JA全農くみあい飼料(株)【西日本事業本部】（旧社名：JA西日本くみあい飼料(株)）

　私は大学時代スポーツを専攻しており、農学や畜産についての知識はありませんでしたが、就職活動をするなかで国産畜産物（日本の食）を支える飼料業界を知り、興味をもちました。当社はJAグループであり、自社だけでなく生産者の利益向上を考え仕事をしているところに魅力を感じました。

　私の業務は養鶏配合飼料の営業です。卵や鶏肉を生産する畜産農家さん（生産者）に当社の安全に管理された高品質の飼料を使用してもらうため、日々仕事に取り組んでいます。
　飼料営業は「売ればおわり！」というわけではなくその後も継続して使っていただくために、お客様からの相談を受け、新たな飼料の提案や品質の改善をおこないます。生産性の課題に対しては情報提供や農場調査などを実施し、生産成績向上のための取り組みもおこないます。そのため飼料営業は飼料以外にも幅広い知識が求められますが、様々な分野の仕事ができるのも飼料営業の魅力の一つだと思います。

　私は担当するお客様の生産物が、スーパーマーケットや飲食店で販売されているのをみると、とても嬉しいです。一般の消費者の方は、飼料に対しあまり関心はないかもしれませんが、飼料は畜産物生産にとって必要不可欠なものであり、安全でおいしいお肉や卵の生産を陰ながら支えている存在です。当社飼料を食べてできた畜産物が消費者から選ばれ、いつでも店頭に並んでいることは当社の配合飼料も良かったのだと自信になります。
　私はより多くの消費者に、当社飼料で育った畜産物を食べてほしいです。また、輸入ではなく国産の畜産物がもっと選ばれるために、飼料から国産農畜産物を盛り上げていきたいと考えています。