新潟県信用保証協会

本店営業部保証第一課に所属し、県経済の中心ともいえる新潟市中央区の地域担当者として、主に保証審査業務を行っています。
保証審査業務では、お金が必要な理由、必要な金額、事業を継続する力等を見極めることが求められます。数字と実際の事業活動を関連付けて考えることで、企業の状況を読み取とったり、時には直接企業におじゃましたりすることで、企業の「強み」から将来性や可能性を見出すことが重要です。お客様それぞれに本当に必要な「解決」を提供するために、常に想像力を働かせるよう心がけています。
最近では、組織として経営支援業務にも力を入れており、企業の経営課題解決のサポートも行っています。飲食店を例にとると、企業を訪問してメニューやHPのデザインをお客様と一緒に考えたり、販促のための季節イベントを提案したりといった形です。事業内容に応じて、お客様と同じ目線に立つことを意識して様々な支援を行っています。
年次が上がるごと業務は複雑化していますが、同時にやりがいも強く感じています。

失敗談として、ひとつの保証相談の審査を長期化させてしまい、お客様と、その窓口となる金融機関に迷惑をかけてしまったことがあります。
本来であれば、最初に送られてきた資料に目を通し、審査を行うために必要と判断した場合には、追加の資料を金融機関に依頼し、可否を判断します。しかし、最初の段階で十分に審査資料に目を通せていなかったため、結果として金融機関との書類のやり取りに時間がかかり、回答が遅れてしまいました。
この経験から基本に立ち返り、自分の能力を過信せず、複雑な案件ほど上司や先輩職員への「報・連・相」を心がけるべきだと再認識しました。
職場には、気軽に相談できる上司や先輩職員がたくさんおり、失敗しても親身になってフォローしてくれます。小さな失敗を恐れず可能な限り自分で考え、必要な時には適切な助言を受けることできるので、ありがたい環境で仕事をさせていただいています。