最終更新日:2024/6/17

(株)三洋販売

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 商社(その他製品)
  • アミューズメント
  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品

基本情報

本社
東京都、愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

顧客との信頼関係。少しずつでも確実に。

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営業に求められる、ホールさまと共にあゆむ姿勢

人気シリーズ『海物語』を筆頭として、常にパチンコ業界をけん引するポジションに立ちつづけてきたSANYO。
営業部門を統括している杉原部長に、三洋販売の営業の本質について伺った。

■営業統括部 執行役員 本部長 杉原 清次(2001年入社)

取材対象者の横顔

かつて、みずからも営業担当として活躍し、めざましい実績を上げていた杉原部長。販売台数に応じたインセンティブがもらえる点も、営業ならではの醍醐味だという。

営業の目的は、販売だけではない。コンサルティングを通しての、信頼構築に本質がある。

私どもSANYOは長きにわたり、パチンコ業界のリーディングカンパニーとして歩みつづけてきました。主力製品であるパチンコ『海物語』は全国のホールさまに必ずといっていいほど設置していただいております。今後もホールさまの経営にとって絶対必要だと思われるような魅力的な遊技機を販売していくことが、我々三洋販売の目指すところです。現在当社はほぼ毎月新機種を発表、市場に投入しています。新しい『海物語』や『大工の源さん』など。全国にある二十の営業拠点に所属する営業担当は、それら新機種の導入メリットを伝えるため、それぞれの地域に存在するホールさまのもとに足を運んでいます。このように販売活動の最前線に立ち、ホールさまと当社をつなぐ重要な窓口となっているのが、三洋販売の営業担当です。
営業という仕事は「売ること」が最も大事です。ですが、それが全てではありません。というのは、これは営業を統括する立場にいる私が特に心がけていることなんですが、お客さまとしっかりとした信頼関係を築くこと、つまり「商品だけでなく自分も売る」、そして信用、信頼してもらう。これこそが三洋販売の営業担当にとって目指してほしい姿だと伝えています。あくまでビジネスを通じてではありますが、「パチンコファンのため」という共通の目的を持つ、ホールさまと、遊技機メーカーであるSANYOとが、ある意味タッグを組むというような意気込みで仕事に向かい合っていくべきかな、と思っています。その考えを持たずして、お客さまと真のコミュニケーションは成り立ちません。特に私たちの取り扱う商品は決して安いものではありませんし、どのお店に設置しても、集客効果が格段に上がり、高稼働する!という万能な物でもありません。だからこそ営業はお客さまのニーズをヒアリングし、お客さまに合わせた「これがベストだ」と思える提案をし、一つずつでも、小さな信頼を積み重ねていくことが大切になってきます。パチンコの営業は、いわばコンサルティング営業というスタイルに近いのかもしれませんね。

遊技機メーカーの営業担当、ホールの経営者、パチンコユーザーなど、場面に応じて複数の目線を持つ。

さらに三洋販売の営業担当として必要なことがあります。それは同時期にリリースされる他社機種についての情報収集です。お客さまは月ごとに新台の入れ替えを検討されます。当然弊社だけでなく、他社の新台も購入候補として検討されているわけです。毎月各メーカーから発表される新台の、モチーフやゲーム性、デザインやスペックなどをできる限り把握しておくことが大切です。さらにいえば、カタログやホームページに掲載されているような表面上の情報を把握して終わるのではなく、複数の目線で整理しておくことが必要なのかなと思います。たとえば、ホールさま目線で考えたとき、設置した際の遊技者層や集客効果、売上予測など。またパチンコファン目線で考えたとき、打ちたいと思わせる魅力のポイントはどこなのか?といったような、様々な立場に立った目線が必要です。これはなかなかレベルが高く、一朝一夕で身につけるのは難しいことであり、個人差も生まれるものではありますが、三洋販売の営業担当が目指すべきステージは常に高く設定しております。お客さまに提供する情報一つをとっても、色んな角度から有益な提案につなげていけるような、そんな営業担当の集団になっていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

新しい機種をショールームに設置しても、お客さまに足を運んでもらいづらいというコロナ禍の状況を契機に、弊社でもさらなるデジタル化を進めようとしています。今後はパチンコ業界においてもリモートによる商品紹介や商談などが、ますます一般化していくことでしょう。こうした流れになると「face to face」による関係構築の機会が減り、お客さまとのつながりが今より希薄になっていくことは、避けられないのかもしれません。そうしたなかでも弊社が求めたい人材は、とにかく人が好きで、自分を強く印象づけることのできる人。たとえば、リモート会議をしているときにも、ディスプレイから溢れ出すような笑顔を見せる人が良いと考えています。そしてもう一つは、パチンコが大好きな人。その面白さについて語り出したら、止まらなくなるような熱い気持ちを持った人です。
上司や先輩は面倒見の良い人が多く、若手が失敗したときには、誰からともなく手を差しのべる社風です。そして、若い頃は失敗を経験した方が良いというのが、私の持論。多くの失敗を重ねながら、その失敗からしっかりと学び、少しずつでも成長していくというバイタリティを持った人に、一人でも多く、仲間に加わっていただきたいですね。

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業界のリーディングカンパニーとして、顧客との共存共栄を追求しつづける同社。目先の利益にとらわれない取り組みは、まさに、トップを走る企業としての矜持といえよう。

マイナビ編集部から

三洋販売の営業部門を統括する杉原執行役員より、営業担当の果たす役割、仕事に対する心構えについてお話を伺った。そこから浮かび上がってきたのは、『海物語』という市場を席巻するロングセラー機種を提供する同社だからこそできる、お客さまとの向き合い方だ。その仕事はパチンコ機の販売にとどまらず、お客さまの状況を多角的にとらえ、「パチンコファンのために」という共通の目的に向かったパートナー的な関係を意識したものだ。お客さまとの信頼関係を構築するためには、この一歩踏み込んだ姿勢が重要だと彼はいう。

同社が長きにわたって、業界のリーディングカンパニーでありつづけてきたのは、常にお客さまの立場に寄り添い、機種販売後も頼りにされる存在を目指してきたからではないだろうか。一方、パチンコ業界の流れに目を向けるなら、射幸性の高い機種に代わってコンテンツの世界観や新しいゲーム性などを重視した機種が人気を集めるようになってきている。IRの参入や新型コロナウィルスの影響などもあり、今後新たな楽しみ方を提案していくことが同社には求められてくるだろう。杉原部長の談話からも、次代を拓いていくうえで欠かせない若い感性に対する期待感がにじみ出ていた。今を生き、時代の空気を胸いっぱいに吸い込んだ若手が考案する、新しい遊びのカタチ。過渡期を迎えているパチンコ業界だからこそ、飛び込むことで、面白い働き方ができるように感じられた。

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ロングセラー機種に加えて、毎年数多くのパチンコ機・パチスロ機を世に送り出している同社。時代の趨勢に合わせて、楽しみ方のかたちも刻々と変化を遂げてきているという。

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