最終更新日:2024/9/9

ミネ医薬品(株)【ミネ薬局・ミネドラッグ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 薬品
  • 医療機関

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

働きやすく、「患者さん第一」の職場でスキルアップとキャリアップを

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どの店舗も雰囲気の良さは抜群。「駅チカ」店舗が多いのも便利

薬剤師に営業ノルマはありません。純粋に「薬剤師」として働けます。先輩たちにキャリアップやワーク・ライフ・バランスについて話してもらいました。

高橋啓伍さん 調剤部 エリアマネージャー 2007年入社(写真左)
岡部千絵さん 調剤部 ソコラ武蔵小金井調剤 薬局長 2008年入社(写真右)
西村咲紀さん 調剤部 永山駅前タワー調剤 2022年入社(写真中)

先輩たちの横顔

自局だけでなく、エリアマネージャーとしても複数店舗を担当している高橋さん。スタッフに指示を出すだけでなく、彼らの声を現場に反映させるのも大切な仕事だという。
「小さいお子さんやそのお母さんの気持ちが、以前より実感を持って分かるようになりました」と岡部さん。自身の出産・育児を経験が仕事に生かされているという。
入社1年目から応援で各地の薬局を飛び回る西村さん。患者さん重視の姿勢で働けることが純粋にうれしいという。薬剤師に営業ノルマがないのはミネ医薬品の大きな特徴だ。

4年目の小規模店舗を皮切りにさまざまな店舗で薬局長を歴任。薬剤師としても成長

私は今、中野坂上調剤の店長だけでなく、5、6店舗を統括するエリアマネージャーとしても働いています。

薬局長の仕事は「店舗をより良く変革する」ことだと経験を通して感じています。その中でも最も重要なのは働く人たちのモチベーションアップですね。そのために、薬局内の業務分担の見直し等従業員が働きやすくなるよう取り組んでいます。

エリアマネージャーの仕事としては、電子処方箋への対応体制整備が喫緊の課題です。さらに社全体で現在取り組んでいる処方箋アプリの使用感を現場から聞き取って本社にフィードバックすることや、そのアプリ経由で患者さんから薬局に寄せられたメッセージに対応するシステムづくりなどにも取り組んでいます。また薬局に関連する法令などが変更された場合、その内容を周知徹底するのもエリアマネージャーの仕事です。それに加え、各店舗レベルでは解決できないさまざまな課題も上がってきますので、その解決にもあたります。

入社したのは2007年です。2年間で2店舗を経験し、2店舗目で副薬局長を務めました。そして4年目、新設店で薬局長を任されます。その新設店は薬剤師が2人という小規模な店舗。昇進のスピードは、周りの同期を見ても同じような感じでした。
小規模店の薬局長を3年ほど経験したのち、以前、副薬局長を務めた中規模店に薬局長として異動しました。その次が大規模店の薬局長です。今から考えると、きちんと順番を踏まえた昇進を会社は考えていたのですね。さまざまな属性や規模の店舗を経験しながら成長させてもらったという感じです。

15年間働いてきて感じているミネ医薬品の良さはまず、さまざまな店舗を経験できるので薬剤師としての経験値が非常に高くなるという点でしょう。「すみません、私には分かりません」と患者さんに謝らなくて済みます。また「加算をとるための努力」を求めない会社なので、その分、薬剤師としてより患者さん本位の仕事がしやすいのも大きな利点だと感じています。
(高橋さん)

薬局長を務めながら2回の産休。子育てに限らず「互いにフォロー」が基本の社風。働きやすさには太鼓判

私は、商業施設の中にある薬局の店長を務めています。店長としての仕事は、在庫管理やスタッフのマネージメント、本部とのやりとりなどです。在庫管理では今後の薬剤需給を予測しながら注文をするほか、過剰在庫を足りていない他店に融通するなど、なかなか気を使います。スタッフ管理については近隣に新興住宅街があり患者さんが急増したため、シフト編成に苦労しました。店舗のスタッフで回らない場合は本社に応援を要請するのですが、すぐに対応してもらえるので困ったことはありません。

こちらの店舗は入社から数えて5店舗目になります。振り返ると同じような店舗での勤務はなく、いろいろな患者さんの対応を経験できました。それに加え、店舗の運営規模や形態も異なっていたので、マネージメントの観点からも良い勉強になりました。

この会社には良い点が多々ありますが、私は「子育てのしやすさ」を強調したいと思います。私は入社7年目で薬局長になり、その後2回、産休・育休を取っています。その当時(2016年)からすでにこの会社では「出産しても正社員のまま働きつづける」という意識が一般的だったため、休みも取りやすく、復職後の時短勤務も気兼ねなく取れました。そのため、2人目の産休・育休の際も躊躇なく戻ってこられました。今でも産休・育休を取る社員は多く、お腹の大きな薬剤師も珍しくありません。お腹が大きいと、お客さまがいつもより笑顔で接してくださるようにも感じています。

この産休・育休に限らずこの会社には、「お互いにフォローし合おう」というカルチャーを感じます。有給休暇などもお互い融通しながら、希望どおり取れているという印象です。パートさんを含め、勤務体制は非常に公平だと思います。だからでしょうか、5つの薬局を経験してきましたが、どこも和気あいあいとした、雰囲気の良い働きやすい店舗ばかりでした。
(岡部さん)

