私たち「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の仕事は事業内容に記載のとおりですが、具体的な業務は運用のフロント部門から、ミドルバックを担う管理部門まで多岐に渡ります。
その中で、フロント部門に在籍する若手運用専門職員の仕事について一例として紹介します。
『私が在籍する投資運用部においては、ポートフォリオ全体のバランスや、ファンドの組合せ方、そもそも委託するファンドのリスク・リターン特性の把握など、GPIFの巨大なポートフォリオは階層構造のように細やかにマネジメントされており、日々変動するマーケット環境を把握しながら適切な見直しを行います。それを実現するために日々多くの職員が業務に注力しています。』
また、この若手運用専門職員が仕事の中でやりがいを感じる時を以下のように話しています。
『新しい仕組みであったり、手法であったり、形は様々ですが、自分の考えたアイディアが認められて、実際の実務に活用されるようになった際にやりがいを感じます。この辺りは、自分が理系出身でどちらかというとエンジニア気質があるからなのかもしれませんが。』
これは一例ですが、法人全体を見ても職場の雰囲気はとてもフラットです。年齢が若いから意見が聞いてもらえないということは全くありません。よい意見やアイディアであれば誰の意見でも受け入れられる組織風土があります。また、組織規模が比較的小さいということもあり、部署を跨いだコミュニケーションも盛んに行われています。さらに役員を含めた上席者との距離がとても近く、担当する案件の方向性について担当者ベースで相談しにいくということが日常的に行われています。このように役職員が一体となって日々、もっぱら被保険者の利益のために業務に邁進しています。