(株)やさしい手

定期で訪問するヘルパーが決まらない利用者様に、暫くの間訪問してサービスを行っていたことがありました。少し気難しい方だったため、最初は笑顔が見られずかわす言葉も最低限のものでした。しかし、何度もサービスに入るうちに徐々にかわす言葉も多くなり、柔らかな表情を浮かべていただけるようになっていきました。最終的には笑顔でお話することができるほどにまで関係性を築くことができたのは今でも心に強く残っています。

他者のために直接的な行動をとることができる、という点が大きいです。どのような仕事も最終的には他者のためになるとはいえ、直接的に感謝の意を伝えられることが多いことがこの仕事のやりがいを感じる部分だと考えます。また、想いの面だけでなく行動についてもやりがいを感じる点があります。利用者様の生活において困っていたり問題があったりすれば、それを他職種に報告しサービスの内容や方針の転換についての相談を行います。利用者様がより良い生活を送ることができるよう、様々なかかわり方ができるのも大きなやりがいの一つです。

やさしい手は無理のない労働環境が　大学が介護系ではなく知識や能力に不安があったことと、一般的なイメージとして介護系の職種は肉体と精神の両方に負担が大きいという印象があったため、無理のない働き方ができる会社を探していました。やさしい手は介護系の企業の中では休日が多く、法定労働時間を守る意識も高い会社であったため入社を決意しました。

介護福祉士の資格取得を目指しています。私は介護系の学校を出ていないため、受験資格を得るだけでも3年ほどかかります。受験資格を得るまでに介護における技術と知識を学び、一発合格を目指して励んでいます。

夢といえるほどはっきりとした物ではないですが、訪問介護士及びサービス提供責任者としてのスキルを磨いたのちには、より広い視野で要介護者の方々に関われる職種に就けるよう、能力を磨いていきたいと考えます。