東洋技研(株)

品質管理の仕事をしています。
要求品質や製品仕様を満たす製品が生産されるように、各工程を管理するのが品質管理部の役割です。
検査方法の策定、検査結果や製品の状態の傾向の分析や監視、生産工程の改善など様々な業務を通じて不良を発生させない為の仕組作りを行っています。品質管理部の仕事の結果は数値データとして表れます。自分の仕事の成果が一目で分かるため、やりがいがあります。

配属されて少し経った頃、新製品の工程設計に品質担当として任命されました。前例のない生産方法の製品のため品質をどのように担保するのか非常に悩みましたが、関係部署と話し合いを重ね、ひたすらデータを取り続ける日々。失敗を繰り返すことでデータだけが溜まっていきました。それでも、「良い製品を作る」という共通の目的に向かってチーム全体で新たな方法を模索し続けた結果、ついに満足のいく工程を作ることができました。その時に集まったデータは今も活用され新しい工程設計に生かされています。様々な部署と連携しながら共通の目的に向かって一緒に前に進んでいく。それが結果として表れたときの達成感はとてもいいものです。

品質を管理するための知識を増やし、新しい技術を柔軟に取り入れながら安定した社内品質の向上を進めていきたいと思っています。品質の管理は不具合が出てから対処をするのではなく、不具合が発生しない仕組みを作りこむことが大切です。「もっと品質を良くするためにはどうすればよいか」を常に考え、東洋技研の品質の安定とブランドイメージを守っていく為にこれからも活動していきたいと思います。