「薬剤師のノルマ」よりも「患者さんの要望」を重視する社風。だからこそ気持ち良く働ける毎日

ミネ医薬品への就職を考えるようになったきっかけは、私自身の薬局患者体験でした。大学の近くにある店舗でよく処方箋を受け付けてもらっていたのですが、店舗が新しく綺麗で、なにより女性薬剤師の服薬指導がとても素敵なことが印象的だったんです。自然と「私も同じように働いてみたい」と感じるようになりました。そして参加した会社説明会で社内の風通しの良さを感じて「ここしかない」と確信し、入社に至ります。これらの好印象は入社後も変わることはありません。

入社後は集合研修を終えると、すぐさま店舗に仮配属されOJTが始まります。特に教育係が決まっているわけではなく、研修業務ごとにその場にいる先輩・上司に教わるという形でした。調剤から始めて対人業務に移行していきます。6月いっぱいまでは調剤業務の実習を行い、その間に知っておくべき薬剤についての知識を先輩から教わりました。加えて当社では、全薬剤師向けの勉強資料がほぼ毎日送られてきます。ある支店の先生が実際の事例をもとにして、薬剤師が知っておくべき事柄を整理して発信してくださっているのです。これも非常に勉強になります。

今は「応援」という形であちこちの店舗に出向いています。店舗に配属された新人は皆経験するようで、都内だけで20店舗は行ったでしょうか。その店舗ごとに、今いる薬局では扱っていない薬剤などの知識を吸収しているところです。いろいろな処方や患者さんに触れられるので、これも良い勉強になります。

「店舗の雰囲気が良い」のが当社を志望した理由だとお話ししましたが、20店舗以上で勤務した今でもその印象は変わりません。どの薬局に応援に行っても温かく迎えてもらっています。この会社の雰囲気の良さは確実です。

入社してからもう一つ、この会社の良さが分かりました。それは「患者さんの声によく耳を傾ける」という姿勢。学生時代、当社の薬局を使う以前の話ですが、患者の立場として「なぜジェネリック医薬品をそこまで推すのだろう」など、薬局サイドの「押しつけ」を感じた経験がありました。しかし、当社の薬局ではそのような姿を見た記憶がありません。医学・薬学的に問題がなければ、患者さんの要望が最優先なのです。この姿勢は働いている薬剤師の気持ちにも、良い影響を与えてくれます。本当に楽しく働ける職場です。
(西村さん)

学生の方へメッセージ

<高橋さん>
薬剤師の仕事は大きく変わりつつあります。一例を挙げれば、オンライン診療やオンライン処方箋への対応などです。ですから薬学の知識だけでは対応が困難になる一方、逆に少しくらい薬学は苦手でもそのような変化に対応できる総合力を持った薬剤師が活躍しやすい時代になったともいえます。ですからこれまでの「薬剤師」像に照らして自信を持てなくてもチャンスはあります。ぜひ挑戦してみてください。

<岡部さん>
とにかく雰囲気の良い店舗が多いです。今の店舗には、特段用事もないのに挨拶だけで寄ってくださる患者さんもいます。外から見てもそれくらい親しみやすい雰囲気なのでしょう。また入社後に短期間でいろいろな店舗を経験できるので、薬剤師としての経験の幅は間違いなく広がります。そしてもう1点。駅から近い店舗が多いのも助かります。通勤は毎日ですからこの点はかなり大きいですよ。

<西村さん>
薬剤師として学ぶ機会の多い会社です。「現場で覚えてもらおう」という方針のようで、薬剤師同士で練習するよりも、先輩見守りのもと患者さん対応を通して学ぶ機会が多いと感じています。実践的なスキルが身に付きますね。「応援」でいろいろな店舗を経験できるのも同様です。とにかく1年間よく勉強させていただきました。成長したい薬剤師にはおすすめです。

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店舗間の距離が近く、応援などによる薬剤師同士の交流も盛んに行われているミネ医薬品。別店舗を含めたくさんの知り合いがいることが心強いという薬剤師も多い。

マイナビ編集部から

首都圏の駅前を中心に展開するミネ医薬品。徹底したエリア戦略で強みを打ち出すと同時に、さまざまな形態の店舗を地域に集約させているため、ライフステージやキャリアラダーに応じた店舗での勤務が可能だ。これは薬剤師にとって大きな魅力だろう。加えて、遠方への転勤がない、産休・育休を取りやすいという点は、長期的なライフプランを考える上でも大きなメリットとなる。

今回の取材で感じたのは、職場の雰囲気の良さだ。薬剤師がのびのびと働いているのが手に取るように分かった。適切な配置転換により常に成長できる環境に身を置けることや、薬剤師に営業ノルマがない点などが反映されているのかもしれない。
西村さんから伺った新人教育も目新しかった。自店舗でしっかり経験を積んだのち、通うのに無理のない範囲で、他店に「応援」に行くという教育方法だ。西村さんは「自分で応援になるのか」という不安もあったが、どの店舗でも温かく迎え入れられたという。このようなシステムが可能なのも、各店舗の雰囲気が良いからだろう。

大変換期を迎えつつある調剤薬局業界において、ミネ医薬品は無理に背伸びすることなく、純粋に「患者さんのための薬局」を目指しているように映る。「背伸びしないから無理がない、無理がないから働きやすい」。それがこの会社の本質だと感じた。「薬局薬剤師」としての成長を狙うなら、ぜひ研究をしてみるべきだろう。

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総合病院の門前薬局から都心部のクリニックモール、ドラッグストア併設薬局など多様な業態を展開。薬剤師として多様な経験を積みながらキャリアアップできる。

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