最終更新日:2024/6/26

(株)九州リースサービス【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • リース・レンタル
  • その他金融
  • 不動産
  • 損害保険
  • 生命保険

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「共存共栄」「地域貢献」の理念のもと、あらゆる業界の企業経営を多角的にサポート

PHOTO

異なる部署で活躍する先輩社員の姿から事業の多様性が見えてくる

多様化する時代のニーズへ応え、リースを中心とした総合金融サービス業を展開する九州リースサービス。それぞれ異なるキャリアを歩む先輩社員に、仕事のやりがいや自社の魅力、今後の目標などについて聞きました。

■薦田 健太(写真左)
営業統括部 投資戦略室 主任/2015年入社

■矢山 敦規(写真右)
熊本支店 主任/2014年入社

■宮崎 望夢(写真中央)
総合企画部 主計チーム/2023年入社

先輩社員が語る自社の魅力

「全社員合わせて約160名の少数精鋭企業なので風通しが良く、経営陣とも近い距離で意思疎通を図ることができています」(薦田さん)
「10年ほど前から新卒社員を採用しており、社内が年々若返っています。若手の意見を取り入れてくれる風土があるので、意欲的な方はやりがいをもって働けます」(矢山さん)
「いずれは会計に関わりたいと思っていましたが、1年目から会社の経営に関わる部署で働けるとは想像しておらず驚きました。若手にもチャンスが多い会社です」(宮崎さん)

変化に富んだこれまでのキャリアを活かし、自分にしかできない仕事を追求する【薦田】

●東京支店への異動でファイナンスを担当
入社後は、本社営業部の事務係に配属となり、その後久留米支店でリース営業を約2年間経験した後に、東京支店へ異動することになりました。当社は総合金融サービス企業としてリース以外にも多様な事業を手掛けており、東京支店では主にファイナンス事業を中心に取り組み、中でも不動産開発資金などを融資する案件がメインの仕事となりました。東京で不動産を開発するための資金融資となると金額も大きくなりますし、複数の業者の中から当社を選んでもらうために意識すべきポイントもリースとは異なり、苦労しながらも新たな学びを得ることができました。融資契約を結んだ案件が数年後に不動産という形になり、そこで人が生活している様子を目にすると地域社会や経済へ貢献できているというやりがいを感じるものです。

●次なるチャレンジの場は新規事業開発
東京支店で約6年間勤務した後に福岡本社へ戻ることになったのですが、異動先は予想外の部署でした。投資戦略室という社内でも特殊な部署で、現在の核であるリース、ファイナンス、不動産に続く当社の柱となるような新規事業の開発をミッションとする仕事です。自社のリソースには限りがあるので、他社とのM&Aや業務提携を視野に入れつつ新たな事業を模索している最中です。会社の根幹となる事業を生み出すというスケールの大きな仕事へ挑むにあたって西日本フィナンシャルホールディングスのネットワークを活用できることは、2022年にグループ会社となった当社の強みです。銀行が有する情報やノウハウを参考にしつつ、私自身がこれまでに培ってきたファイナンスや不動産についての経験も役立てていきたいと考えています。

●入社前には想像もしていなかったキャリアパス
私は元々、幅広い業界のさまざまな経営者の方と接しながら、変化に富んだ仕事ができそうだと考えてリース会社への就職を希望。その中でも当社のリースだけではない事業の多様性に、魅力を感じました。これまでのキャリアを振り返ると、期待以上にいろいろな仕事を経験することができています。社内でも異色のキャリアを歩んできたので、その経験や人脈などを他のメンバーにも共有しつつ、私にしかできない仕事でお客様や地域へ貢献していきたいです。

自身の営業活動にも部下の管理や育成にも全力で取り組む【矢山】

●リースによって地域へ貢献できるやりがいを実感
これまでのキャリアの大半でリース営業を担当しており、北九州支店、本社、そして現在勤務する熊本支店に所属してきました。機械や設備を必要とする企業であれば、どんな業界でもお客様になり得る幅広い営業ができることが当社の強み。設備投資の計画をヒアリングして必要な設備を提供し、「矢山さんに提案してもらったから、事業がうまくいっています」などとお客様から感謝していただけることが何よりのやりがいです。熊本支店では人吉エリアの豪雨災害からの復興や、菊陽町での半導体製造企業の新工場建設といった案件で土木建設機械をリースする機会があるなど、地域へ貢献できているという実感を得られています。

●上司の役目は部下のモチベーションを上げること
入社6年目に主任へ昇格してからは、営業としての自分の仕事に加えて、部下のサポートも担当しています。私自身、若手の頃は上司から丁寧に指導を受け、失敗をフォローしてもらいながら成長してきました。部下の商談に同行したり、営業方針へのアドバイスを送ったりする中で、何よりも心掛けているのは「いかにして部下のモチベーションを上げるか」ということです。欠点や失敗を指摘する前にできていることを評価して自信をつけさせ、仕事をやらされるのではなく、意欲的に自分から取り組むきっかけを与えたいと思っています。私もほめられて伸びるタイプだったので当時の上司の指導を参考にしつつ、私の働きかけによって部下が主体性をもって仕事へ取り組み、それが営業成績につながった時には私まで嬉しくなります。

