新潟県信用保証協会

長岡市を管轄する長岡支店保証第一課で，保証業務と経営支援業務に携わっています。どちらの業務においても「まずは中小企業の立場で考える」ということを心掛けています。

入協2年目に，保証相談のあった中小企業を上司と訪問したことがありました。当時は，何を聞いたらよいのかわからずにいましたが，上司がリードしながら社長様の考えを聞き出し，また助言を行い，最終的に保証支援を行うことになりました。
その後，社長様から「ありがとう」と言ってもらえたことがとても印象に残っています。

様々なお客さまとお会いする中で「中小企業の方は，自分と家族の生活だけでなく従業員とその家族の生活などを守るという重い責任を抱えながら事業の維持・発展を目指しており，悩みごとは付き物なんだ」と知りました。

かつて、同行時に適切な助言をしていた上司のようにお客さまの悩みを解決する手伝いができるようになりたいと思い，職場内のプログラムを活用して中小企業診断士の勉強を始め，2016年に資格を取得しました。
もちろん「資格があるから助言ができるようになる」わけではないので，今も様々な情報に触れ，明日お会いするかもしれない社長様の役に立てるよう，知識を高めるようにしています。

ひとことで言うと「風通しがよい職場」だと思います。
金融関連の仕事は一般的に事務量が多いと思いますが，中小企業のことを考える時間を持つためには，効率的な事務を行う必要があります。
「事務改善のアイデアを思い付いたら，すぐに話合う」そんなことができる関係です。