにあたり、IT界隈の概念や考え方を用いるのがシステム部というわけです。もっと製造に焦点を当てた知見を用いる部署は「生産技術」と呼ばれます）
この仕事の面白さは、社員皆さんの悩みのパターンが大小様々あって、そこに対して色々な考え方を実践しなければならないという「ランダムさに立ち向かうこと」と、なにより、共に仕事をする相手の「ありがとう」という思いを直接的に受け取ることができるところにあると思います。

【信頼】
お位牌の仕掛品在庫管理システムを、古いものから新しいものに入れ替えたときの話です。
入れ替え後、当初想定していたような作業効率の向上効果が得られなかったり、そもそも新しいシステムでは既存の業務領域をカバーしきれていなかったりしたのですが、各製造工程の皆さんにお話を伺い、その足りない部分を補うもの、いわゆるサブシステムの設計開発運用保守を長期間行いました。 その過程で、「仕掛品の在庫管理」という業務の枠を超え、様々な悩みやアイデアを、皆さんから気軽に投げかけてもらえるようになりました。
入社当初よりは信頼してもらえているのかな～と、この文章を書きながら思いました。これが一番うれしいですね。

【すてきなプロダクト、価値観の合致】
入社の決め手は、説明会で弊社ブランドの「人と木」シリーズの商品に触れて、「こんなすてきなものを自分もつくりたい」と思ったことでした。
ただ、そもそもこの会社の説明会に参加してみようと思った理由は、私が昔から植物が好きだったという点にあると思います。
植物の環境への適応のやり方は多種多様で、みんな違っていて面白い。私はそういった「ユニークなものごと」がすごく好きなんです。
また、同じ種でも個体差がある中で、その個性を最終的にどう商品に活かすのかを常に考える必要があり、「考えることが尽きない」点も魅力と感じます。
そんな価値観の持ち主だったからこそ、この会社に惹かれたのだと思います（今の所属はシステム部ですが、結局は「ユニークな問題」に「考えることで立ち向かう」仕事なので性に合ってます）

自身の個性に正直に向き合い、それを大切にするのが良いと思います。「生き物」からみた「居場所」との相性は、お互いが何者かによって決まります。
例えば魚は海を泳ぎ、鳥は空を飛ぶ。違う組み合わせだと生きるのは難しい。それって、「人」と「会社」の関係においても通じる部分があると思うんです。ということで、まず深く内省して自分自身を理解した上で、その個性を活かせるような居場所を探すのがおすすめです。（ただ、あえて「海を泳ぐ鳥」を目指すのもまた一興）