●マネージャーとしてチームを率いる仕事に興味あり
部下を育てチームをまとめる主任の仕事に面白さを感じているので、今後はチームリーダーや、支店長などの管理職をめざし、今より多くの人へ影響を及ぼすようなマネジメント業務にチャレンジしたいと思っています。また、これまでリース営業一筋のキャリアを歩んできたので、別の事業にも興味があります。就職活動中、私は金融と不動産に興味があり、当社が両方の事業を手掛けていることに魅力を感じて入社を決めました。そのため、チャンスがあれば不動産事業も経験してみたいです。

入社1年目から会社全体の経営状況や企業概況をまとめるチームの一員へ【宮崎】

●リース事業への興味と親しみやすい社風が入社の決め手
私は商業高校出身で、大学でも会計ゼミに所属。金融業界で働きたいと考え、最初は銀行を中心に見ていましたが、そこから視野を広げた際に当社のことを知りました。資金を融資するのではなく、モノをリースして企業活動をサポートするという業態が面白そうだなと感じたことが当社に興味をもったきっかけ。説明会へ参加した際に感じた、「金融業界=堅い」というイメージとは異なる温かで親しみやすい社風も魅力的でした。また、インターンシップや説明会で接する先輩社員の話から、みんなが自分の会社のことを好きなんだなという様子が伝わってきて、私も一緒に働いてみたいと思いました。地元の福岡に腰を据えて働ける地域総合職での募集があったことも惹かれたポイントです。

●社外に開示する重要な資料の作成に関わる
私が所属する主計チームは、月次決算や四半期報告書、有価証券報告書といった、子会社を含む当社全体の経営に関する資料をまとめる部門です。学生時代に培った会計の知識や簿記の資格が役立つ場面もありますが、まだまだ未熟なことばかりです。上司から社内のシステムや会計について細かく教えてもらいつつ、社外セミナーにも何度も参加させてもらい専門知識を磨くことができました。表面的にしか理解できていなかった会計の仕組みが分かるようになり、ますます会計が面白くなっています。私が悩んでいれば、それを察して声をかけてくれる温かな環境のもとで、成長を実感できることがやりがいにもつながっています。

●会計業務を通じて自社の特徴が明らかに
会計業務を通じて驚いたことが2つあります。まず、営業一人ひとりの売上が大きいということです。百数十名の少数精鋭で事業を展開する当社ならではの特徴だと思います。もう1つの驚きが、リース以外にも幅広い事業を手掛けているということです。私は関連会社の決算書類を担当する機会が多いのですが、不動産事業や保険事業、太陽光発電事業やLED照明のレンタル事業など、入社前に想像していた以上に多くの事業がありました。今後は会計や税制など必要な知識をさらに深めて、入社2年目以降は関連会社の資料作成を1人でできるくらいに成長することが目標です。

学生の方へメッセージ

【薦田】
私は器用なタイプではないので、幅広い業界の企業へエントリーして選考に臨むのではなく最初に業界研究を入念に行い、業界を絞って就職活動を進めることにしました。その過程で興味をもったのがリース事業。ピンポイントでリース会社を狙ったことで、業界への理解が深まり、企業ごとの比較もしやすかったです。いろんな仕事がしてみたいと考える方にとって、当社はぴったりな企業でしょう。

【矢山】
就職活動では聞いたことのある会社、知っている業界に目が行きがちです。しかし、学生がイメージできる仕事や業界は、社会の一部にすぎません。当社のように法人向けのビジネスを展開するBtoBの企業にも、学生に知られていないだけで面白い企業はたくさんあるものです。私自身、業界研究をする中でリースという形態を知り、こんなビジネスがあったんだと関心をもつようになりました。

【宮崎】
私がそうだったように、金融=銀行というイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。業界を深掘りすることで、リース、証券など、銀行以外のさまざまな企業を知ってほしいですね。さらに、説明会などへ参加すると同じ金融業界でも企業ごとの雰囲気が大きく異なることが分かるはずです。その中で、居心地の良さを感じる企業を選ぶのが良いと思います。

PHOTO
全員の顔と名前が一致する規模感だからこそ、部署を問わず互いについて気心の知れた関係性で、チームワークを発揮することができる。

マイナビ編集部から

今回取材した社員の多くが、就職活動を始めた当初は「リース」というサービスを知らなかったように、学生にとって九州リースサービスの事業内容は馴染みが薄いものかもしれない。しかし、企業活動において「リース」はごく一般的な手法。あらゆる業界にビジネスチャンスがあるという点は大きな魅力といえる。

また、社名のイメージからリースの専門会社という印象をもつかもしれないが、同社は「総合金融サービス企業」として、多様な提案ができることも強みである。たとえば、工場を新設する土地を探しその土地を取得する際のつなぎ資金を融資したり、工場内の各種設備のリースをしたり、工場の火災保険を提案したりなど、多面的なサポートが可能。さらに、環境ソリューション事業を行っている同社は、顧客の環境への貢献も実現するソリューションを提供できる。同じ会社にいながら、リースも融資も不動産も経験できるチャンスがある企業は決して多くないだろう。

2022年に西日本シティ銀行を中心とした「西日本フィナンシャルホールディングス(西日本FH)」の持分法適用会社となったことも同社にとってはターニングポイントだ。西日本FHの顧客基盤及びネットワークを活用することで、これまで以上に多様なソリューションの提供を行うことが可能になっている。九州リースサービスは、同社だけでしか描けない多彩なキャリアパスが待っている魅力的な企業だと感じられた取材であった。

PHOTO
「共存共栄」と「地域貢献」が九州リースサービスの掲げる企業理念。顧客と共に発展、成長し、地域経済を盛り上げていくことをめざしている。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)九州リースサービス【東証スタンダード市場上場】の取材情報